第164回芥川賞受賞&2021年本屋大賞ノミネート 宇佐見りん『推し、燃ゆ』 受賞9日で、20万部突破
単行本も順調に版を重ね、受賞前の時点で7万部まで部数を伸ばしていました。1月20日夕方に芥川賞受賞が報道されると、またたく間に全国の書店店頭から在庫が払底し、即3万部の重版を決定しましたが、予約でいっぱいに。また、受賞翌日の1月21日には本作の2021年本屋大賞へのノミネートが発表され、さらなる注文が殺到し、受賞後9日で20万部を達成する運びとなりました。本作の主人公は、「推しは私の背骨」という信条の元、アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐ、16歳の高校生・あかり。彼女の「推し」がファンを殴って炎上するところから物語は始まります。
「推し」という言葉に馴染みが深い10〜20代はもちろん、そんな子供たちを「理解したい」と考えている親世代、そして、「推し」の有無にかかわらず、何かの存在を心の支えにして困難な毎日を生きる人たちから熱烈な支持を得ています。
©宇壽山貴久子
21歳の新たなる才能に今後もご注目ください。
【あらすじ】
あかり、16歳。ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。そんなある日、推しがファンを殴った。
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【書誌情報】
推し、燃ゆ
宇佐見 りん 著
単行本 46 ● 128ページ
ISBN:978-4-309-02916-0 ● Cコード:0093
発売日:2020.09.11
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029160/
【発売記念 フリーペーパー(著者コメントつき)】
推しだけでなく、推しを推すこともまた、尊く、しんどいと思うのです。──宇佐見りん
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