バルテス、SAP ECCからSAP S/4HANAへのマイグレーションに最適化した「PerfecTwin ERP Edition」の取り扱いを開始

バルテス・ホールディングス株式会社

2024年10月23日 15時07分

ソフトウェアのテスト・品質向上におけるトータルサポートを提供するバルテスグループの関連会社である　バルテス株式会社（本社：⼤阪市⻄区、東京都千代⽥区代表取締役会長兼社長：田中真史、以下当社）は、LG CNSが提供する現新比較テスト自動化ソリューション「PerfecTwin（パーフェクツイン）」について、SAP S/4HANAに対応した「PerfecTwin ERP Edition」の取り扱いを開始したことを発表いたします。

PerfecTwin サービスサイト：https://service.valtes.co.jp/s-test/service/perfectwin/

PerfecTwin ERP Editionの概要

現新比較テスト自動化ソリューション「PerfecTwin（パーフェクツイン）」は、実際の取引データでシステム
を検証する世界で唯一の並列検証ソリューションです。

2027年末に、既存のSAP ERP 6.0（ECC 6.0）の標準保守期限が終了となります。顧客企業はそれまでに、SAP S/4HANAへのマイグレーションを完了する等の対策を行う必要があります。

「PerfecTwin ERP Edition」はSAP ECCからSAP S/4HANAへのマイグレーションに最適化したERP専用エディションです。現行システムの実取引データに基づく自動テストにより、インフラのマイグレーションや、新システム開発における本番稼働前のテスト（受け入れテスト等）を効率化します。これにより、移行プロセスで発生する可能性のある、システムエラー、データ不一致、運用中断等、システム障害のリスクを最小限に抑え、安定した運用を保証します。

▼PerfecTwin ERP Editionで実現できること

SAP ECCからSAP S/4HANAへのマイグレーションに最適化したERP専用エディション
実取引データを元に本番同様のテスト
トランザクションデータ入出力をシミュレートし、実際の接続が無くてもEnd-to-Endのテストを実現
定量データを収集・提供

PerfecTwin 3つの特徴

1. 世界で唯一の本番トランザクションによる現新比較自動検証ツールサービス

現行システムからキャプチャされた本番トランザクションを使って、開発中の新システムで現新比較テストを自動実行します。本番トランザクションと同様のアクセス量が発生するため新システムの性能検証の信頼性を高めます。また、失敗した処理とトランザクションをリアルタイムでチェックでき、課題点を自動で抽出することが可能です。

2. 本番稼働の判定基準を「定量的な検証数値」で提供

本番稼働判定のための機能や性能テスト結果を、定量的検証数値で提供しますので、本番稼働の意思決定に役立ちます。また、本番トランザクションからテストを自動実行しますので、テストシナリオやテストケースを事前に定義・策定する必要もありません。

3. 新システムの稼働前に、稼働後の未来予測が可能

新システムの「潜在的障害」をシステム移行前に特定し対策することで、本番稼働後に起こり得る障害やリスクを大きく削減します。また新システムの機能的メリットや操作性などをプロジェクト期間中に先行して習得することができ、システム移行後の運用面でのハードルを低減させることも可能です。

LG CNSについて

LG CNSは、クラウド、生成AI、ビッグデータ、スマートファクトリー、スマートシティー、スマート物流、デジタルマーケティングなど、さまざまな新技術を開拓し続けている韓国の大手デジタルトランスフォーメーション（DX）企業です。当社はまた、金融、製造、公共部門、その他のさまざまな産業で革新的なシステム統合（SI）およびシステム管理（SM）のプロジェクトを通じて市場をリードしています。詳細な情報はwww.lgcns.com をご覧ください。

バルテスグループについて

バルテスグループは、ソフトウェアテストをメインとした品質向上支援サービスを提供している本業界のリーディングカンパニーです。上流工程における品質コンサルティング、及び体系的なテストエンジニアの教育プログラムを強みとしております。バルテス株式会社は、ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定機関である「ISTQB」の最高位ランクである「Global Partner」に日本で初めて認定された企業です。