Kids Public、PMHを活用した町田市「学校保健DX」実証を専門家として支援
〜 小児科専門医の知見を活かし、現実に即したペルソナ設定と情報連携の質を監修 〜

小児科オンライン等を運営する株式会社Kids Public(本社:東京都千代田区、代表取締役:橋本直也、以下Kids Public)は、東京都町田市が実施する「学校保健DXに向けたデータ連携基盤(PMH-Web)の構築」実証実験において、小児科専門医の知見を提供する専門家として参画したことをお知らせいたします。
本実証は、国が推進する学校保健DXの取組として、PMH(Public Medical Hub)を学校保健分野へ拡張し、従来「紙」で行われてきた手続きをデジタル化することで、学校、保護者、医療機関三者の負担軽減と情報共有の質の向上を目指すものです。
■本実証参画の背景と目的
現在の学校保健分野では、保健調査票の手書き回答や、健康診断後の受診勧告書の配布・回収など、依然として多くの手続きが紙媒体で行われています。
これにより、学校現場での事務負担増大、保護者の記入負担、医療機関との連携不足といった課題が生じています。
町田市ではこれらの課題を解決すべく、校務支援システムや医療機関システム、マイナポータル等との連携を想定して国が構築した実証用プロトタイプ「PMH-Web」を活用し、令和8年度(2026年度)以降の本格実装に向けた有効性の検証を行っています。
■Kids Publicによる支援内容:専門医による「臨床的リアリティ」の提供
Kids Public代表の橋本直也(小児科専門医)は、一般社団法人こどもDX推進協会の推薦を受け、本実証の専門家として実証用「児童生徒ペルソナ」の構築を行いました。
実証実験において使用するダミーデータが、実際の診察現場において違和感のないものとなるよう、プロフィール、過去の診察・薬剤履歴、過去の学校生活管理指導表履歴、問診内容、各種検査など、医師が診断・指導を行う上で不可欠な情報を網羅した「現実に即したペルソナ」を設定しました。
■実証実験の概要
• 実施期間: 2026年2月〜3月
• 実証対象: 学校:養護教諭2名(藤の台小学校、鶴川第二中学校)
保護者:町田市職員が保護者役として50名参加)
医療機関:町田市民病院(小児科医3名)
• 検証項目: 事務負担/所要時間の軽減効果、利便性、満足度、情報共有の質の向上
■実証実験の結果
① 保護者:手続きの所要時間を軽減
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予防接種等の転記負担が軽減されたこともあり、手書きの書類作成に比べ、1人あたり平均9分25秒の短縮を実現
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79.2%の方が業務負担軽減を実感、81.2%の方が今後の利用意向を示した
② 学校現場:事務作業の負荷軽減
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案内発行、配布準備に相当する業務が大幅に減少(削減率99.9%以上)
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上記に加え、児童生徒の帳票持ち帰り忘れ、保護者の提出忘れ、回収遅延のリスク低減も定性的効果として確認された
■Kids Publicについて
2015年に小児科医である橋本直也が設立。2016年5月オンライン遠隔健康医療相談事業として『小児科オンライン』を開始しました。2017年には産婦人科医の重見大介が参画し、翌年『産婦人科オンライン』を開始、2023年『日中助産師相談』の運営を開始しました。
24時間365日いつでも医療者にテキストで相談できる『いつでも相談』や医療者に10分間ビデオ通話などで相談できる『夜間相談』の他、4万件以上の相談事例と医師・助産師が作成した回答を検索できる『みんなの相談検索』など多岐にわたる相談窓口を展開。
累計相談件数は30万件以上、自治体への導入実績は230以上あり、オンライン相談による実証実験や効果検証・研究にも注力しています。ICTを活用して妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援に取り組み、誰もが成育過程を健やかに過ごせる社会の実現に貢献しています。
【会社概要】
会社名:株式会社Kids Public
所在地:東京都千代田区神田美土代町11−8 SK美土代町ビル5階
代表者:橋本直也
設立:2015年
従業員数:35名(2025年12月現在)
所属医療者数:267名(2025年12月現在)
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