地域課題を解決する先端技術の実証実験をつくば市で!【Society 5.0 × SDGs】
令和3年度「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」募集開始!
全国から先端技術のトライアルを公募、優れた提案をつくば市が全面的にサポートする本事業は5年目を迎えました。今年度は、解決すべき地域課題を具体的に提示する「課題設定部門」と「VR部門」を新設、専門家からの助言機会を提供する新たな取り組みを追加。本日6月14日(月)より募集を開始します。
【募集概要】
●募集部門
今年度は以下の3部門で募集します。
① 課題設定部門【新設】
「”Society 5.0 × SDGs” 環境・脱炭素テクノロジーで持続可能な社会へ」をテーマに、市が提示する地域課題の解決に資するトライアルを募集
▶ 提案を募集する地域課題一覧
https://prtimes.jp/a/?f=d28199-20210614-2950.pdf
② フリー部門
提案者が独自にテーマを設定したトライアルを募集
③ VR部門【新設】
VR技術を活用するトライアルを募集(テーマは自由)
●支援内容
トライアルの実施に係る経費の支援(上限100万円)、実証実験会場の確保、モニターのあっせん 、イベント等でのPRの場の提供、【新設】専門家からの助言など
●対象者
教育機関(中学校~)・企業(個人事業主も可)・研究機関
※ 各機関において、責任者と構成員が明確な場合、部署・研究室単位の応募も可
●募集期間
令和3年(2021年)6月14日(月)~7月16日(金)17時15分(必着)
●採択件数
①課題設定部門・②フリー部門:5件、③VR部門:1件を採択(うち1件スタートアップ賞)
●提案方法
募集要項、企画提案書等、応募に必要な様式は市ホームページからダウンロードのうえ、専用Webフォームから提出してください。詳細は以下のURLをご確認ください。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/kagaku/1005023/1005025.html
【本事業について】
「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」は、「Society 5.0」という未来社会の実現を目指し、本市の地域課題解決につながることを想定した先端技術・アイデア等の実証実験(トライアル)を公募し、優れたトライアルを支援する事業として、平成29年度(2017年度)に開始されました。民間の創意工夫を生かし、トライアルの核となる革新的な技術やアイデアの実用化を推進することにより、新たなビジネスモデルの開拓を加速させるとともに、本市の課題解決、ひいては市民生活の向上及び地域経済の活性化、そして先進的な取組に挑戦する「科学の街つくば」としてのプレゼンス確立に資することを目的に実施しています。
先端技術の社会実装のため、必要となる調整ごとをつくば市が徹底支援
実証実験費用の支援、実証フィールドの確保・調整、モニターの募集など、実証実験の実現に向けて、つくば市が提案者に寄り添って支援します。なお、今年度からは新たな支援メニューとして、専門家からの助言機会を提供する新たな取り組みを加え、実証実験の成果が最大限発揮されるよう支援を強化します。
【参考】これまでに採択した主な実証実験
○ 医療相談アプリ「LEBER」(平成29年度)
スマホで気軽に医師に相談できるアプリ、医療相談アプリ「LEBER」を開発、利用者モニターが実際にアプリを使用、アンケート等を通じて、サービス内容やユーザビリティについて検証を行いました。
なお、「LEBER」はその機能が評価され、現在、新型コロナウィルス感染症対策の一環で市内小・中学校の体温管理アプリとしての導入されたほか、外出自粛等により病院やクリニックに行きにくい方もアプリを通じて医師に気軽に相談できるツールとして利用が進んでいます。
○ 温度センサーとして機能するカラーコード(IoTシール)~産地の美味しさを食卓で~(平成30年度)
日本酒の一升瓶/四合瓶にセンサーコード(感温インクでカラーコードを印刷し、温度センサー機能を持たせたもの)を貼り、つくば市内及びシンガポールに輸出、温度モニタリング精度、耐久性、リーダーの性能を実証実験しました。日本酒の味を保証するためには、経過時間の検出も必要であることが分かりました。
○ 日本初、大規模な戸建て住宅街へのドローン配送に向けた実証実験(令和元年度)
市街地でのドローンによる配送の実用化に向けて、スマホによる注文、ドローン配送、荷物の受け取り、ドローンの帰還の一連の流れについて実証を行いました。大規模な戸建て集宅街へのドローン配送は、国内初の試みです。
○ 飲食オートメーション社会実装モデル構築に向けた実証実験(令和2年度)
低コストロボットアームを用いたドリンク提供を行う「RobotCafe」の実証実験をつくば駅等で合計3回、9日間実施、検証結果を段階的に反映し、駅ではモニター約300人が参加しました。また、ヒアリングやアンケーにより三品産業(食品、化粧品、医薬品)への高い需要を把握し、今後は、本実験で得た技術と知見を活用し、外食産業・三品産業の自動化に向けた取り組みを進めていきます。
【Society 5.0とは】(内閣府HPより引用)
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
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