Spectee、追加資金調達を実施。E2ラウンド総額18億円でファイナルクローズ
〜サプライチェーンの全体像をAIで可視化する『Spectee SCR』の強化へ。累計調達額は38億円に〜
サプライチェーン・リスク管理サービスを提供する株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:村上建治郎、以下「Spectee」)は、インパクト・キャピタル株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:黄 春梅、高塚清佳)が運営するインパクト・キャピタル1号投資有限事業責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。
これにより、本年1月のファーストクローズ、本年3月のセカンドクローズと合わせて、E2ラウンドの調達総額は18億円となり、累計調達額は38億円となりました。
今回調達した資金は、製造業向けサプライチェーン・リスク管理クラウド『Spectee SCR』の事業拡大およびプロダクト強化に充当します。

・サプライチェーンが直面する、かつてない「不確実性」の時代
近年、製造業のサプライチェーンを取り巻く環境は、急速に不確実性を増しています。
国際情勢の緊迫化に伴う地政学リスクの高まり、気候変動による自然災害の激甚化、特定の国・地域への依存による供給不安、さらには巧妙化するサイバー攻撃など、企業活動の根幹を揺るがすリスクは、かつてないほど複雑化・多様化しています。
こうした時代において、製造業には、サプライチェーン上で「何が起きているのか」をいち早く把握し、その影響を正確に見極め、迅速に意思決定する力が求められています。
・ブラックボックス化したサプライチェーンのつながりをAIで可視化
多くの製造業では、部品や原材料にまで連なる多層的なサプライチェーンの全体像を把握することが難しく、有事の際に、どの拠点・どのサプライヤー・どの部品に影響が及ぶのかを即座に判断することが困難です。
Specteeは、外部取引データや、当社が独自に保有・蓄積してきた多様なデータをもとに、ブラックボックス化したサプライチェーンの全体像をAIで推定・可視化する技術の開発を進めています。
サプライヤー同士のつながりや、部品・原材料の供給構造を可視化することで、製造業におけるサプライチェーンの強靭化を支援してまいります。
・長年蓄積してきたリスクデータとAI解析技術
製造業が抱えるもう一つの大きな課題は、地政学リスクや自然災害、事故、サイバー攻撃などの兆候を早期に捉え、それが自社のサプライチェーンにどのような影響を及ぼすのかを把握することです。
Specteeは、リスク情報の収集・解析領域において、長年にわたり技術開発とサービス提供を重ねてまいりました。SNS、気象情報、衛星データ、河川・道路カメラ、ニュース、各種公開情報など、多様なデータをリアルタイムに解析し、「どこで何が起きているのか」「その影響がどこまで広がるのか」を可視化する独自の技術基盤を構築しています。
こうした技術をもとに、災害・事故・地政学リスクなどをリアルタイムに検知し、その影響がどのサプライヤー拠点、どの部品、どの物流ルートに及ぶ可能性があるのかを迅速に把握できるようにします。
・『Spectee SCR』が切り拓く、次世代のサプライチェーン・リスク管理
『Spectee SCR』は、Specteeがこれまで培ってきたリスク情報解析技術と、グローバルに広がる多層的なサプライチェーン構造を可視化するAI技術を組み合わせた、次世代型のサプライチェーン・リスク管理クラウドです。

サプライヤーのつながりや物流ルートなど、サプライチェーンの全体像を可視化するとともに、危機の発生をリアルタイムに検知し、その影響を分析することで、どのサプライヤーのどの拠点・どの部品に影響が及ぶのかを迅速に把握できます。
単なるリスク情報の提供にとどまらず、AIによるリスク予測や影響分析を通じて、製造業が不確実な時代を乗り越えるための“意思決定の基盤”となることを目指しています。
Specteeは今後も、サプライチェーン全体のレジリエンスを高め、社会と産業の持続的な成長を支えるインフラとなるべく、挑戦を続けてまいります。
■ 株式会社Spectee 代表取締役 CEO 村上 建治郎のコメント
昨今の国際情勢の緊迫化や地政学リスクの高まり、自然災害の激甚化などにより、製造業のサプライチェーンは、かつてないほど複雑で予測困難な環境に直面しています。いま企業に求められているのは、サプライチェーン全体を平時から可視化し、変化をいち早く捉え、調達や生産を止めないためのレジリエントなリスク管理基盤を備えることです。
Specteeは、AIを活用した「データ駆動型のレジリエンス社会」の実現を目指し、これまで多くの企業様、国や自治体に、サービスを提供し、危機を可視化する技術を磨いてきました。これまで培ってきたデータ解析技術とリスク情報の知見をもとに、ブラックボックス化しやすい製造業のサプライチェーンをつなぎ、可視化し、リスクに強い新しい産業インフラを築いていきます。
このたび、多くの投資家の皆様にご支援をいただけたことを大変心強く感じています。このご期待に応えるべく、『Spectee SCR』をさらに進化させ、戦略的かつレジリエントなサプライチェーンマネジメントの実現に取り組んでまいります。Specteeは、サプライチェーンの不確実性を可視化し、企業の意思決定を支えることで、日本の製造業、そして世界の産業の持続的な成長に貢献してまいります
■インパクト・キャピタル1 号投資事業有限責任組合 ディレクター 築地宏弥 様のコメント
Specteeは、法人・団体向けに、災害等の有事に意思決定の迅速化に繋がる正確な情報を提供し、被害の最小化に貢献することを目指しています。有事の初動はその後の被害抑制を左右するレバレッジポイントであるとの観点から、当社事業は、人々の安定した生活や経済活動、ひいてはそれらに根差した人生の選択肢の拡張に寄与すると考えました。私たちのファンドが目指す「多様性が認められ、かつ、価値観に基づいて選択することのできる、彩り豊かな社会の創出」に沿う事業として、この度インパクト投資にてご一緒させていただけることを嬉しく思います。社会全体のレジリエンス向上を目指すSpecteeチームと共に、社会価値の創出と事業価値の最大化に向け事業成長を支援してまいります。
■株式会社Spectee(スペクティ)について
Specteeは、レジリエンス領域において世界トップクラスのプラットフォームを提供するスタートアップです。「危機を可視化する」をミッションに、世界中の多様なデータをAIで24時間リアルタイムに解析し、リスクの可視化と被害予測を通じてレジリエントな社会の実現を目指しています。防災やBCP対応、サプライチェーン・リスク管理を目的に導入が進み、民間企業・自治体・官公庁において採用数No.1を誇ります。(日本能率協会総合研究所調べ/2025年調査時点)
<会社概要>
本社:〒102-0076 東京都千代田区五番町 12-3 五番町YSビル
代表者:代表取締役 CEO 村上 建治郎
公式サイト:https://spectee.co.jp
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