無学年式 AI×アダプティブラーニング「すらら」メキシコ グアナファト日本人学校で授業内活用
コロナ禍でも学びを止めず一人ひとりに合った学習を実現
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)が提供するAI×アダプティブラーニング「すらら」が、メキシコ合衆国で初めて、グアナファト州のグアナファト日本人学校に導入され、コロナ禍で登校が難しい状況下において活用が進んでいます。
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 2,400 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。また、在外日本人学校における活用も広がっています。「すらら」では実際に学習に取り組んだ時間や、学習内容の詳細が記録され、管理画面上で教員や保護者が確認できる点が特徴です。学習時間やクリアユニット(学習完了した単元)数を定点観測することにより、相対評価である「偏差値」に偏らない「学習のプロセス」を可視化し定量評価できることから、授業内のみならず家庭学習における一人ひとりの児童生徒の頑張りを教員や保護者が気づき、声掛けすることができます。
この度、グアナファト日本人学校において、2020年10月から「すらら」の導入が始まり、新型コロナウイルス感染拡大に伴い様々な制約が課された教育環境の中で、小学校1年生から中学校3年生まで全50名の児童・生徒が学習に取り組み、3月17日までで合計651時間、3,175ユニットの学習を達成しました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、メキシコにおいても、日本人学校を含む全ての学校に対して臨時休校指示が出されました。現在でも、学校への登校ができない状態が続いており、一時帰国した児童・生徒も含め、オンラインでの授業を継続しています。このような状況の中、レクチャー、ドリル、テストにワンストップで取り組むことができ、かつ教員の負荷を抑えつつ個別最適化が実現できる「すらら」の導入が決定しました。
現在は児童・生徒の自主学習に加え、教員が主導し授業内での活用にも取り組んでいます。2020年12月に始まった、「すらら」学習者が努力の量を競う大会「すららカップ」の学校対抗部門にもエントリーし、日本の学校も含めた全体で5位に入賞するなど、学校全体として「すらら」学習に取り組んでいます。
グアナファト日本人学校 ICT教育担当 望月優生教諭のコメント
コロナ禍における在宅での学習機会を担保するため、オンライン授業の充実とともに、「すらら」を導入しました。授業内の活用だけでなく、学習課題設定を教員が行い、日々の宿題や長期休業中の宿題としても利用しました。前の学年の復習や先の学年の学習も行えるので、一人ひとりに合った学習が可能となりました。子供たちの「学びたい」という気持ちに応えてくれる教材だと感じています。コロナ禍における学習機会の担保にとどまらず、平時においても新しい学びの形を実現すべく、授業内や家庭学習における『すらら』の活用を促進していきたいです。
海外に居住する義務教育年齢の日本人の子供は約8万人にも上り、特に日系企業駐在員の家庭にとっては、子どもの教育は最大の関心事です。「すらら」活用により、海外にいながら日本国内と同様の教育環境を提供できます。すららネットは今後も、日本人学校の先生方と力を合わせて、海外で学ぶ日本人の子どもたちの学習を全力でサポートしていきます。
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