株式会社アークノハラ、東北自動車道 仙台管内の老朽化した標識の更新工事で、東日本高速道路株式会社 東北支社より【品質管理優秀工事】を初受賞
~アークノハラの標識製造・工事における創意工夫、品質管理・安全管理が評価理由に~

建設DXに取り組む野原グループの株式会社アークノハラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本力)は、2025年7月17日、「東北自動車道 仙台管内標識更新工事」(以下、本工事)において、東日本高速道路株式会社(本社:東京都千代田区霞が関三丁目3番2号、代表取締役社長 由木 文彦、以下「NEXCO 東日本」)東北支社長より、支社長賞に該当する【品質管理優秀工事】を受賞したことをお知らせします 。
NEXCO 東日本東北支社(仙台市宮城野区)による本表彰は、技術的に高度なものまたは新規技術の導入や創意工夫が見られるなど、工事の品質が特に優れていると認められた工事受注者を表彰するものです。【品質管理優秀工事】は品質管理に優れている工事を表彰し、今回はアークノハラのみの受賞となりました。
本工事は、開通から40年以上が経過した東北自動車道 仙台管理事務所管内において、施工区間総延長約130km、全320箇所に点在している老朽化した標識を更新する工事であり、安全管理はもとより、他工事との規制の調整や冬季休止期間(12月中旬~3月中旬)の工程調整が課題でした。
本工事を受注したアークノハラは、標識製作における自社工場(栃木県那須郡那須町)において社内規定値を設け各種製品の徹底した検査を実施し、製作後の運搬・保管の過程における損傷防止の工夫による品質管理を実施しました。安全管理も両立し、無事故・無災害で竣工を迎えたことが評価されました。
道路交通工事に長く携わり確かな施工力を誇るアークノハラは、これまで複数回にわたり道路工事に関する表彰を受けており、高速道路会社からの優秀工事表彰は令和に入ってから4度目の受賞です(後述)。アークノハラは、今後もこれまで通り施工品質の確保と安全管理を徹底し、人手不足の深刻化する建設業界をアップデートしてまいります。
◆品質管理優秀工事 概要

工事名 |
東北自動車道 仙台管内標識更新工事 |
---|---|
施工場所 |
1.東北自動車道:宮城県白石市(白石IC)~岩手県一関市(一関IC) |
工期 |
2023年4月12日~2024年12月11日(450日) |
施工者 |
株式会社アークノハラ |
工事内容 |
・標識柱87基(うち門型 1基、F型 13基、複柱 11基、単柱 32基、他 30基) |
主な受賞理由 |
・標識製作における、自社工場において社内規定値を設け各種製品の徹底した検査を実施し、製作後の運搬 |
◆表彰式の様子(2025年7月17日 於:仙台国際ホテル)


◆アークノハラの道路工事への高速道路会社からの表彰歴 ※令和分のみ

受賞時期 |
受賞種別 |
表彰元 |
工事名 |
---|---|---|---|
令和3年度 |
優秀工事 |
NEXCO東日本 |
東関東自動車道 |
令和5年度 |
優秀工事 |
NEXCO中日本 |
東名高速道路 |
令和5年度 |
優秀工事 |
NEXCO東日本 |
東北自動車道 |
令和7年度 |
品質管理優秀工事 |
NEXCO東日本 |
東北自動車道 |
株式会社アークノハラの標識製造・工事における品質管理の創意工夫
本工事において、アークノハラは、標識メーカーとして製造および工事において、次の通りの創意工夫により品質管理と安全管理を実施し、無事故・無災害で竣工いたしました。
<標識製造>
-
社内規定値を設け、より厳密な品質管理を実施
-
保管用屋内倉庫を準備し、適切な保管管理を実施
-
標識板運搬専用架台を使用し、運搬時の損傷を防止
※アークノハラは、栃木県那須郡那須町に標識製造の自社工場を有しています。敷地面積31,230平方メートル、高品質な道路標識製造を実現するため、自社設計による最新鋭の設備を導入しています。
【那須工場の紹介】https://arc-nohara.co.jp/factory.html
<標識更新工事>
-
「鋼管ぐい間詰コンクリートのジェットパックによる代用」 で、鋼管ぐい基礎の中詰めコンクリートの工夫により、残コン約30立米以上を削減
株式会社アークノハラについて
野原グループの株式会社アークノハラは、「安心」「安全」「快適」な街づくりを合い言葉に、道路標識や視線誘導標、歩行者用観光案内標識などのサイン、ガードレール・遮音壁などの安全施設製品について、設計~製造~施工の一貫したネットワークを構築してまいりました。
これからも交通事業の発展及び環境整備の拡充と、安心安全な街づくりに貢献してまいります。( https://arc-nohara.co.jp/ )
野原グループ株式会社について

野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。
社会を支える建設産業の一員である私どもが、業界から排出される廃材量やCO2の削減、生産性向上による働き方改革を実現し、サステナブルに成長していく未来の実現を目指します。
【本件に関するお客さまからの問合せ先】
株式会社アークノハラ
業務管理部(担当:金井悟)
E-Mail:aac-kouhou@nohara-inc.co.jp
【本件に関する報道関係者からの問合せ先】
野原グループ株式会社
マーケティング部ブランドコミュニケーション課(担当:齋藤)
E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp
参考
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令和7年度優秀工事等の表彰については、NEXCO東日本のホームページを参照願います。
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/tohoku/2025/0704/00015083.html -
アークノハラが本工事において、「鋼管ぐい間詰コンクリートのジェットパックによる代用」を実施した背景には、①コンクリートの使用数量が少量であるため、最低出荷量でも多くの残材(廃棄物)が発生する状況であったこと、②施工箇所が点在しているためアジテーター車の引き周りが困難な状況であったことが挙げられます。
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残コンとは、建設現場で実際に使われずに余ったコンクリート全般を指します。
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