97.1%がやりがいを実感。シッターが考える保育の質とは ~KIDSNAシッターが意識調査を実施~

株式会社ネクストビート

株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)が運営するベビーシッターサービス「KIDSNAシッター」は、このたび、現役ベビーシッターを対象に「保育の質」に関する意識調査を実施しました。本調査では、シッター自身が感じる保育の質向上の課題や、働き方に関する意識を明らかにしました。

■保育の質が問われる時代、求められる「正しい知識を持つ保育者」

近年、保育現場では人手不足や業務過多が深刻化し、不適切な保育や事故のニュースが増えています。こうした状況の中、多くの保護者は「保育の質」を重視し、専門知識を持つ保育者に子どもを預けたいと考えています。政府もこの課題に対応すべく、こども家庭庁が2025年から保育の質向上を目的とした施策を開始する予定です。

KIDSNAシッターは、こうした社会的ニーズに応えるため、シッター全員が保育士・幼稚園教諭・看護師のいずれかの資格を保有(資格保有率100%)。専門知識に基づいた質の高い保育サービスを提供しています。

このような社会の動きを踏まえ、KIDSNAシッターは「保育の質」に関する実態をシッターの視点から探るべく、独自調査を実施しました。

■調査サマリ

1.97.1%のシッターが「やりがい」を実感

ーーー現在、シッターの仕事に対してどのような想いを持っていますか?

シッターの仕事に「非常にやりがいを感じる」(58.1%)、「ある程度やりがいを感じる」(39.0%)と回答。

ーーーシッターという仕事に関して、どんな点にやりがいを感じますか。

「保護者のサポートができる」(33.1%)、「子どもの成長に関われる」(25.0%)といった点が、シッターの仕事の魅力として挙げられた。

2.保育の質を高めるためには研修制度の充実が不可欠

ーーーシッターとして働く上で、保育の質を高めるために重要だと感じる要素は?※複数回答

76.2%のシッターが「専門的な研修の充実」を最も重要と回答。続いて「経験を積む機会」(69.2%)、「保護者とのコミュニケーション向上」(66.3%)が上位に。

ーーー今後シッターとしてどのようなスキルを身に着けたいですか?

今後のスキルアップとして「発達心理学や子どもの成長に関する知識」(48.8%)を最も重視する方が多く、次いで「応急処置や事故防止に関する知識」(19.2%)、「特別な支援が必要な子どもへの対応方法」(15.1%)という結果となった。

3.社会的意義の高いシッターという仕事

ーーーシッターという仕事の社会的意義について、どのように感じていますか?

98.8%が「シッターの仕事には意義がある」と回答。


ーーーなぜ社会的意義を感じるのか、その理由を教えてください。

「子育て家庭の負担を減らせる」(67.4%)「こどもの成長に寄与できる」(10.5%)や「社会全体の労働力を支える役割がある」(10.5%)といった点が、シッター自身が社会的意義として感じている主な要素として挙げられた。

■こども家庭庁への期待

今回の調査では、「こども家庭庁に期待すること」として、シッターから以下のような声が寄せられました。(※一部抜粋)

「利用支援制度の拡充」

●東京都のシッター補助金制度は、地方では情報不足や利用の難しさがあるようです。個人申請が可能になれば、シッター需要の増加が見込まれると思います。

●ベビーシッターをすべての家庭で利用できるように助成を検討して欲しい。特に、産後すぐの家庭の支援が足りておらず、産後うつや育児疲れの家庭が多過ぎると感じます。

「働きやすさの向上」

●保育者が孤立せず長く働ける環境づくりが必要。保育者同士のネットワークを構築し、経験や知識を共有できる仕組みが欲しい。また、困ったときに相談できる窓口や支援体制をこども家庭庁が整備してほしい。

●シッター専用の研修や補助金制度などを確立し、安定して働けるようにすることで、各家庭の支えとなる必要な仕事として、社会の中でシッターの地位が向上する施策を期待します。

「保育現場の環境改善」

●現職は知識や経験の共有、アップデートを行い、全国どこでも統一された質と環境のもとで保育にあたれることが望ましい。

●いまだにICTの未導入やタイムカードすら導入していない施設がある様子なので、質を上げると同時に業務改善、根本的な職場改善を要求したいです。

■アンケート結果から見える「保育の質」向上への取り組みと課題

今回の調査結果から、ベビーシッターは子どもの成長を支援する専門性の高い仕事であることが明らかになりました。特に76.2%が「専門的な研修の充実」を最重要とし、研修拡充が保育の質向上の鍵とされています。また、48.8%が「発達心理学や成長知識」を学びたいと考え、シッターの学習意欲が高いことも分かりました。一方で、現行の研修制度は不十分で、「研修制度の確立」「補助金拡充」など外部支援が求められています。

KIDSNAシッターでは、より質の高い保育を提供するために、シッターの研修機会を設け、専門的な知識を持つ保育者の育成を推進しています。また、保護者とシッターのマッチング精度を高め、信頼関係を築ける環境を整備しています。

【調査概要】

調査対象者:KIDSNAシッター登録者

調査期間:2025年2月10日〜2月14日

調査方法:インターネット調査

回答件数:172件

※本調査を引用いただく際は、出所として「KIDSNAシッター」と明記してください。

※詳細データはこちらをご覧ください。

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<KIDSNAシッターとは>

「保育士/幼稚園教諭/看護師」100%で構成された安心・安全なベビーシッターマッチングサービスです。潜在保育士・潜在幼稚園教諭が活躍し続けられる環境作りと、保護者の子育て支援の両立を目指します。対象年齢は0才〜12才で、保育園・幼稚園・学童保育・習い事への送迎やご自宅でのシッティングなど幅広いシーンでご利用いただくことができます。

https://sitter.kidsna.com/

<株式会社ネクストビートについて>
「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、テクノロジーの力を駆使し、ライフイベント領域・地方創生領域・グローバル領域において国内外に12事業を展開しています。

コーポレートサイト:https://www.nextbeat.co.jp 
リクルートサイト     :https://www.nextbeat.co.jp/recruit

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会社概要

株式会社ネクストビート

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿四丁目9番10号
電話番号
03-5423-6131
代表者名
三原 誠司
上場
未上場
資本金
3500万円
設立
2013年07月