「大大名の名宝―永青文庫×静岡県美の狩野派」展を開催します
永青文庫は、肥後熊本54万石を治めた大大名・細川家の下屋敷跡にある、東京で唯一の大名家の美術館です。南北朝時代より700年の歴史を有する細川家伝来の美術工芸品や歴史資料など、永青文庫の所蔵品は、約9万4,000点にのぼり、そのなかには、狩野派の傑作や重要作が含まれています。
本展では、永青文庫の狩野派の全容を調査し、その成果を踏まえて優品を選りすぐり、当館の狩野派作品と組み合わせてご覧いただきます。両館のコレクションを掛け合わせることで、室町時代から幕末まで、狩野派400年の歴史を名品によって辿る展覧会が出来上がりました。あわせて、調査の中で明らかになった最新の研究成果を盛り込みつつ、狩野派による中国絵画の鑑定や大名道具にまつわる仕事、また熊本藩の御抱絵師であった肥後狩野派についても注目し、幅広く大名家と狩野派の関わりをご紹介します。
正統派であり、かつ刺激的な狩野派展、ぜひ会場でその魅力をご堪能ください。
本展では、永青文庫の狩野派の全容を調査し、その成果を踏まえて優品を選りすぐり、当館の狩野派作品と組み合わせてご覧いただきます。両館のコレクションを掛け合わせることで、室町時代から幕末まで、狩野派400年の歴史を名品によって辿る展覧会が出来上がりました。あわせて、調査の中で明らかになった最新の研究成果を盛り込みつつ、狩野派による中国絵画の鑑定や大名道具にまつわる仕事、また熊本藩の御抱絵師であった肥後狩野派についても注目し、幅広く大名家と狩野派の関わりをご紹介します。
正統派であり、かつ刺激的な狩野派展、ぜひ会場でその魅力をご堪能ください。
展覧会名
「大大名の名宝―永青文庫×静岡県美の狩野派」
会 期
令和5年10月17日(火)~令和5年12月10日(日)
開館時間
午前10時~午後5時30分(展示室への入室は午後5時まで)
休 館 日
毎週月曜日
観 覧 料
一般1,400円(1,200円)、70歳以上700円(600円) 大学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
主 催
静岡県立美術館
会期中イベント
記念講演会「細川家の歴史と永青文庫」
日時:10月17日(火)10:30~11:00
場所:講堂
講師:細川護光氏(公益財団法人永青文庫理事長)
展覧会企画者対談「大大名の名宝展ができるまで」
日時:11月12日(日)14:00~15:30
場所:講堂
講師:佐々木英理子氏(公益財団法人永青文庫主任学芸員)
野田麻美氏(神戸大学大学院人文学研究科専任講師、当館客員学芸員)
館長美術講座「肥後熊本の殿様のお屋敷について」
日時:11月26日(日)14:00~15:30
場所:講堂
講師:木下直之(静岡県立美術館館長)
学芸員によるフロアレクチャー
日時:10/28(土)、11/23(木・祝)、12/3(日)、いずれも11:00~
集合場所:第1展示室(要観覧券)
講師:当館学芸員
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