英国発化粧品ブランドLUSH(ラッシュ) インドネシア、スマトラ島の森林と野生生物の保全を目的にしたチャリティ商品「スマトラ シャンプーバー」、3月16日(金)より日本を含む全8カ国で発売開始
〜 チャリティ商品の売上全額で50ヘクタールの土地を購入し、生態系の再生を実現〜
英国を拠点とし、世界49の国と地域でビジネスを展開する化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は、2018年3月16日(金)から4月19日(木)の期間、日本を含む世界8カ国で、インドネシア、スマトラ島の森林と野生生物などの保全を目的にした「#SOSsumatra キャンペーン」を実施し、チャリティ商品「スマトラ シャンプバー」を発売します。
本チャリティ商品の売上全額(消費税を除く)を使い、スマトラ島でパーム油のプランテーションに使われていた50ヘクタール(東京ドーム約10個分)の土地を購入する予定です。この土地は、東南アジアで最も豊かな熱帯雨林であり、スマトラの象やサイ、トラ、オランウータンが共存できる地球上最後の場所であると言われている地区に隣接する場所です。パーム油生産を目的に伐採された森林を、パーマカルチャー(※)により元の生態系に再生させ、そこに暮らす絶滅危惧のオランウータンや先住民族の住処を守ることを目的とした、ラッシュが森林保護団体Sumatran Orangutan Society(以下、SOS)と連携したプロジェクトです。
「Splash & Burn」 による “SOS” のメッセージ
Photo credit: Save Our Souls installation by Ernest Zacharevic.
本件に関するリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d6160-20180319-5871.pdf
みずみずしい頭皮や髪の状態に導くパームフリーシャンプーがみずみずしい森林再生へと導く
「スマトラ シャンプバー」は、パーム油不使用で、モリンガパウダー(ワサビノキ種子)が頭皮や髪をみずみずしい状態に導きながら清潔に整える固形タイプのシャンプーです。また、ココナツオイル(ヤシ油)は、髪に潤いを与え、柔らかい状態に導くほか、爽やかなオレンジオイルとパチョリの香りが気分をリフレッシュします。
商品名: スマトラ シャンプーバー
金額/容量: 1,100円(税込) / 55g
「#SOSsumatra キャンペーン」実施背景
インドネシア、スマトラ島は、世界で一番大きな島の一つであり、オランウータンをはじめとする何百もの哺乳類や鳥など、多様な生物が生息する事で知られています。豊かな熱帯雨林や山など、この大自然の生態系は、パーム油のプランテーションによる森林伐採や山焼き、交通インフラの整備などにより消えつつあります。
半世紀以上もの間、インドネシアでは森林伐採が違法で行われ続け、162ヘクタールもあった豊かな森林は、伐採によって半分程までに減少し、今では、世界一、森林破壊の速度が速い森としても認知されるようになりました。また、この熱帯雨林の破壊は、長きに渡りこの地に住んでいた先住民族を追いやり、オランウータンのように森に生きる生物を絶滅目前まで追いやる深刻な状況に陥るなど、スマトラの森は今もなおプランテーションや違法な森林伐採によって、破壊、減少の一途を辿っています。
パーム油は大豆油を抜き、世界で最も多く生産される植物油脂で、私たちが日々食すマーガリンや即席めん、マヨネーズ、スナック菓子などの食料や、石鹸や洗剤などの化粧品など、幅広く使われています。
日本においては、加工食品等の原材料表示には「植物油脂」を記載すれば良いため、消費者にはパーム油を多く消費しているという認識に繋がりにくい状況にあります。日本で使用される植物油のうち、菜種油に次いで2番目に多く消費され、国民1人あたり年に4〜5リットルも消費していることになります。(参照:WWFより)
ラッシュでは、2008年より自社のサプライチェーンからパーム油を取り除く活動を始めており、石ケン素地のパーム油不使用を実現しています。今も新たな原材料調達の際にはパーム油不使用のものを採用するほか、界面活性剤であるステアリン酸ナトリウムといった安全が確認された合成物質にパーム油の派生物が含まれるものは、その代替法を模索し続けています。
ラッシュとパーム油の関係についてはこちらのアーティクルをご覧ください。
https://jn.lush.com/article/faq-lush-and-palm-oil-0
2017年11月実施の「#SOSsumatra キャンペーン」について
英国と欧州のラッシュは、2017年11月、スマトラ島に生存する絶滅危惧オランウータンの数の象徴として14,600個のチャリティ商品「オランウータンソープ」を発売しました。その売上げの全額(消費税を除く)がパートナー団体SOSに寄付され、スマトラ島の50ヘクタールのパーム油プランテーションを購入し、パーマカルチャーを通して原生林に再生するための活動に使われています。そして、さらに広域のプランテーションだった場所を豊かな森へと再生させるべく、今回のアジアとオセアニア地域でのキャンペーン実施に至りました。
なお、「オランウータンソープ」は発売後すぐに完売し、香り豊かで魅力的な商品であることに加え、スマトラの森林問題への関心が見受けられます。今回日本で展開する「スマトラ シャンプーバー」の香りは、「オランウータンソープ」と同じ香りです。
2018年3月実施の「#SOSsumatra キャンペーン」について
「#SOSsumatraキャンペーン」は、日本の他に韓国、香港、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、フィリピン、シンガポールの合計8カ国で実施され、合計約15,000個のスマトラ シャンプーバーが販売されます。本キャンペーン期間中、各店舗では、チャリティ商品を通じて顧客に対してパーム油産業の問題点や単式農法・単一栽培の問題点について、またパーマカルチャーなどの代替法についての理解を促します。ラッシュは、売上の全額をSOSに寄付し、かつてパーム油プランテーションとして使われていたスマトラ島ブキットマスにある50ヘクタールの土地を購入する予定です。パーマカルチャーの手法により農作物を育て、元の生態系が整う森林に戻しながら、現地に雇用も創出します。ブキットマスは、スマトラ島北部にある260万ヘクタール(福島県の約2倍の広さ)の広域なルスル生態系に隣接し、昨年購入した50ヘクタールの土地も含め、ラッシュのキャンペーンを通じて購入する土地は全てこの生態系に面しており、生態系を徐々に拡大させています。これにより、動植物の生息環境を再生し、拡大させていきます。
なお、昨年購入した土地のうち約20ヘクタールの土地を使用し、リトアニア出身のアーティスト、アーネスト・ザカレヴィック氏のアートプロジェクト「Splash and Burn」として「SOS」の文字を森に創り出し、このビジュアルを今回のキャンペーンに採用しています。
「#SOSsumatra 特別トークイベント」実施概要
パーム油とは何か?パーム油は世界にどのような影響を及ぼしているのか?日本はこの問題とどのように関係しているのかなどを、NGO団体熱帯林行動ネットワークJATANの川上豊幸氏をゲストスピーカーに招き、トークセッションを開催します。また、「#SOSsumatraキャンペーン」に関する概要説明なども行う予定です。
本トークイベントは一般公開し、ラッシュスタッフの参加以外に、一般の方も無料で参加いただけます。
会期: 2018年3月16日(金)、開演9:45〜閉会11:00(開場9:30)
会場: 株式会社ラッシュジャパン 品川オフィス (東京都港区高輪3-13-1 高輪コート2階)
参加枠: 合計20名(定員になり次第、申し込みを締め切らせていただきます。)
申込方法: https://soapboxsossumatra.peatix.com/view
※パーマカルチャー: パーマカルチャーは、その土地に根付いた生態系を強化すると同時に、従来の農業に代わる持続可能な農耕法をベースとした自然農業システムのこと。「パーマネント(永続的な)」と「アグリカルチャー(農業)」を組み合わせた造語で、「地球への配慮」「人への配慮」「公平な分かち合い」の3つの軸を実践するものである。
【参考】
Sumatran Orangutan Society (SOS)とは
英国を拠点に活動する環境保全団体。オランウータンと熱帯雨林の保護活動に関する開発や資金集めを現場の最前線で行い、またスマトラ島に生息する多様な生態系とその生息地が直面している絶滅の危機から守る様々な活動を行なっています。
また、今回のスマトラ島における活動は、スマトラを拠点とする現地のパートナー団体 Orangutan International Center (OIC)と連携し、土地の購入および再生を実現しています。
ラッシュとは
LUSH(ラッシュ)は、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメブランド。創立以来、新鮮さとオーガニックにこだわった、採れたてのフルーツや野菜、香り高いエッセンシャルオイルを使い、一つひとつ手作りしています。また、原材料は地産地消にこだわり、可能な限り国内で入手し、全ての製品をキッチン(神奈川県の製造工場)で生産し、フレッシュな状態でお客様に商品をお届けしています。
また、ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の解決を目指し、持続的な取り組みを推進しています。
現在ラッシュは世界49の国と地域に930店舗以上を展開し、日本では約90店舗を展開しています。
アーネスト・ザカレヴィッチ率いるアーティストグループのプロジェクト
「Splash & Burn」 による “SOS” のメッセージ
Photo credit: Save Our Souls installation by Ernest Zacharevic.
チャリティ商品「スマトラ シャンプーバー」
本件に関するリリースはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d6160-20180319-5871.pdf
みずみずしい頭皮や髪の状態に導くパームフリーシャンプーがみずみずしい森林再生へと導く
「スマトラ シャンプバー」は、パーム油不使用で、モリンガパウダー(ワサビノキ種子)が頭皮や髪をみずみずしい状態に導きながら清潔に整える固形タイプのシャンプーです。また、ココナツオイル(ヤシ油)は、髪に潤いを与え、柔らかい状態に導くほか、爽やかなオレンジオイルとパチョリの香りが気分をリフレッシュします。
また、固形にすることで、合成保存料を使用することなく保存でき、ゴミとなるパッケージを使用しないネイキッド(裸の状態)での販売を可能とし、製造段階で使用する水量の削減にもつながるため、使用する人にも環境にも負荷をかけないイノベーティブな商品です。
商品名: スマトラ シャンプーバー
金額/容量: 1,100円(税込) / 55g
「#SOSsumatra キャンペーン」実施背景
インドネシア、スマトラ島は、世界で一番大きな島の一つであり、オランウータンをはじめとする何百もの哺乳類や鳥など、多様な生物が生息する事で知られています。豊かな熱帯雨林や山など、この大自然の生態系は、パーム油のプランテーションによる森林伐採や山焼き、交通インフラの整備などにより消えつつあります。
半世紀以上もの間、インドネシアでは森林伐採が違法で行われ続け、162ヘクタールもあった豊かな森林は、伐採によって半分程までに減少し、今では、世界一、森林破壊の速度が速い森としても認知されるようになりました。また、この熱帯雨林の破壊は、長きに渡りこの地に住んでいた先住民族を追いやり、オランウータンのように森に生きる生物を絶滅目前まで追いやる深刻な状況に陥るなど、スマトラの森は今もなおプランテーションや違法な森林伐採によって、破壊、減少の一途を辿っています。
パーム油は大豆油を抜き、世界で最も多く生産される植物油脂で、私たちが日々食すマーガリンや即席めん、マヨネーズ、スナック菓子などの食料や、石鹸や洗剤などの化粧品など、幅広く使われています。
日本においては、加工食品等の原材料表示には「植物油脂」を記載すれば良いため、消費者にはパーム油を多く消費しているという認識に繋がりにくい状況にあります。日本で使用される植物油のうち、菜種油に次いで2番目に多く消費され、国民1人あたり年に4〜5リットルも消費していることになります。(参照:WWFより)
ラッシュでは、2008年より自社のサプライチェーンからパーム油を取り除く活動を始めており、石ケン素地のパーム油不使用を実現しています。今も新たな原材料調達の際にはパーム油不使用のものを採用するほか、界面活性剤であるステアリン酸ナトリウムといった安全が確認された合成物質にパーム油の派生物が含まれるものは、その代替法を模索し続けています。
ラッシュとパーム油の関係についてはこちらのアーティクルをご覧ください。
https://jn.lush.com/article/faq-lush-and-palm-oil-0
2017年11月実施の「#SOSsumatra キャンペーン」について
英国と欧州のラッシュは、2017年11月、スマトラ島に生存する絶滅危惧オランウータンの数の象徴として14,600個のチャリティ商品「オランウータンソープ」を発売しました。その売上げの全額(消費税を除く)がパートナー団体SOSに寄付され、スマトラ島の50ヘクタールのパーム油プランテーションを購入し、パーマカルチャーを通して原生林に再生するための活動に使われています。そして、さらに広域のプランテーションだった場所を豊かな森へと再生させるべく、今回のアジアとオセアニア地域でのキャンペーン実施に至りました。
なお、「オランウータンソープ」は発売後すぐに完売し、香り豊かで魅力的な商品であることに加え、スマトラの森林問題への関心が見受けられます。今回日本で展開する「スマトラ シャンプーバー」の香りは、「オランウータンソープ」と同じ香りです。
2018年3月実施の「#SOSsumatra キャンペーン」について
「#SOSsumatraキャンペーン」は、日本の他に韓国、香港、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、フィリピン、シンガポールの合計8カ国で実施され、合計約15,000個のスマトラ シャンプーバーが販売されます。本キャンペーン期間中、各店舗では、チャリティ商品を通じて顧客に対してパーム油産業の問題点や単式農法・単一栽培の問題点について、またパーマカルチャーなどの代替法についての理解を促します。ラッシュは、売上の全額をSOSに寄付し、かつてパーム油プランテーションとして使われていたスマトラ島ブキットマスにある50ヘクタールの土地を購入する予定です。パーマカルチャーの手法により農作物を育て、元の生態系が整う森林に戻しながら、現地に雇用も創出します。ブキットマスは、スマトラ島北部にある260万ヘクタール(福島県の約2倍の広さ)の広域なルスル生態系に隣接し、昨年購入した50ヘクタールの土地も含め、ラッシュのキャンペーンを通じて購入する土地は全てこの生態系に面しており、生態系を徐々に拡大させています。これにより、動植物の生息環境を再生し、拡大させていきます。
なお、昨年購入した土地のうち約20ヘクタールの土地を使用し、リトアニア出身のアーティスト、アーネスト・ザカレヴィック氏のアートプロジェクト「Splash and Burn」として「SOS」の文字を森に創り出し、このビジュアルを今回のキャンペーンに採用しています。
「#SOSsumatra 特別トークイベント」実施概要
パーム油とは何か?パーム油は世界にどのような影響を及ぼしているのか?日本はこの問題とどのように関係しているのかなどを、NGO団体熱帯林行動ネットワークJATANの川上豊幸氏をゲストスピーカーに招き、トークセッションを開催します。また、「#SOSsumatraキャンペーン」に関する概要説明なども行う予定です。
本トークイベントは一般公開し、ラッシュスタッフの参加以外に、一般の方も無料で参加いただけます。
会期: 2018年3月16日(金)、開演9:45〜閉会11:00(開場9:30)
会場: 株式会社ラッシュジャパン 品川オフィス (東京都港区高輪3-13-1 高輪コート2階)
参加枠: 合計20名(定員になり次第、申し込みを締め切らせていただきます。)
申込方法: https://soapboxsossumatra.peatix.com/view
※パーマカルチャー: パーマカルチャーは、その土地に根付いた生態系を強化すると同時に、従来の農業に代わる持続可能な農耕法をベースとした自然農業システムのこと。「パーマネント(永続的な)」と「アグリカルチャー(農業)」を組み合わせた造語で、「地球への配慮」「人への配慮」「公平な分かち合い」の3つの軸を実践するものである。
【参考】
Sumatran Orangutan Society (SOS)とは
英国を拠点に活動する環境保全団体。オランウータンと熱帯雨林の保護活動に関する開発や資金集めを現場の最前線で行い、またスマトラ島に生息する多様な生態系とその生息地が直面している絶滅の危機から守る様々な活動を行なっています。
また、今回のスマトラ島における活動は、スマトラを拠点とする現地のパートナー団体 Orangutan International Center (OIC)と連携し、土地の購入および再生を実現しています。
ラッシュとは
LUSH(ラッシュ)は、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメブランド。創立以来、新鮮さとオーガニックにこだわった、採れたてのフルーツや野菜、香り高いエッセンシャルオイルを使い、一つひとつ手作りしています。また、原材料は地産地消にこだわり、可能な限り国内で入手し、全ての製品をキッチン(神奈川県の製造工場)で生産し、フレッシュな状態でお客様に商品をお届けしています。
また、ラッシュは、人・動物・環境に配慮したビジネスを展開しています。化粧品の動物実験廃止や、容器のリサイクルはもちろん、ゴミをゼロに近づけるためにプラスティック容器や包装を必要としない固形商品の開発など、ビジネスを通して社会に存在する様々な課題の解決を目指し、持続的な取り組みを推進しています。
現在ラッシュは世界49の国と地域に930店舗以上を展開し、日本では約90店舗を展開しています。
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