ワタミ、外食初の3D飛沫可視化システム導入

飛沫粒子や空気の流れを可視化、コロナ対策課題を明確化

ワタミ株式会社

ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、以下ワタミ)は新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、風況シミュレーションやCAE設計解析などの技術サービスを手掛ける株式会社テックレボリューション(本社:京都府相楽郡精華町、以下テックレボリューション)が提供している「3D飛沫可視化システム」を導入しました。建物内の気流や換気率、建物内に浮遊する飛沫粒子の経路を可視化することで、屋内空間における感染症対策の課題を明確化します。ワタミの展開する焼肉店「かみむら牧場」京急蒲田第一京浜側道店で導入しました。「3D飛沫可視化システム」を導入したのは外食業界で初めてです。

店舗を3Dモデル化して気流や飛沫をシミュレーションして可視化店舗を3Dモデル化して気流や飛沫をシミュレーションして可視化




■「3D飛沫可視化システム」で「かみむら牧場」は3分間に1回の空気入れ替え実証
「3D飛沫可視化システム」は屋内空間をレーザースキャンし、空調設備を付加した建物全体の3Dモデルを作成することで、気流と飛沫のシミュレーションを行います。これにより建物内に浮遊する飛沫の経路を可視化して、建物内の安全性、最適な配置、空調や換気を検証します。「かみむら牧場」京急蒲田第一京浜側道店で実施した調査では、店内の空気が3分間に1回のすべて入れ替わり、空気中に浮遊する飛沫が急速に減少していることが実証されました。
ワタミグループの焼肉業態「かみむら牧場」「焼肉の和民」は新型コロナウイルス禍のニューノーマルを見据えた非接触型飲食店への対応策を導入していることが大きな特徴です。料理やドリンクといったメニューは回転寿司で用いられている特急レーンで運ばれてきます。さらに料理配膳ロボットを導入しています。特急レーンと料理配膳ロボットで配膳や下げ膳を行うことにより、ワタミが展開している居酒屋との比較で従業員との接触率が8割減ります。今回の調査で得られた分析結果と対策ノウハウを他業態にも展開していく予定です。


■ワタミ株式会社
【住 所】 東京都大田区羽田1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼グループCEO 渡邉美樹
【設 立】 1986年5月
【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページURL】 https://www.watami.co.jp


 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ワタミ株式会社

170フォロワー

RSS
URL
http://www.watami.co.jp/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
東京都大田区羽田1-1-3
電話番号
03-5737-2288
代表者名
渡邉美樹
上場
東証プライム
資本金
49億1000万円
設立
1986年05月