舶用水素燃料電池システムがドイツのデザイン賞「Red Dot Design Award 2025」を受賞

舶用水素燃料電池システム「GH240FC」

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー株式会社の舶用水素燃料電池システム「GH240FC」が、ドイツのデザイン賞「Red Dot Design Award 2025」のProduct Design部門で入賞しました。Red Dot Design Awardは、1955年にドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが創設した世界有数のデザイン賞です。

2023年に商品化した「GH240FC」は、本体の突起部を極力減らすことで、デザイン性だけでなくメンテナンス性も向上しています。本体色は白を使用することが多いクリーンエネルギー市場での差別化をはかるため、ヤンマーのブランドカラーである「ヤンマープレミアムレッド」を使用しています。また、前面にはH2の文字を大きく配置し、次世代の発電システムであることが一目でわかるデザインとしています。

Red Dot Design Awardはプロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの三部門で構成されています。今回「GH240FC」が入賞したプロダクトデザイン部門は、世界最大規模の製品デザイン賞として高く評価されており、国際的に活躍するデザインの専門家が、革新性・機能性・持続性など多角的な観点をもとに厳正な審査を行い、受賞作品を決定します。GH240FCの脱炭素化への貢献に加え、安全性、振動や騒音の大幅削減など、船舶の付加価値を向上する点が入賞につながりました。

「GH240FC」は2024年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、機能性だけでなくデザイン面でも高く評価されています。ヤンマーグループは今後も技術とデザインを追求し、製品の機能性だけではなく、社会と人々に新たな価値を生み出すデザインを追求していきます。

■参考

Red Dot Design Award公式Webサイト(英語)

プレスリリース:舶用水素燃料電池システムを国内初の水素・バイオ燃料のハイブリッド旅客船向けに初出荷(2023年10月26日)

ヤンマーデザインについて

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ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングス株式会社

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/ をご覧ください。

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会社概要

URL
-
業種
水産・農林業
本社所在地
大阪府大阪市北区茶屋町1-32 YANMAR FLYING-Y BUILDING
電話番号
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代表者名
山岡健人
上場
未上場
資本金
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設立
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