SSFF & ASIA2025秋の国際短編映画祭でAI国際会議を開催 元ワーナー戦略顧問、仏映画センター元議長、韓国プチョン映画祭ディレクター他ドイツ、セネガル、メキシコのAI映像作家ら10名が集結

「AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求」特別上映作品にアジア初公開となる36分のSF・AI大作『インペリア』が決定 10/26(日)赤坂インターシティコンファレンス 10:00-13:00

株式会社パシフィックボイス

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、10月22日(水)よりスタートする秋の国際短編映画祭で開催する国際カンファレンス「AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求」の登壇者や上映作品などを含む全貌を発表いたしました。

URL: https://www.shortshorts.org/jce_mice/

 毎年約5000本の作品が世界各国より応募される映画祭の中でも、AIを使用したと回答しているショートフィルムの数はここ数年で275作品に増えました。多様な技術とその使用方法を背景に、クリエイターや世界の映画祭の中でも、創造性や活用方法、また、倫理におけるディスカッションが熱をもって繰り広げられています。

 このような背景のもと、SSFF & ASIA2025秋の国際短編映画祭では、第一線を行くAI×映像制作のクリエイターとして、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭のAI部門で最新フル AI 短篇映画『ラストドリーム』(25) が最高賞を受賞し、「AI 映画の未来を変える衝撃作」と評された、ピラミッドフィルムの串田壮史(くしだたけし)氏や、「猟奇的な彼女」のプロデューサーでプチョン国際ファンタスティック映画祭のディレクターでもあるシン・チョル氏、ワーナーブラザーズで戦略アドバイザーをつとめ、企業とエンターテインメントのコンサルティングを行ってきたダグラス・モンゴメリー氏など、国内外より総勢10名のパネリストを迎え、映像制作におけるAI活用の実態や未来像、また、それに伴う倫理観について意見を交わす国際カンファレンスを開催してまいります。

 また、本映画祭内では、パネリストの一人でもある、作曲家であり、AIショートフィルムの監督もつとめるMarcel Barsottiによる36分のSF・AI作品『インペリア』のアジアプレミア公開も行われることが決定しました。作曲家という分野で活躍をしていながら、AIを活用することでショートフィルムを制作、監督することが可能となった背景やそこに感じる可能性を話していただきます。

 ※本イベントは令和7年度日本博2.0事業の一環として開催されます。

国際カンファレンス「AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求」パネリスト

(ドイツ) マルセル・バルゾッティ(作曲家・映像作家)

2024年、マルセル・バルゾッティは『TRANSFORMATION』で映画監督としてデビューした。

このディストピア的で、精巧にAI生成されたSF短編映画は、12の国際賞と37のノミネーションを獲得し、ドイツで「貴重な作品」の評価を受けた。『IMPERIA』では、BAI PicturesおよびSchmerbeck Entertainmentと共に、2作目の大規模AI SFプロジェクトを実現し、トロント国際平和映画祭で「名誉トリビュート映画賞」を受賞したほか、東京、ローマ、トロント、ユタ、ミュンヘン、パリなど世界各国の映画祭で上映される予定である。

バルゾッティはまた、100本を超える国際的な映画作品(『教皇ヨハンナ』『海の狼』『ベルンの奇蹟』など)の音楽を手掛けた国際的な映画作曲家であり、その映画音楽やミュージックビデオで50以上の国際賞を受賞している。さらに、Sky、コンコルド、RTL2 などテレビ局や配信向けに多くのCMや企業映像の音楽を作曲している。バルゾッティはヨーロッパの大学で講義を行い、世界各地で自身の映画音楽によるオーケストラコンサートを実現している。また、国際サウンドライブラリー「ETHNO WORLD」と音楽制作会社「TUNESFORMOVIES」のCEOも務めている。さらに、VSL、Waldorf、UVI製品のブランドアンバサダーでもある。

(ドイツ)グンドゥラ・バルゾッティ=バスト(ルートヴィヒ=マクシミリアン大学教育科学部の学部長室・脚本家)

グンドゥラ・バルゾッティ=バストは、ミュンヘンのルートヴィヒ=マクシミリアン大学教育科学部の学部長室を管理している。彼女は数十年にわたり、ソプラノとしてミュンヘン国際合唱協会のメンバーでもあった。現在は夫マルセル・バルゾッティの映画音楽や、BAMミュージックパブリッシング社における音楽出版のコンサルタントとして活動している。グンドゥラ・バルゾッティ=バストは、映画プロジェクト『Transformation』および『Imperia』の共同脚本家でもある。

(韓国)シン・チョル(プチョン国際ファンタスティック映画祭フェスティバルディレクター)

シン・チョル氏は2019年より富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)のフェスティバル・ディレクターを務め、韓国映画の近代化において中心的な役割を果たしてきました。プロデューサーとしては、『マリッジストーリー』『嘘』『猟奇的な彼女』といった影響力の大きな作品を手がけています。とりわけ『猟奇的な彼女』は“韓流”ブームの火付け役となり、アジア全域に広がるとともに、ハリウッドや中国など世界各国でリメイクを生み出しました。その成功は新たな才能を映画界に呼び込み、大手企業による投資を促し、韓国映画に新たな黄金期をもたらしました。韓国映画を刷新したプロデューサーとして広く認められるシン氏は、今も新たな目標に挑み続けています。2024年のBIFANからは、「BIFAN+」プロジェクトを主導し、生成AIがもたらす影響を探究しています。本プロジェクトは、表現の自由を拡張し、映画および映画祭の未来的進化に向けたビジョンを提示することを目指しています。

(セネガル)/ウセイン・デムベル・ソウ(映画監督・脚本家)

ウセイン・デンベル・ソウは、映画制作における人工知能の活用を先駆的に進めるセネガルの映画監督・脚本家である。彼は自身の映画『『ティアロエ44』で2025年のWorld AI Film Festival(WAiFF)を受賞した。現在、アフリカに生成系映画スタジオを立ち上げ、映像制作へのアクセスを民主化し、アフリカの物語を世界規模で発信することを目指している。新しいテクノロジーとその映画産業への影響に情熱を持ち、人工知能における協働的なイノベーションを推進する国際コミュニティ「AI Thinkerer」のダカール代表も務めている。

(日本) 串田 壮史 (映像作家)

1982 年大阪生まれ。ピラミッドフィルム所属。長編デビュー作『写真の女』(20 )は、

大阪アジアン・SKIP シティ・東京国際・ファンタジアなど 90 の国際映画祭で上映されて 40 冠を達成し、10 カ国でリリースされた。長編第二作『マイマザーズアイズ』(23 )は、

イギリス最大のホラー映画祭・ロンドン フライトフェストで 《J ホラー第3波の幕開け》と

評され、世界に向けて配給が行われている。長編第三作の『初級演技レッスン』(24) は SKIP シティ映画祭のオープニング作品として企画・製作された。最新作であるフルAI 短篇映画『ラストドリーム』(25) は、プチョン国際ファンタスティック映画祭の AI 部門で 最高賞を受賞し、「AI 映画の未来を変える衝撃作」と評された。

(フランス)アレクサンドル・ミシェラン(Knowledge Immersive Forum (KIF)創立者 & キュレーター)

ストーリーテリングにおける新たなフロンティアを絶えず追求してきたフランスのメディア・エグゼクティブ。パリ・プレミアケーブルテレビで放送の基礎を学び、その後Canal+に移りプログラムディレクターを務め、プレミアムテレビの創造的な大胆さや、Canal+グループ内でのヨーロッパにおけるデジタル革新を取り入れた。2005年には、インタラクティブ形式における先駆的な取り組みが評価され、France 5の番組『Cult』でインターナショナル・インタラクティブ・エミー賞を受賞し、革新への鋭い感覚を証明した。2006年にはMicrosoftに入社し、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域におけるMSNの責任者として10年間従事、同社最大規模のグローバル地域のひとつを率い、3大陸にわたってデジタルコンテンツプラットフォームの基盤を築き上げた。2021年からは、フランス国立映画センター(CNC)のデジタル体験委員会の議長を務め、VR・AR・XRといった没入型フォーマットを推進した。2024年には「You + AI」というイニシアティブを立ち上げ、人工知能がいかに創造的な実践や文化的な関わり方を再定義するかを先取りした。現在は、Knowledge Immersive Forum(KIF)の創設者として、文化とテクノロジーの未来についての国際的な対話をキュレーションしている。

(アメリカ)ダグラス・モントゴメリー(グローバルメディア専門家)

グローバルメディアの専門家。モントゴメリー氏は20年以上のメディアと小売業界での経験を

持ち、ウォルマートストアズで新しく取得した海外小売を統合する仕事に従事する。その後、

モンゴメリー氏は15年間、3つの異なる国(米国、日本、英国)でワーナー・ブラザース戦略アドバイザーとして勤務し、WBの経営陣や主要なパートナーに対するコンサルティングに携わる。さらに、氏は114年の歴史を持つ日米協会南カリフォルニア支部の会長を務め、マリー・コンドウと大谷翔平を「国際市民」として表彰するイベントを取り仕切る。2021年には、「グローバル・コネクツ・メディア」を設立し、社長兼CEOとして就任。グローバル・コネクツ・メディアは、クライアントが世界のエンターテインメントや小売市場にアクセスできるようコンサルティング、サポートする企業である。また、AIを活用したショートアニメのコンテンツ制作とプラットフォーム開発を行う株式会社TOKYO EPICのアドバイザーに就任している。

(メキシコ)オスカー・ペレス(映像作家)

人工知能を専門とするメキシコのエンジニアであり、インディペンデント映画作家である。彼の作品は、テクノロジーがいかに芸術や物語表現の限界を広げることができるかを探求している。2023年には、メキシコ国会下院(連邦議会)の公式な場に招かれ、AIが多様な分野で果たす役割について講演し、社会や文化の複数の領域にこの技術を導入することへの関心を示した。彼のデビュー短編映画『Who is God?(神とは誰か?)』(2023)は、全編が人工知能によって制作され、世界でも最初期のAI生成短編映画のひとつとして、メキシコ著作権庁に正式に登録された。このプロジェクトにより、彼は映画、スピリチュアリティ、そして新興技術の関係を再定義する新しい世代のクリエイターの一員として位置づけらた。現在、彼はこの探求をさらに発展させる作品『Yo Soy(私は在る)』を制作中。本作は神へのラブレターとして構想されており、個人的かつ精神的な探求を映し出す二部作の第2作目にあたる。この新しいプロジェクトは、象徴的な物語と技術革新を融合させ、国際的な観客に届けることを目指す、彼の歩みにおける次なる一歩を示める。

(イラン)ジャヴィッド・ソブハニ(テヘラン国際短編映画祭AI コンペティション プログラマー)

ジャヴィド・ソブハニは、1991年イラン生まれの脚本家・映画監督で、工学修士号(産業工学)を持つ。イラン脚本家協会のメンバーであり、2018年からアカデミー賞公認のテヘラン国際短編映画祭にてプログラマーおよび国際プログラム・コーディネーターを務めている。同映画祭はアジア最大級の短編映画イベントのひとつであり、彼は戦略的企画、プログラミング、国際調整を担っている。2020年以降は、世界有数の短編映画制作・教育機関であるイラン青少年シネマ協会において国際プログラムコーディネーター兼代表を務めている。彼の作品には長編映画脚本『Torpedo』や複数の短編映画があり、最新作『The White Horse』は2024年、ロシア・カザン国際映画祭にて長編企画部門グランプリを受賞した。現在は2作目の長編映画脚本を執筆中である。ソブハニは、ポルトガル、フランス、イタリアなどの国際映画祭で審査員や選考委員を務めてきた。また、2024年の第41回テヘラン国際短編映画祭においてAIコンペティション部門を導入し、それ以来、正式な国際コンペティション部門として定着している。

(日本)山口ヒロキ(ガウマピクス代表/映画監督)

京都府出身。 立命館大学映画部第39代部長。19歳で監督した『深夜臓器』でインディーズムービー・フェスティバル グランプリを受賞後、学生時代に制作した初の劇場用長編作品『グシャノビンヅメ』が2004年に劇場公開。この作品はモントリオール・ファンタジア国際映画祭受賞、プチョン国際ファンタスティック映画祭など数多くの海外映画祭に正式招待された後、各国で配給が決定した。実写映画の代表作は『メサイア』シリーズ(原作:高殿円)、『血まみれスケバンチェーンソー』(原作:三家本礼)、『トリノコシティ』(原曲:40mP)など。自身初の生成AI映画『IMPROVEMENT CYCLE-好転周期-』が2024年プチョン国際ファンタスティック映画祭・釜山国際AI映画祭・トリエステSF映画祭などのAI部門に正式招待され、2025年8月にはAI映画『グランマレビト』が劇場公開された。現在は映画制作現場での生成AIの使用方法について数多くの登壇を行なっている。

【日本博】

「日本博 2.0」では、2025年日本国際博覧会の機運醸成やインバウンド需要の回復、国内観光需要の一層の喚起を目指しつつ、日本の美と心を体現する

我が国の文化芸術の振興及びその多様かつ普遍的な魅力を発信します。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/nihonhaku/index.html

SSFF & ASIA 2025秋の国際短編映画祭国際カンファレンス「AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求」

🔶日時:2025年10月26日(日)10:00-13:00

🔶場所:赤坂インターシティコンファレンス the AIR

🔶料金:1 DAYチケットまたはイベント単体チケット1,000円

🔶申込URL:https://www.shortshorts.org/jce_mice/

🔶主催:株式会社パシフィックボイス、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

アジア初公開!35分のSF・AI超大作『インペリア』と、セネガルのラップスター、ディップ・ドゥンドゥ・ギスをフィーチャーした100%AIショートフィルム

国際カンファレンスのパネリストの一人でもある、マルセル・バルゾッティ監督の最新AIショートフィルム『インペリア』、そして、同じくパネリストのウセイン・デムベル・ソウ氏監督が、セネガルのラップスター、ディップ・ドゥンドゥ・ギスの歌をフィーチャーした、100%AI生成の映像作品 『ティアロエ 44 』 をアジア初公開。

10月23日(木)東京都写真美術館ホール 午後5時の特別枠にて上映

『インぺリア』 (Imperia)監督:Marcel Barsotti

36分/ドイツ/SF/2025

地球に謎のキューブが現れ人々が跡形もなく消え去る中、天才科学者リリー・ローズは衝撃の真実を発見する。古代の異星文明が人類を邪悪な儀式に利用していたのだ。リリーは謎を深く掘り下げるにつれ、彼女自身の存在が鍵となる可能性に気がつくが、それは人類の救済か、はたまた破滅なのか・・・。

「10月23日(木)東京都写真美術館ホールにて公開

『ティアロエ 44』 監督:Hussein Dembel Sow

3分49秒/セネガル/エクスペリメンタル クリップ/2025

その年の12月1日、第2次世界大戦に従軍した西アフリカの退役兵(ティライユール・セネガレ)たちが、未払い賃金と正当な評価を求めたことで、フランス植民地軍によって虐殺さた。

長らく沈黙の中に葬られてきたこの出来事が、音楽と人工知能を大胆に融合することで今日、再び浮かび上がる。。。

〈SSFF & ASIA 2025 秋の国際短編映画祭 そのほかのクリエイター向けトークイベント情報〉

クリエイター限定交流会:元AMAZON STUDIOS日本代表

早川敬之氏に聞く「日本コンテンツの可能性」

元Amazon Studios日本代表として数々の話題作を手がけ、グローバルと日本の両市場を知り尽くす早川敬之氏を迎え、日本コンテンツの魅力や独自性、アジア・北米など地域ごとの市場特性、日本が抱える課題とその解決策、資金調達や狙い目となる国・地域、オリジナルIPを国内外で成功させるための戦略を語るクリエイター向け特別セミナー。

配信と劇場公開の選択、オンラインとオフラインの使い分け、海外展開における現地体験の重要性など、制作からビジネスまで幅広い視点で、グローバル基準と日本独自の感性を融合させたエンターテインメントづくりの実践的ヒントを提供します。

 ※軽食・飲み物の提供があります。

会場:LiIFORK Harajuku

日時:2025年10月24日 18:30~20:30

チケット:3500円 https://shortshorts.mebory.com/

SSFF & ASIA 2025 秋の国際短編映画祭 

https://www.shortshorts.org/2025autumn/

■期日および会場:

<上映・イベント会場> 

 赤坂インターシティ コンファレンス Green 10月22日(水)

 東京都写真美術館ホール 10月23日(木)

 LIFORK Harajuku 10月24日(金)

 赤坂インターシティコンファレンス the AIR 10月25日(土)、26日(日)                          

サテライト会場 : 東京ミッドタウン日比谷 日比谷シネマフェスティバル 

                         10月10日(金)~26日(日)                 

※作品により上映開始時間が異なります。ウェブサイトにてご確認ください。

<オンライン会場>

・オンライン・グランドシアター 10月22日(水)~11月10日(月)

・オンラインサテライト会場:ブリリア ショートショートシアター オンライン 

10月1日(水)~5週に渡り「Iceland Escape アイスランド・ショート特集」 配信

 

■チケット: 9月25日(木)よりチケット予約・販売開始 

https://shortshorts.mebory.com/

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会社概要

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-12-8 SSUビル4F
電話番号
03-5474-8201
代表者名
別所哲也
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1994年08月