【釧路高専】実験×調理でおいしく科学を学ぼう
公開講座「サイエンスレストランへようこそ!#2」を開催
独立行政法人国立高等専門学校機構 釧路工業高等専門学校(北海道釧路市 校長:大塚 友彦 以下「釧路高専」)は、令和5年2月25日(土)に公開講座「サイエンスレストランへようこそ!#2」を釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞)クッキングスタジオにて開催しました。
- 講座の概要
- 講座の様子
昆布・煮干し・鰹節からそれぞれだしを取る「うまみ三種」、液体の比重を変えることにより二層にわかれる「ツートンミルクティー」、pHによって変色する紫キャベツとターメリックを使った「トリコロール焼きそば~ターメリックと紫キャベツを添えて~」の3種類の調理を行いました。
「うまみ三種」では、昆布、煮干し、鰹節からそれぞれだしをとり、官能検査を行いました。「ツートンミルクティー」では、砂糖を加えて密度を重くした牛乳と無糖紅茶で二層に分ける実験を行いました。「トリコロール焼きそば~ターメリックと紫キャベツを添えて~」では、通常の材料で作るとめんの色は本来の薄黄色になる塩焼きそばに、紫キャベツやターメリックを加えることによって、中華めんに含まれるかん水の影響で、それぞれめんの色が青色と赤色に変化する様子を確認してもらいました。
受講した小学生からは、「化学の原理や物理の法則についてもっと知りたくなった」、「焼きそばの色が変わる仕組みがわかった」、保護者からは「あらためて出汁について知ることができた」「自宅でも出汁を取ってみたい」「子どもでもできる調理作業があってよかった」などの感想が寄せられました。
講師の宮尾准教授から、「科学実験も調理も、材料の準備、手順の確認、目的の明確化などが共通しており、美味しくできることは実験が成功したことになります。今回は参加者の皆さんがすべての実験(調理)を成功させ、目的を達成できました。皆さんが達成感をもって喜んでいただいた姿が印象的で、講師・スタッフ陣も大変励みになりました。今後も、生活に身近な科学実験や調理を通じて、生活のいろいろな場面で見られる産業が高専での学びと深い関わりがあることも伝えていけるとよいと思っています。」とのコメントがありました。
来年度以降も公開講座を継続して実施する予定です。
- 釧路工業高等専門学校について
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構
釧路工業高等専門学校
所在地:北海道釧路市大楽毛西2丁目32番1号
校長:大塚 友彦
設立:1965年
URL:https://www.kushiro-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人国立高等専門学校機構
釧路工業高等専門学校
総務課研究協力係
TEL:0154-57-7216
e-mail:kenkyu@office.kushiro-ct.ac.jp
~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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