往年の探偵ドラマを愛したすべての人に捧ぐ!貫井徳郎著『北点の馬たち』
角川書店 ブランドカンパニー
ベストセラー『慟哭』から20 年、新たな代表作となるサスペンスミステリ!ちりばめられたすべての伏線がつながったとき、最後に衝撃の結末が待ち受ける!
松田優作の「探偵物語」、萩原健一と水谷豊の「傷だらけの天使」…1970年代から80年代にかけて数々の人気探偵ドラマが放映されました。横浜・馬車道を舞台に草刈正雄と藤竜也が主人公の探偵を演じた「プロハンター」もそのうちの一作。『北天の馬たち』は、探偵ドラマを愛する作家・貫井徳郎が、作家生活20周年を記念し、この「プロハンター」へのオマージュとして描いた小説です。探偵事務所を舞台に男たちのまっすぐな友情を描いた本著は、当時ドラマに熱狂したファン必読の一冊!
【刊行日】2013年10月22日 【定価】1,575円(税込) 【頁数】328頁 【体裁】四六判上製
【公式ウェブサイト】http://www.kadokawa.co.jp/hokuten/
※著者のメッセージ映像、作品舞台となった横浜のマップなど御覧いただけます。
【内容紹介】
横浜・馬車道近くに探偵事務所を開いた、ふたりの男。
彼らを静かに見守る、ひとりの女性。
特別な絆で結ばれた3人には、胸に秘めた思いがあった――。
毅志は、横浜の馬車道近くで、母親と共に喫茶店「ペガサス」を営んでいる。ある日、空室だった「ペガサス」の2階に、皆藤と山南というふたりの男が探偵事務所を開いた。スマートで快活な彼らに憧れを抱いた毅志は、探偵仕事を手伝わせてもらうことに。しかし、付き合いを重ねるうちに、毅志は皆藤と山南に対してある疑問を抱いていく……。
※初出:「小説 野性時代」2012年10月号~2013年8月号
【著者紹介】貫井徳郎(ぬくい・とくろう)
1968年東京都生まれ。93年、鮎川哲也賞の最終候補作『慟哭』でデビュー。2010年、『乱反射』(朝日新聞出版)で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』(幻冬舎)で山本周五郎賞を受賞。その他の著書に『失踪症候群』(双葉社)『天使の屍』(角川書店)『プリズム』(実業之日本社)『新月譚』(文藝春秋)『微笑む人』(実業之日本社)『ドミノ倒し』(東京創元社)など多数。
Twitterアカウント @tokuro_nukui
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像