【カレー大学院/第7期生が卒業!カレーのプロとしてカレー業界へ羽ばたきました!】次回のカレー大学院の入学説明会を開催。カレー専門家への登竜門となる「カレー大學総合学部」は6月24日(土)に開催します
新たなカレー専門家が誕生しカレー業界で大活躍します!8カ月にわたりカレーの猛特訓するカレー大学院、4月22日(土) に執り行われた卒業式「2022年度生(第7期)修了証書授与式」の模様をレポート!
カレー大学院への入学は、カレーを学問として総合的かつ体系的に学ぶことのできる「カレー大學総合学部」を受講し『カレー伝導師』資格を取得していることが条件となります。この通学講座を6月24日(土)に開校します。
日本のカレー業界を牽引するカレー研究情報発信機関であり、カレーのプロフェッショナル育成機関で、ビジネス成功確率の高いカレーの専門家、及びカレーの幅広い知識を有するカレー愛好家を目指しましょう!
■「カレー大學 総合学部」講座概要
講座名: カレー大學総合学部
開講日: 6月24日(土)10:00~17:00
受講料: 35,000円(税別)
形 式: 通学講座
場 所: 神田駅周辺
目 的: 1.カレーの知識・奥深いカレーの世界を広めカレーの文化の発展を図る。
2.カレーの知識を深めることで、 カレー店経営やレトルトカレーの開発などの
ビジネス的な局面から、家庭でのパーティ、食べ歩きなど趣味の局面まで、
さまざまな面で役立てさせる。
3.目標として、日本全国にカレー業界を牽引する「カレー伝導師」を育成する。
内 容: 6科目/5時間、認定試験
1.「カレー概論 カレーとはいったい何か?」
2.「カレー歴史学 カレー日本史とカレー世界史」
3.「カレー社会学 カレーに関する文化」
4.「カレー商品学 売られているカレー商品」
5.「カレー調理学 カレー調理の基本」
6.「カレー食べ歩き学 正しいカレーの食べ歩き方」
備 考:カレー大学院の卒業生が中心に講師を務める特別講座となります。
★お申込み
➨こちらから:カレー大學HP www.currydaigaku.jp
カレーの魅力をもっと深く学びたい!日本で唯一のカレー専門家育成校「カレー大學大学院」志抱く5人に「修了証書」授与
「カレーのスペシャリストになりたい!」と挑んだ卒業生たち。2023年4月22日(土)、東京・神田エッサム神田ホールで、カレー大学院の「2022年度(第7期生)修了証書授与式」が行われました。全国から会場入りした卒業生たちは、満面の晴れやかな表情をしていました。
より専門的なカレーの知識と実践的な調理の技能を、井上岳久(いのうえ・たかひさ)学長やカレー調理のプロである銀座デリーの田中源吾(たなか げんご)特別教授)、スパイスの実践的な使用法の第一人者である井上スパイス工業社長の井上剛(いのうえつよし)特別教授などから学び、次の目標に向かう卒業生たちの修了証書授与式をレポートします。
↑卒業の記念に贈呈される憧れのコックコートに身を包み笑顔の卒業生達
第1部 基調講演 「書籍出版の現状を知りカレーで自著本を出そう!」
講 師: ごきげんビジネス出版 光 成治 氏
会場では、講演前からお互いにカレー情報を教えあったり、書籍の企画案を見せて感想を聞くなど盛り上がったり、書籍出版に興味津々の様子です。
いよいよ午前10時から、クラウドサーカス株式会社ごきげんビジネス出版の光 成治(ひかり・せいじ)さんを講師にむかえ、基調講演がスタート。
↑「書籍出版の世界を知りカレーで自著本を出そう!」をテーマに講演する光さん
講演では、出版業界の近況や電子書籍の基本、そのメリット、出版方法などについて
具体例を出しながら分かりやすく丁寧に説明。本を出すときのポイントについても詳しい説明があり、卒業生たちは熱心に聞き入っていました。
↑電子出版の企画案を発表する須賀井さん
講演後半は、卒業生によるカレー関連書籍の企画案の発表です。中には、実際に書籍出版を検討している方もいて、具体的な作品見本を添えて発表したり、現在の仕事の中で発案したオリジナルレシピのアイデアを発表したりする人もいました。
光さんは、そのアイデアに対する感想や注意点、実際に出版するまでのさまざまな取り組み方などを、一人一人にアドバイス。卒業生たちは、丁寧に書き込まれた企画案発表に感心しつつ、講師に気軽に相談できるという安心感もあり、出版への意欲をますます刺激されているようでした。近い将来、卒業生の中から、新しいカレーの魅力を引き出してくれる「カレー専門家の著者」が現れるかもしれません。
達成感と憧れのコックコート!修了証書授与式
講演後、いよいよ、修了証書授与式となりました。
今回は、後輩となる「第8期生」の院生を前にしての授与式。
少し緊張ぎみの卒業生たちでしたが、井上学長より一人ずつ修了証書と記念のコックコートが渡されると、後輩と同期の仲間たちから盛大な拍手が送られました。一気に緊張もほぐれ、達成感と憧れのコックコートに満面の笑顔です。
カレー大學大学院は、単にカレー好きというだけではなく、カレーの歴史から調理学実践の場としての実習、フィールドワークとしての食べ歩き、各種レポート、卒論、卒業試験と、専門的でハードルの高いカリキュラムとなっています。
専門性の高い内容を、1段階ずつクリアしての卒業となるので、同席した「第8期生」の後輩たちにとっても、身を引き締めつつ憧れの授与式となったようです。
<カレー大學大学院・卒業生の皆さん> 2022年度の卒業生を紹介
須賀井 成行さん
明るく積極的なイメージの須賀井さんは、以前インドへの5年間の赴任を経験。
そのためか、にこやかでとても話しやすく、会場の雰囲気を緩やかに盛り上げ、皆さんの緊張をほぐしてくれていました。
記念のコックコートを贈る井上学長と修了書を持って笑顔の須賀井さん
インドの文化とカレーの魅力を漫画で表現
須賀井 成行(すがい・しげゆき)さん
<Profile>
以前、機械製造会社に勤務、当時インドの子会社に5年ほど赴任した経験があり、現地で出会ったインドのスパイスカレーの美味しさと奥深さに感動。カレーという食の誕生に関わるその国の歴史や文化も含め、わかりやすく伝えたいと出版を検討中。
須賀井さんは、インド赴任中に出会ったスパイスカレーについて、もっと深く知りたいと思ったのが、カレー専門家への道を開くきっかけとなりました。また、カレーだけではなくインドの慣習や文化の面白さにも気づいたそうです。「とにかく、全てが面白い国なんですよ!」と目を輝かせる須賀井さん。
苦労も多い海外生活の中で、インドという国の独特の文化や人々の暮らし、その暮らしの中に根付くスパイスを生かしたカレーのおいしさ! その奥深さに感動したことを、もっと多くの人にわかりやすく伝えたい!という熱い思いがこみあげてきたそうです。
大学院で学んだ中で最も興味をもったのは、「カレーの歴史とその広がり方。」と
須賀井さん。
今は、当初の目標であるインドの面白い習慣や文化、そしてスパイスカレーのおいしさを、わかりやすく漫画で表現し、多くの人に伝えたいと出版を検討中だそうです。カレーの魅力を漫画でどのように表現するのか、注目です。
(←須賀井さんのプロデュース作品)
丸澤 直子さん
穏やかで落ち着いた雰囲気の丸澤さんはカレーについての情報通。
カレーに関連するメディア情報にも精通、多方面からの視点でカレー情報を話されていて、皆さんに頼り甲斐のあるお仲間と思われているようです。
定年後のリスキリングでカレーの専門家をめざす
丸澤 直子(まるさわ・なおこ)さん
<Profile>
都内で公務員として長年勤務した丸澤さん。めでたく定年を迎え、新しい一歩を踏み出したいと大好きなカレーのスペシャリストになれるようリスキリング(学び直し)に挑戦。専門的な知識をもとにカレー店をオープン予定。
もともと子供の頃から特にカレーが大好きだったこともあり、定年後はカレーについてもっと専門的な知識を身につけたいと思ったのが、大学院で学ぶきっかけです。
横須賀出身ということもあり、海軍カレーをはじめ多様なカレーに親しんできた丸澤さん。大学院で、最も興味を持ったのが調理学。カレー調理のプロにスパイスの細やかな使い方を学び、そのスパイスの奥深さに改めて感動! 指導をもとに、自分で作ったカレーを味見してもらい、「スパイスの使い方にコメントをいただけたことで、自分らしいカレーの味をイメージできるようになりました」と満面の笑顔。
「課題も増えましたけど、やりがいも感じています」と丸澤さん。
今後は、学んだことを実際に生かしていきたいと、週末のみ開店のカレー店の開業に向けて着々と準備中です。自分らしい生活スタイルと自分にしか表現できない味わい
のカレー。また一つ、ステキなカレー店が誕生しそうです。
永原 優太さん
会社員から一転、今年1月に広島県で念願のカレー店をオープンした永原さん。
静かな話し振りの中に熱意を秘め、レシピ開発や電子出版にも興味を持つ若手のホープ!
さすがに、コックコートがしっくりと馴染み似合っています。
新メニュー開発に燃える若きカレー店オーナー
永原 優太(ながはら ゆうた)さん
<Profile>
今年(2023年)1月6日広島県三原市に、念願のカレー店をオープン! 以前は会社員として勤務していましたが、大好きなカレーをお客様にもっと知ってほしいと思い切って開業を決断。今後は、メニューの充実のため、新レシピの開発やレシピ本にもチャレンジしたいそうです。
カレー店オーナーでありながらも、特にカレー調理学や幅広いカレーについての知識を身につけたいと思ったのが受講のきっかけだそうです。「カレー大學大学院で学んだことを生かし、お客様とカレーの話題でコミュニケーションを深め、もっとお店を盛り上げたい!」と永原さん。講義の中で一番の学びは調理学で、プロから学んだ「カレーに合うお米の炊き方」が印象的だったとか。カレーそのものに目がいく中で、その味に適したお米の炊き方を学んだことで、これからの味のバランスがどう変化していくのか注目です。
現在、店では、チキン、キーマなどのスパイスカレーやオリジナルの「気まぐれカレー」などのメニューを提供していて40〜50代の方が多いそうですが、今後は、20代〜50代の各年代層におすすめのカレーメニューの充実と開発につなげたいと、目を輝かせていました。
大賀 淳さん
遠方から上京のため、少し遅れて会場入りした大賀さんは、落ち着いた雰囲気の会社経営者。
地元の生産者と協力し、地産地消のためいろいろな場所で店舗運営やイベント参加など多角的に展開しているそうです。
和牛の地産地消に貢献。需要拡大に向けて更なるチャレンジ!
大賀 淳(おおが じゅん)さん
<Profile>
茨城県水戸市に本拠を持つ和牛専門の精肉店と食肉加工業の経営者 大賀さん。茨城県内や県外に焼肉店5店舗も展開しています。食肉加工を本業とするなか、更なる需要拡大のために焼肉をはじめ和牛を使ったメニュー開発に取り組んでいます。
地元の生産者組合さんや自治体から頼まれ、店舗経営の傍らイベントにも参加するなど地産地消の活動にも協力している大賀さん。仕事の関係でカレー店のオファーがあった事がカレーを専門的に学ぶきっかけとなったそうです。
大学院での講義の中で、特に調理学でプロの細やかな指導を受け、「スパイスの奥深さ、カレーへの向き合い方など、プロの調理にかける真剣な姿勢に尊敬と感動を覚えました。」と、たくさんの刺激と学びを得られたそうです。今後は、和牛の更なる需要拡大のため、「焼肉店が提供するカレー」の開発など、地域の活性化にも役立つ「儲かるカレー」を目指したいと熱く語ってくれました。
新谷 隆さん
消化器系の外科医 新谷さんは、この日患者の手術があり欠席となりました。
授与式には、参加できませんでしたが、その後の取材でカレーへの熱い思いをお聞きできました。
患者の要望に応えたい!体に優しいカレーを開発中
新谷 隆(にいや たかし)さん
<Profile>
都内で消化器系の外科医をされている新谷さんは、「カレーを食べたい」という患者さんの要望が多い事に気づき、消化器系の病気を持つ患者や末期ガンの人にも優しいカレーを考案したいと思ったそうです。現在、自分で様々なカレーを調理し、スタッフの意見を聞きながら体に優しい商品を開発中。
消化器系の外科医という仕事の中で、「消化器系の病気を持った患者さんが回復していくための食事とは?」と考え続けていた新谷さん。「そうだ!カレーは様々な栄養素が豊富で患者さんの要望も多いではないか」と思ったそうです。たまたまテレビでカレー大學大学院卒業生が出演している番組を見て、「カレーに精通していなければ駄目ではないか」と一念発起したのが受講のきっかけになりました。
実際に受講して「もしかしたら、世界を救うのはカレーではないか?」と感じたそうです。歴史やスパイスの効用など圧倒的なカレーの知識を学ぶことで、生きるために必要な栄養素が豊富に含まれていること、スパイスの調合で体のバランスを整えられることなど、新たな気づきに感動したと新谷さん。今後の目標は、「昆布だし汁をベースにした体に優しいカレーの開発や、子どもからお年寄りまでの健康指導を行えるカレー店の展開を検討中です!」と力強く語ってくれました。
<取材を終えて>
卒業生の言葉「食べることは生きること・・・」
卒業生の皆さんは、自分の様々な経験を通してカレーに真剣に向き合っていることを実感しました。それぞれの立場は違っても、カレーのスペシャリストとして、大きく羽ばたく日もそう遠くないのではと思います。カレーの仲間同士、共に刺激しあい、協力しあって「カレー業界」のさらなる発展に貢献されることを期待しています。
「カレー大學」ではカレーを体系的かつ実践的に学ぶことができ、 カレーを理解する必要不可欠な知識全般を習得します。 単なる知識としてだけでなく、 ビジネスや家庭で実用的に実践できる「生きた学問」として学ぶことを目指しています。
https://currydaigaku.jp
「カレー総合研究所」は、カレーを通した日本全体の食文化、健康食としてカレーの普及による健康面からのアプローチなど、日本総国民が大好物で国民食とまで言われているカレーをさらに盛り上げ、発展させることを目的とします。
http://www.currysoken.jp/
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