約2000人が参加して一斉清掃! 【'25秋の藤前干潟クリーン大作戦】に参加しました
2025年10月18日(土) <藤前干潟周辺(中堤会場、藤前会場)>
一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、2025年10月18日(土)にラムサール条約登録湿地である藤前干潟周辺の漂着ごみを清掃して海洋ごみを減らすことを目的とする「’25秋の藤前干潟クリーン大作戦!」に参加いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト : https://cleanupfujimae-1.jimdofree.com/

イベント概要
【開催概要】 ’25秋の藤前干潟クリーン大作戦!
【日程】 2025年10月18日(土)10時~11時30分
【開催場所】 藤前干潟周辺(中堤会場、藤前会場)
【参加人数】 1947名
【協力団体】 藤前干潟クリーン大作戦実行委員会事務局
子どもたちが安心して遊べる干潟を取り戻そう!
名古屋市港区の藤前干潟は「国際的に重要な湿地」として、2002年11月にラムサール条約に登録された場所です。渡り鳥をはじめ、カニ類や魚たちなど、貴重な生態系が守られている場所としても知られています。しかし、土岐・庄内川と新川、日光川の3河川が合流する河口部に位置するため、上流から運ばれたペットボトルやビニール袋、発砲スチロールなどのごみが環境問題になっています。子どもたちが安心して遊べる干潟や川を取り戻すべく、藤前干潟クリーン大作戦は、2004年秋から、春と秋の年2回の清掃活動を実施し、今回で43回目の開催を迎えました。毎年秋に行われる「クリーン大作戦」では、藤前会場だけでなく、上流域に位置する新川と庄内川に挟まれた中州エリア、通称「中堤防」会場も清掃対象となっています。この中堤会場は普段は閉鎖されていて、一般の人々が入ることのできないエリアですが、今回の清掃活動には中堤会場だけで596名の参加者、全体では1947名の参加者が集まりました。

参加者の力で1404袋分のごみを回収!
当日は雨がぱらつくこともありましたが、曇り空の下、地域の方々をはじめ、市民団体や企業、学生ボランティアなど、集まった参加者たちは、足元に気を付けながら、ペットボトルや空き缶、発砲スチロールなどの漂着ごみを拾い集めていました。
流れ着いたペットボトルなどの山がヨシ原を覆っているような場所がいくつもあり、参加者から驚きの声があがることもありました。約1時間の清掃活動で、集まったごみの量は、可燃ごみが1290袋、不燃ごみが88袋、自転車やタイヤ、ドラム缶などの粗大ごみもあり、全部で1404袋のごみを回収することができました。
藤前干潟での清掃活動は、伊勢湾、さらにその先の海へ流れこむごみを減らすことにもつながります。
「海ごみゼロ」を目指して「伊勢湾ごみ流出防衛最前線」の活動は、これからも続きます。

参加者の声
・想像以上のごみがあって驚きました。拾うのが大変だったけど、袋がいっぱいになった分、川がきれいになって嬉しかったです。
・一人でごみ拾いをすると気持ちが落ち込んでしまうけど、仲間と一緒に取り組むと前向きな気持ちで行動できました。もっと輪が広がるといいなと思います。
・初めて参加しましたが、充実した1日になりました。自分もごみを出さないようにしようと、意識が変わりました。
などの声が聞かれました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県
URL:https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容 :愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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