Salesforce、アストラゼネカ社が顧客エンゲージメント変革の統合グローバルプラットフォームとしてAgentforce Life Sciencesを採用と発表

※本記事は2025年12月4日に米国で公開されたSalesforce’s Agentforce Life Sciences Selected by AstraZeneca as Its Unified Global Platform to Help Transform Customer Engagementの抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

米国Salesforce（以下、Salesforce）は、グローバルなバイオ・医薬品企業であるアストラゼネカ（LSE/STO/Nasdaq: AZN）が、Agentforce Life Sciences for Customer Engagementを採用することで、データ駆動型でAIを活用したエンゲージメントを通じて医療従事者（HCP）とのより強固な関係を構築し、グローバルで顧客エンゲージメント変革を推進することを発表いたしました。本取り組みは、アストラゼネカが掲げる、オンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、サイエンスの限界に挑み、患者さんの人生を変える医薬品をお届けする、というコミットメントを支えるものです。

Agentforce Life Sciencesを通じて、Salesforceはアストラゼネカがインテリジェントなエンゲージメントの新時代を切り開く支援をしています。これにより、顧客関係の再定義と事業成長の加速が実現します。本パートナーシップにより、各チームは戦略的な顧客成果と意義ある顧客インタラクションに注力することが可能となります。

アストラゼネカにおける業務範囲を拡大し、SalesforceはAgentforce 360 for Life Sciences（英語）によりアストラゼネカ向けのグローバルなエンドツーエンドのエンゲージメントソリューションとして支援いたします。これには以下の内容が含まれます。

• メディカル・コマーシャル連携：医療従事者（HCP）のインサイトを集約し、チーム横断で状況を可視化します。

• パーソナライズされたエンゲージメント：主要顧客、フィールドチームにおける業務を、ネクストベストアクションレコメンドにより拡大します。アストラゼネカはまた、顧客の嗜好に基づき、複数チャネルにわたるデジタルキャンペーンのオーケストレーションと自動化を行います。

• モデルコンテキストプロトコル（MCP）相互運用性： SalesforceのMulesoft Agent Fabric（英語）により構成可能なアーキテクチャを拡張し、アストラゼネカはフィールドエンゲージメント、コマーシャル業務、異なるブランドや地域にわたる内部・外部エージェントの行動を調整します。これにより、社内の担当者とAIエージェントがシームレスに連携することが可能となります。

Salesforceのライフサイエンス担当SVP兼GMであるフランク・デフェシェ（Frank Defesche）は次のように述べています。「アストラゼネカとのパートナーシップにより、同社が顧客エンゲージメントのためのソリューションとしてAgentforce Life Sciencesを選択したことは、ライフサイエンス業界においてインテリジェントでエージェンティックな顧客とのエンゲージメント構築に向けた確かな一歩となります。両社が協力し、アストラゼネカのチームに最新テクノロジーを提供することで、パーソナライズされたエンゲージメントを実現し、世界中の患者さんへ人生を変える医薬品の提供を加速してまいります」

詳細情報

• Salesforceが主導するライフサイエンス変革の次の時代については、こちら（英語）。

• Agentforce Life Sciencesを選択した70以上の企業からの声は、こちら。

• Agentforce Life Sciencesのロードマップ（英語）と移行についてのフレームワーク（英語）。

• IQVIA（英語）を含むSalesforceの強力なパートナーネットワークについては、こちら。

Salesforceについて

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