リーガルテック社、業界別×多言語対応の知財AIテンプレートを世界展開へ
〜 製造業・バイオ・エンタメ・AI分野など業種別に最適化された知財AIを、日・英・中・韓で提供予定 〜

リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木隆仁)は、業界別に最適化された知財支援AIテンプレートを多言語で提供する構想を発表した。
同社は今後、製造業、バイオ、AI、エンタメなど幅広い分野において、日本語・英語・中国語・韓国語に対応する知財AIテンプレート群を段階的に展開し、グローバル知財戦略を支援する「IP Global Suite™」ブランドとして世界展開を進めていく予定である。
背景と方針
日本企業や大学・研究機関は、高い技術力を有しながらも、英文明細書の作成ノウハウ不足や、海外出願の高コスト化、国際特許制度の複雑さなどが障壁となり、グローバルな知財戦略の推進に課題を抱えてきた。
リーガルテック社は、これらの課題を解決し「最初から海外展開を見据えた知財設計」を可能にするため、AI・多言語処理・業界知識を組み合わせた知財支援基盤の整備を進めている。
今後は、業界別テンプレートと多言語対応AIを体系化し、グローバル知財戦略の民主化を実現することを目指す。
「IP Global Suite™」構想について
リーガルテック社は、知財AIテンプレート群を統合ブランド「IP Global Suite™」として体系化し、グローバル知財戦略支援の基盤として段階的に提供していく構想を掲げている。
主な構想内容
1.多言語対応基盤(日本語・英語・中国語・韓国語)
明細書生成、翻訳、比較、出願分類を自動化し、各国出願業務を効率化する。
2.業界別知財AIテンプレートの整備
製造業、バイオ・医療、AIアルゴリズム、建設、エンタメなどの分野別に最適化されたテンプレートを順次展開する。
3.国際出願・権利化支援機能
日本出願からPCT出願、各国移行、拒絶対応までを一貫してAIが支援する仕組みを構築する。
4.グローバル競合分析機能
各国の特許データを統合し、類似技術や出願動向を可視化することで、国際的な知財戦略立案を支援する。
今後の展開計画
リーガルテック社は2025年以降、以下の取り組みを順次推進する予定である。
・WIPO(世界知的所有権機関)データとの連携による国際特許検索機能の強化
・各国特許庁(JPO、USPTO、EPO、CNIPA)とのAPI連携による出願支援の高度化
・欧米法務ファーム・特許事務所との協業による国際出願ネットワークの構築
・ASEAN、インド、ブラジルなど新興国市場向けテンプレートの開発
今後の展望
リーガルテック社は、「IP Global Suite™」を通じて、“日本発・世界標準の知財DX基盤”の確立を目指す。
AIと多言語知識の融合により、業界や国境を越えて知財活動を支援し、研究機関・企業・スタートアップがグローバル市場で知財優位性を確立できる環境を提供していく。
会社概要
会社名:リーガルテック株式会社
設立:2021年3月
資本金:3億8,000万円(資本準備金含む)
代表取締役社長:佐々木 隆仁
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL:https://www.legaltech.co.jp/
事業概要:特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」、自社専用AIプラットフォーム「AI IPGenius」、共同開発支援プラットフォーム「リーガルテックVDR」の開発・提供
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