【特許AIエージェント最新事例】「MyTokkyo.Ai」がリサイクル樹脂・バイオプラスチック成形技術の発明抽出を支援 〜環境対応素材開発における知財戦略を効率化〜

リーガルテック株式会社

リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木隆仁)は、リサイクルPET(rPET)とバイオプラスチック(PLA)のブレンドによる環境対応成形技術に関する特許出願で、自社開発の特許支援AIプラットフォーム「MyTokkyo.Ai」が活用されたことを発表する。本事例では、原料配合や成形条件など曖昧になりがちな技術ノウハウをAIが明確化し、短期間で発明抽出・先行技術調査・ドラフト作成を実現した。

導入背景

脱炭素化の潮流の中、プラスチック成形業界では再生PETやバイオマス樹脂の活用が急速に進んでいる。しかし、rPETは再生過程で分子量が低下し、PLAは耐熱性や強度に課題があるため、両者をブレンドした場合の相溶性や結晶化制御が難しい。さらに、これらの配合条件や成形温度プロファイルは経験依存のノウハウとなりやすく、知財化が進まないという課題があった。

MyTokkyo.Aiの採用理由

「MyTokkyo.Ai」は、研究メモや実験ログ、成形条件データを入力することで、AIが発明の本質を抽出し、既存特許との差分を自動分析できる。本件では、rPETとPLAのブレンド条件、PGMA相溶化剤の添加量、金型温度制御プログラムなど複数の試作データをMyTokkyo.Aiに入力。AIが結晶化促進と成形サイクル短縮の関係を特定し、特許化の可能性が高い技術要素として抽出した。

活用状況と効果

MyTokkyo.Ai のAIエージェント機能により、先行技術との差異を説明したうえで発明提案書が5秒を生成。従来2か月を要していた発明提案書から出願ドラフト作成までのプロセスが、約3週間に短縮。研究メモからAIが発明要点を特定したことで、知財部門によるレビュー時間も40%削減された。また、AIによる先行特許解析により、差別化ポイント(低添加剤・段階温度制御・結晶化促進機構)が明確化し、出願戦略の立案が容易になった。

今後の展望

リーガルテック株式会社は、MyTokkyo.Aiを通じて環境対応素材分野における発明創出を支援していく。今後は、バイオプラスチック、再生樹脂、リサイクルプロセスなどの分野で、企業の研究開発現場から生まれるアイデアを迅速に知財化する仕組みを強化し、「環境×AI知財」の両立を実現していく計画である。

製品ページ:https://www.tokkyo.ai/pvt/

お問合せ:https://form.legaltech.co.jp/aos/tokkyo-ai/input/

会社概要

会社名:リーガルテック株式会社

設立:2021年3月

資本金:3億8,000万円(資本準備金含む)

代表取締役社長:佐々木 隆仁

所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F

URL:https://www.legaltech.co.jp/

事業概要:特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」、自社専用AIプラットフォーム「AI IPGenius」、共同開発支援プラットフォーム「リーガルテックVDR」の開発・提供

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会社概要

リーガルテック株式会社

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URL
https://www.LegalTech.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
電話番号
03-5733-5790
代表者名
佐々木隆仁
上場
未上場
資本金
5100万円
設立
2012年06月