リーガルテック社 × AIデータ社、バイオ・ヘルスケア産業を再編成
― 知財AI × AIファクトリーでAX時代の生命科学・医療を支える知財インフラを構築 ―

リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木隆仁、以下リーガルテック)とAIデータ株式会社(以下AIデータ)は、バイオ・ヘルスケア産業における知財とデータの統合を推進する共同プロジェクトを開始した。
両社は、リーガルテックの知財AI技術とAIデータのAIファクトリー基盤を融合させ、AX(AI Transformation)時代の生命科学・医療分野における知財インフラを構築することで、研究成果の知財化・事業化・国際展開を加速させる。
背景
バイオ・ヘルスケア産業は、ゲノム編集、創薬、再生医療、デジタルヘルス などの急速な進歩により、AX(AI Transformation)時代に最も影響を受ける分野のひとつです。
膨大なリアルデータ(電子カルテ、臨床データ、ゲノム情報)をAIが解析し、創薬の高速化や治療法の個別最適化が進む一方で、知財戦略は依然として複雑で未整備な部分が多く、研究成果が十分に事業化・国際競争力に結びついていません。
課題
• 研究成果の知財化の遅れ:大学や研究機関の発明が特許として保護されず、海外に流出するケースが増加。
• 複雑な特許環境:創薬や再生医療は膨大な特許網に覆われ、自由に事業展開するためには戦略的なポートフォリオ構築が不可欠。
• データのサイロ化:病院・製薬会社・研究所ごとにデータが分断され、AI活用や特許化の基盤が不足。
解決策 ― 知財AI × AIファクトリーの提供価値
1. Tokkyo.Aiによる特許・文献解析
・AIがバイオ・ヘルスケア関連特許を高速検索し、関連文献や周辺特許を瞬時に可視化。
・治療法、薬剤、医療デバイスなど領域別に「知財地図」を作成。
2. AI IPGenius on IDXによる知財戦略設計
・臨床・研究データをセキュアに蓄積し、AIが特許出願の優先順位や請求項の最適化を提案。
・標準化された知財テンプレートを導入し、研究成果を迅速に知財化。
3. マネタイズ基盤の強化
・ライセンス取引や共同研究契約を支援する知財マーケットプレイスを提供。
・AIによる特許価値診断で、創薬候補や医療デバイスの市場価値を定量評価。
期待される効果
• 研究成果の事業化促進:大学・研究機関の発明が速やかに特許化され、製薬企業やスタートアップとの連携に直結。
• グローバル競争力強化:日本発の医療技術・創薬が国際的に守られ、海外市場展開を支援。
• ヘルスケアの質向上:知財を基盤に、個別化医療や次世代ヘルスケアモデルを推進。
今後の展望
リーガルテック社とAIデータ社は、知財AI × AIファクトリーを通じて、バイオ・ヘルスケア産業における「研究 → 知財化 → 事業化 → グローバル展開」の循環を支援します。
AX時代において、日本の生命科学・医療が世界市場でリーダーシップを発揮できるよう、知財インフラの構築とマネタイズ基盤の提供を加速していきます。
会社概要
会社名:リーガルテック株式会社
設立:2021年3月
資本金:3億8,000万円(資本準備金含む)
代表取締役社長:佐々木 隆仁
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL:https://www.legaltech.co.jp/
事業概要:特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」、自社専用AIプラットフォーム「AI IPGenius」、共同開発支援プラットフォーム「リーガルテックVDR」の開発・提供
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