日本で医療を学ぶ!パラオ共和国からの「研修医」受け入れを開始
パラオ共和国の研修医が、国初、かつ唯一の放射線科医として安全で質の高い医療を提供できるよう、ピースウィンズと札幌医科大学が連携し、画像検査の実施や診断に関する専門的なスキルを身につけます。

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事:大西健丞 本部:広島県神石高原町)は北海道公立大学法人札幌医科大学附属病院(以下、札幌医科大学附属病院)と連携し、同病院にてパラオ共和国の医師1名を臨床修練医として受け入れ、研修を実施します。
研修の概要
1 研修期間 令和7年3月1日~令和7年5月31日
2 臨床修練医
ベラウ国立病院 医師
Arurang Jason Kalei(アルラン ジェイソン カレイ)氏 男性 36歳
3 研修内容
(1)指導医
・総合診療科 教 授 辻 喜久
・放射線診断科 准教授 山 直也
(2)内 容
・画像診断法(X線、超音波、CT、MRI、核医学)の習得
・安全で質の高い医療を提供する専門技能の習得
パラオ共和国でのピースウィンズの支援活動の取り組み
ピースウィンズは2021年3月から大洋州で初めての事業地として、パラオ共和国にて離島への巡回検診・診療と非感染性疾患(生活習慣病)の予防体制の強化を目的とした事業を実施しています。

また、パラオ唯一の国立病院(ベラウ国立病院)にはピースウィンズの放射線技師・看護師を長期で派遣しており、日々支援活動を行っています。

今後も、医療従事者の派遣交流・教育等を継続・拡大し、パラオの医療の課題に貢献していきたいと考えています。
【団体概要】特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
ピースウィンズ ・ジャパンは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOで、大西健丞により1996年に設立されました。これまでに世界41の国と地域で活動してきました。また、災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。
代表理事兼統括責任者:大西 健丞 設立年月:1996年2月
所在地:広島県神石高原町近田1161-2 2F 東京事務所:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2F
主な活動:海外人道支援、災害緊急支援、地域復興・開発支援、犬の保護・譲渡活動
団体URL :https://peace-winds.org/
空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”について
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。航空機やヘリコプター、船などの輸送手段を活かし、医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などの救助チームが被災地に赴きます。
東日本大震災以降、ほぼ全ての国内大災害に出動し、多くの被災者の方々を支援してきました。
現場では自治体、病院、NPO、企業、さらに自衛隊・消防などとも連携を図り、発災直後の救助・救命活動から物資配布や避難所運営、中・長期的な復興のサポートまで必要な支援を最適な形で届けます。
所在地:〒720-1622 広島県神石高原町近田1161-2 2F
TEL:0847-89-0885(代)/ FAX:0847-82-2949
活動開始:2019年12月
プロジェクトリーダー:稲葉 基高(医師)
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