JLL、レンドリース社と共同でアクセラレータプログラム「Propell Asia」実施
アジアの不動産市場を変革する不動産テックスタートアップ企業5社を選出
(2018年9 月4日にシンガポールからJLLとレンドリース社より発表されたリリースの抄訳版です)
東京 2018年9月20日 – 総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)とレンドリース社(本社: オーストラリア シドニー)は、両社共同で開始した「Propell Asia」で支援するタートアップ企業5社を選出しました。「Propell Asia」は、アジア太平洋地域の不動産市場と、同地域の不動産テックスタートアップ企業とをつなぐ業界初の不動産アクセラレータプログラムで、このたび、シンガポールを拠点とする不動産テックスタートアップ企業5社を発表しました。
全アジア地域から多数の応募があった中で、チームの強み、技術力、ビジネスにおけるアイデアの広がりや実行の可能性があるスタートアップ企業5社が選出されました。5社には、オフィスリーシングや生産性の高い建設工程、ファシリティマネジメント、さらにはIoTプラットフォームなどに関する優れたソリューションが提供されます。
「Propell Asia」に選出された5社は以下の通りです。
レンドリース社アジアCEOのTony Lombardo氏は次のように述べています。
「アジアにおける不動産テック市場を変革する、熱い思いを抱くスタートアップ企業を選出することができました。彼らの多様性は変革的なアイデアを創出し、不動産分野で活躍します。私たちの目標は彼らの可能性を引き出し、彼らのソリューションを有効化、商業化、拡大できるような環境を提供することです」
JLLアジアパシフィック COO アルバート・オヴィディは次のように述べています。
「JLLはアジア太平洋地域の16ヵ国、96拠点で展開しており、最近設立されたJLL Sparkグローバルベンチャーファンドは、地域の変革を起こす次世代の不動産テックスタートアップ企業の育成に取り組んでいます。JLLとレンドリース社のパートナーシップにより、『Propell Asia』は投資、開発、建設、仲介、コンサルティング、ファシリティマネジメント、プロパティマネジメントの不動産の全バリューチェーンにアクセスできる魅力的な場となり、彼らのプロダクトをテスト、実証する機会を提供します」
選出された5社はシンガポール ブラス・バサーに位置するコワーキング・スペースDistrict6を拠点とし、各スタートアップ企業の成熟度や注力する不動産分野にカスタマイズされた10週間の研修プログラムを受講します。プログラムは不動産市場に特化した内容で、スタートアップ企業はメンターグループとの交流機会が与えられ、プロダクトの計画から戦略の実行までビジネススキルを学びます。本プログラムの終盤には、各社が洗練したプロダクトの概念実証を行い、その後、不動産の専門家、投資家、メディアに向けてプロダクトを説明します。
メンターグループの1社であるIgloohome社の共同CEO Anthony Chow氏は次のように述べています。
「スタートアップ企業にとって、各国で異なる不動産取引などに関する慣習に対応することは難しい課題です。メンターも含め、JLLとレンドリース社が各社の不動産システムへのアクセスをスタートアップ企業に提供してくれることをうれしく思います。『Propell Asia』を通じて、スタートアップ企業が、成長著しいアジアの不動産テック市場において最初の一歩を踏み出すことができます」
メンターグループのメンバー
Propell Asiaに関する問い合わせ:
Hongda Tee/ Redzuan Samad
Text100 Singapore
+65 6603 9000
propellasia@text100.com.sg
レンドリース社:オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、アメリカにおいて不動産とインフラストラクチャービジネスを展開するグローバル企業です。ビジョンは“To create the best places”、世界中の人々の生活を刺激し豊かにする場所を創ることです。オーストラリア シドニーに本社を置き、オーストラリア証券取引所に上場、世界で約 12,740人の社員を擁する企業です。当社の強みは、不動産開発、建設そして投資の事業セグメントに表れています。この 3 つのセグメントのコンビネーションが持続可能な競争力を生み、お客様へ革新的なソリューションの提供を可能にしています。http://www.lendlease.com
District6社:シンガポール シティホール駅近くに拠点を構えるコワーキング・スペース。コラボ思考はよりよい社会につながることをコンセプトに、次世代のために都市景観を再度デザインすることを目指す人々が集まる空間を提供しています。
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは不動産市場を再考し、皆様のアンビション実現を支援する価値ある不動産の機会やスペースを提供するとともに、お客様、人、コミュニティにとってよりよい明日を築くことを目指します。2018年6月30日現在、JLLは世界80ヵ国、従業員約86,000名、300超拠点で展開し、フォーチュン500に選出されています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。
http://www.jll.com
全アジア地域から多数の応募があった中で、チームの強み、技術力、ビジネスにおけるアイデアの広がりや実行の可能性があるスタートアップ企業5社が選出されました。5社には、オフィスリーシングや生産性の高い建設工程、ファシリティマネジメント、さらにはIoTプラットフォームなどに関する優れたソリューションが提供されます。
「Propell Asia」に選出された5社は以下の通りです。
- GorillaSpace:フレキシブルかつ長期的なワークスペース向けのオンラインマーケットプレイスを提供。個人及び法人向けには透明性のあるワークスペース情報、オーナーには効率的に空室状況管理が可能になるプラットフォームを提供。
- Lauretta.io:AIを活用してファシリティマネジメント業務を自動化するサービスを提供。AIにビルの導線といったインフラと人材の管理を学ばせることで、プロパティマネージャーはオペレーターからサービスプロバイダーとして役割を変え、管理するファシリティの価値や安全性向上を図ることが可能。
- Logfront:IoTを活用し、ファシリティに関するサービスの効率化を図り、コスト削減を可能にするファシリティマネジメントプラットフォーム。センサー情報の分析や機械学習を使用してファシリティの使用パターンを把握し、メンテナンスの頻度や人員配置の最適化を可能にする。
- Nucon:建設業界向けにカスタマイズされたインテリジェンスエンジン。コンテクストアウェアイメージ分析、音声認識、動的翻訳、会話などの機械学習サービスを提供するこのPaaS (platform as a service)モデルは、データ分析や最新のアプリケーションの構成要素を提供。
- Talox:商業用不動産のオーナーやエージェント向けSaaS (Software as a service) を基盤としたリーシング、アセットマネジメントプラットフォーム。企業のオフィスリーシングプロセスをデジタル化、自動化することにより、オーナーは取得したデータを活用して物件の収益性やパフォーマンスを改善、エージェントはより積極的なリーシングや迅速な成約までの手続きが可能。
レンドリース社アジアCEOのTony Lombardo氏は次のように述べています。
「アジアにおける不動産テック市場を変革する、熱い思いを抱くスタートアップ企業を選出することができました。彼らの多様性は変革的なアイデアを創出し、不動産分野で活躍します。私たちの目標は彼らの可能性を引き出し、彼らのソリューションを有効化、商業化、拡大できるような環境を提供することです」
JLLアジアパシフィック COO アルバート・オヴィディは次のように述べています。
「JLLはアジア太平洋地域の16ヵ国、96拠点で展開しており、最近設立されたJLL Sparkグローバルベンチャーファンドは、地域の変革を起こす次世代の不動産テックスタートアップ企業の育成に取り組んでいます。JLLとレンドリース社のパートナーシップにより、『Propell Asia』は投資、開発、建設、仲介、コンサルティング、ファシリティマネジメント、プロパティマネジメントの不動産の全バリューチェーンにアクセスできる魅力的な場となり、彼らのプロダクトをテスト、実証する機会を提供します」
選出された5社はシンガポール ブラス・バサーに位置するコワーキング・スペースDistrict6を拠点とし、各スタートアップ企業の成熟度や注力する不動産分野にカスタマイズされた10週間の研修プログラムを受講します。プログラムは不動産市場に特化した内容で、スタートアップ企業はメンターグループとの交流機会が与えられ、プロダクトの計画から戦略の実行までビジネススキルを学びます。本プログラムの終盤には、各社が洗練したプロダクトの概念実証を行い、その後、不動産の専門家、投資家、メディアに向けてプロダクトを説明します。
メンターグループの1社であるIgloohome社の共同CEO Anthony Chow氏は次のように述べています。
「スタートアップ企業にとって、各国で異なる不動産取引などに関する慣習に対応することは難しい課題です。メンターも含め、JLLとレンドリース社が各社の不動産システムへのアクセスをスタートアップ企業に提供してくれることをうれしく思います。『Propell Asia』を通じて、スタートアップ企業が、成長著しいアジアの不動産テック市場において最初の一歩を踏み出すことができます」
メンターグループのメンバー
- Julian Kwan, CEO and Co-Founder, InvestaCrowd
- Anthony Chow, co-founder and CEO, Igloohome
- Joanne Ormandy, CIO, Greater China, JLL
- Anuj Nangpal, JLL Spark, Asia Pacific
- David Hutton, Managing Director of Development, Lendlease
- Richard Kuppusamy, Digital Integration Manager, Lendlease
- Yuet Whey Siah, Co-founder and CEO, Drea.sg
- Bill Lee, Group Managing Partner, Azendian Solutions
- Vikas Kaushal, Head of Strategy & International Business, Foyr
- Steve Melhuish, Co-founder and Vice Chairman, PropertyGuru Group
- Magnus Ekbom, Chief Strategy Officer, Lazada Group
- Stephanie Chai, CEO and Founder, TheLuxeNomad.com
- Craig Hewett, Co-Founder and COO, Wego
Propell Asiaに関する問い合わせ:
Hongda Tee/ Redzuan Samad
Text100 Singapore
+65 6603 9000
propellasia@text100.com.sg
レンドリース社:オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、アメリカにおいて不動産とインフラストラクチャービジネスを展開するグローバル企業です。ビジョンは“To create the best places”、世界中の人々の生活を刺激し豊かにする場所を創ることです。オーストラリア シドニーに本社を置き、オーストラリア証券取引所に上場、世界で約 12,740人の社員を擁する企業です。当社の強みは、不動産開発、建設そして投資の事業セグメントに表れています。この 3 つのセグメントのコンビネーションが持続可能な競争力を生み、お客様へ革新的なソリューションの提供を可能にしています。http://www.lendlease.com
District6社:シンガポール シティホール駅近くに拠点を構えるコワーキング・スペース。コラボ思考はよりよい社会につながることをコンセプトに、次世代のために都市景観を再度デザインすることを目指す人々が集まる空間を提供しています。
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。JLLは不動産市場を再考し、皆様のアンビション実現を支援する価値ある不動産の機会やスペースを提供するとともに、お客様、人、コミュニティにとってよりよい明日を築くことを目指します。2018年6月30日現在、JLLは世界80ヵ国、従業員約86,000名、300超拠点で展開し、フォーチュン500に選出されています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。
http://www.jll.com
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