フローレンス・こども宅食応援団が連携し石川県七尾市へ約23,000個の義援物資を寄贈
明治ホールディングス・約20の全国のこども宅食実施団体協力のもと能登半島地震の被災地域へ支援を届ける
お届けする食品は、明治ホールディングス(株)がフローレンスに寄贈した食品のうち、レトルトカレーやお菓子など被災地域で活用しやすいものを選定しました。全て新品で、長期的に活用いただけるものです。
この義援物資の提供にあたっては、フローレンスが連携するこども宅食応援団を通じて、全国各地の約20のこども宅食応援団加盟団体から協力を得ました。レトルトカレーやお菓子は、当初これら20団体の食支援活動のために贈られる予定でしたが、石川県の被災地域に優先的に食品をお裾分けすることに賛同を得たことで、約23,000個の義援物資の寄贈が実現しました。
義援物資について
▼義援物資詳細
【総提供量】23,080個
商品名 | 数量 |
銀座キーマカリー | 5,280個 |
アポロ | 5,520個 |
明治ミルクチョコレート | 5,520個 |
プッカチョコ | 4,240個 |
ポイフル | 2,520個 |
配送費・保管費はフローレンスにて負担
2021年に長崎県雲仙市の土砂災害時に緊急食支援をした経験から、生活再建に向けた時期にはお菓子についても、こどもだけでなく大人含めて喜ばれるという実感があり、このたびレトルトカレーやお菓子など被災地域で活用しやすいものを選定しています。
義援物資の寄贈にいたるまで
フローレンスとこども宅食応援団は、このたびの能登半島地震をうけ、被災地域の民間団体などの関係者から被災状況および必要な支援に関する情報収集などを行ってきました。
能登半島地震により被災・避難された方たちにわたしたちが何かできることはないか情報収集を行う中で、義援物資の寄贈もフローレンスにできることの一つとして準備を進めていました。
今回の義援物資は、元々は明治ホールディングス(株)およびその社員様より、全国のこども宅食実施団体に対する活動の支援として寄贈いただいたものです。明治ホールディングス(株)とも連携しながら、当初食品を配送する予定をしていた約20の団体から協力を得て、石川県七尾市への義援物資とすることが決まりました。
食品をお裾分けいただいた団体は、熊本や長野、東京など全国各地でこども宅食活動を実施する団体です。ひとり親家庭などで、経済的困窮や病気といった生活に困難がある子育て家庭に食品を届ける活動を行っておられます。同様に苦しい状況にあるであろう被災地の方々への想いに共感し、お裾分けをご快諾下さいました。
食品をお裾分けくださった団体からは「大変な状況の方々を優先で構いませんのでよろしくお願いします」(宮崎県の団体より)「被災された皆さんに、全量をお届けください。一日でも早く、平穏な日が来ることをお祈りしています」(佐賀県の団体より)といった、被災地域を応援する声も届いています。
また、フローレンスは震災の影響を受けた北陸地域(新潟県や福井県など)にも重点的な支援を行うべく、七尾市の23,080個の他に 25,180個の食品を届けています。これにより、北陸地域全域への提供食品数は 48,260個となりました。
フローレンスとこども宅食応援団だけでなく、食品の寄贈先変更に柔軟に対応してくださった明治ホールディングス(株)や、快く被災地域の支援を優先してくださった地域のこども宅食実施団体など、被災地域を支えたいという想いでつながった様々な関係各所との大きな支援の輪によって今回の支援が実現しています。
引き続き、フローレンスとこども宅食応援団は連携しながら、被災地域での必要な支援について情報収集などを行い、できる限りの継続的サポートを行います。
一般社団法人こども宅食応援団について
「こども宅食」は生活の厳しい子育て家庭に定期的に食品を届ける取り組みです。食品のお届けをきっかけにつながりをつくり、見守りながら、食品以外の様々な支援につなげていきます。
こども宅食応援団は、この「こども宅食」の仕組みを、日本中に広げていくため、こども宅食事業に取り組む自治体やNPO等に対して活動資金やノウハウの提供、事業推進のための伴走的な支援を実施します。
また、こども宅食事業や事業を通じて解決しようとしている社会課題の認知度拡大のための広報活動を実施します。こども宅食応援団は、認定NPO法人フローレンスグループであり、連携してこども宅食の全国普及に取り組んでいます。
https://hiromare-takushoku.jp/
認定NPO法人フローレンスについて
こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは未来を担うこどもたちを社会で育むために、事業開発、政策提言、文化創造の3つの軸で、社会課題解決と価値創造をおこなう国内最大規模のNPO法人です。
日本初の訪問型・共済型病児保育事業団体として2004年に設立し、ひとり親支援とこどもの貧困防止、こどもの虐待や親子の孤立防止、障害児家庭支援など、日本のこども・子育ての領域で総合的な活動をおこなっています。
2015年度に「小規模認可保育所」として国策化された「おうち保育園」をはじめとする保育事業、障害児家庭に保育や支援を届ける「フローレンスの障害児保育・支援」、こどもの虐待問題解決のため「フローレンスのにんしん相談・赤ちゃん縁組」、こどもの貧困を解決する「こども宅食」などの取り組みを全国に広め、たくさんの仲間と共に、社会に「新しいあたりまえ」をつくることを目指しています。
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