「トランジション・リンク・ローン」の取り組みについて～中国電力株式会社と契約を締結～

取引先のＳＤＧｓ・ＥＳＧ経営をサポート！

京都銀行（頭取 安井 幹也）は、本日（２０２４年１月２５日（木））、中国電力株式会社（代表取締役社長執行役員 中川 賢剛、本社 広島市）に対して、「トランジション・リンク・ローン」を取り組みましたのでお知らせいたします。

トランジション・リンク・ローンは、お客さまのトランジション戦略と整合した取組目標「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット（ＳＰＴ）」を定め、その達成度合いに応じて金利引き下げ等のインセンティブを設定する仕組みの商品です。

中国電力株式会社は、グループ全体で地球温暖化問題への対応や循環型社会の形成等、環境問題の解決に向けた取り組みを経営の重要課題として位置付けています。これを踏まえ、２０２１年には「中国電力グループ『２０５０年カーボンニュートラル』への挑戦」を公表し、脱炭素への取り組みを推進しています。

同社が昨年４月に策定した「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」は、国際資本市場協会（ＩＣＭＡ）やローンマーケットアソシエーション（ＬＭＡ）、金融庁、経済産業省、環境省が定義する各種規準等に適合する旨の第三者意見を日本格付研究所（ＪＣＲ）から取得しております※。

当行では、今後も、地域企業のＳＤＧｓ・ＥＳＧ経営サポートを通じ、お客さまのさらなる発展と持続性のある地域社会の実現を目指してまいります。

※日本格付研究所（ＪＣＲ）による評価レポート…https://www.jcr.co.jp/greenfinance/

１．本ローンの概要

契約締結日：２０２４年１月２５日

融 資 額：２，０００百万円

融資期間：１０年

資金使途：事業資金

Ｓ　Ｐ　Ｔ：２０３０年度の小売電気事業におけるＣＯ2排出量を２０１３年度比半減