≪介護と仕事の両立を調査≫「介護と仕事を両立したい」88%、実際に両立している人の中で「転職」「時短や休業」「離職」など働き方を変えた人が61%

~育児介護休業法改正の認知度はわずか14%、もっと改善してほしかった点に「企業に対する両立支援」の声~

 ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮)は、自社で運営する総合求人情報サイト「はたらこねっと」(http://www.hatarako.net/)において、「はたらこねっとユーザーアンケート –介護と仕事の両立について-」を実施しました。
家族の介護が必要になった際、「介護と仕事を両立したい」88%
実際は「時短や休業」「介護と両立できる仕事へ転職」「離職」合わせて61%が働き方を変えた


 家族の介護が必要になった際に、仕事との両立をしたいかどうか尋ねたところ、「仕事と両立したい」88%と多くの方が、介護が必要になっても仕事を続けていく意向となりました。(Q1)
では、実際に介護経験がある方に、介護を理由に転職や離職した経験はあるかどうか尋ねたところ、「そのまま仕事を続けた」39%が最も多い回答となりました。次いで「介護と両立できる仕事へ転職した」31%、「職場は変えず、時短や休業をとった」15%、「離職した」15%となり、合わせて61%が介護と仕事を両立できるように働き方を変えた回答となりました。(Q2)


 Q1.ご家族の介護が必要になった際、仕事との両立をしたいと思いますか?



 Q2.介護を理由に転職や離職した経験はありますか?



■介護を理由に転職をした理由(抜粋)
【介護の時間をとるためにフルタイムからパートタイムへ】
  • フルタイムでの勤務ができず、時短勤務が不可の仕事だった為、時間の融通が利く仕事に転職をしました。(ぼにょさん)
  • 生活の面倒をみる介護なので、週5日間一定の時間を仕事に拘束される働き方では介護と仕事を両立できなかった。(ジルママさん)
  • 介護レベルは高くてもヘルパーさんは一時間半位しかみてくれないのでフルタイムで働くのは難しかった。(かこさん)
【急な呼び出しに対応できる柔軟な働き方へ転向】
  • 補助サービスや施設にも大変お世話になったが、急な呼び出しに対応できるような職場環境でないと仕事との両立は厳しかった。(kanonさん)
  • 人数的に余裕が無い職場だったので、介護施設から頻繁に連絡がある度に早退しなければならなかった時は精神的にも限界になり離職した。(はーちゃんさん)
【遠方での介護が必要だったため】
  • 実家から離れて住んでいたので、転職をして仕事と介護が両立できるように実家へ戻りました。(ノースフライトさん)
  • 大阪から神奈川まで介護のために向かう必要が発生し、家族の誰にも頼れない状況でしたので、実際問題就職できないと思いました。(ゆうたんさん)


介護と仕事を両立している人の時間配分は?
仕事「6時間以上~8時間未満」、介護「2時間以上~4時間未満」の組み合わせが最多
「8時間以上」働きながら介護をする人も22%


 アンケート結果より、「仕事時間」「介護時間」を掛け合わせ下記のグラフに表しました。最も多い組み合わせとして仕事「6時間以上~8時間」、介護「2時間以上~4時間未満」が最多の16%となりました。中には、仕事時間「8時間以上」で介護を行っている方が合計で22%いることもわかりました。(Q3)
 ユーザーの声からも、「仕事」と「介護」どちらに時間を割けるかも、仕事と介護を両立する上で重要なポイントだということが伺えます。

 Q3.仕事と介護の時間配分

 



■介護と仕事の両立についての悩み(抜粋)
【介護しながら働くという職場環境が整っていない】
  • 介護ができる勤務体系がない。子育てと違い、介護は長期化して終わりが見えない。(のあのあさん)
  • 派遣なので勤怠は自己責任。やはり介護を迫られる職員に理解ある職場はあってもほんの一握り。(ちゃびんさん)
  • 人手不足の職場で先輩達が残業している中、早退や有給を使いたいなど言える環境ではなかった。(はちさん)
【周囲からのプレッシャー・理解不足】
  • 介護休暇は、なかなか取りづらいのが現状です。育児休暇は取りやすいのに、老人介護に対しては社会の理解は得づらい。(みーたんさん)
  • パート契約のため、出勤率が低下すると契約更新してもらえないのではと不安になる。また介護休暇があっても年間に数日では足りない。(まろまろさん)
  • 当初は理解ある言葉を頂いていたが、次第に「また休むのか」と言ったニュアンスも出てきて耐えられなくなった。(なおさん)
  • 社会が理解しないのはある意味仕方ないが、家族の理解が得られないのが一番きつい。(ひまわりさん)
  • 介護サービスを半日しか使えなかったので、結局離職せざるを得なくなった。家族は口には出すけれど介護には非協力的でストレスでした。(はーちゃんさん)
【金銭的な負担】
  • 時短勤務しかできなかったため、金銭面でとても苦労した。周りの人のサポートがなければかなりきつかった。(りんたさん)
  • 施設に入れるには利用料が高く、また本人が納得しないので悩んでいる。もう暫く私自身も働いて安定した収入が出来れば先を考えたい。(tigmomさん)


育児介護休業法改正について、改正を「知っている人」14%
もっと改善してほしかった点「企業に対する両立支援」17%


 2017年1月1日に育児介護休業法が改正、10月1日に施行され、介護と仕事を両立できる環境作りがはじまりました。しかし、法改正があったことを「知っている人」14%と、8割以上の方が「知らなかった」という回答になりました。(Q4)
 法改正後、良くなった点について、「対象家族の範囲拡大」22%や「制度利用の要件緩和」22%などが挙がりました。(Q5-1)
 一方で、もっと改善してほしかった点として、「企業に対する両立支援」17%、「制度利用の要件緩和」16%が挙がり、ユーザーの声からはまだまだ改善の余地があることが伺えます。(Q5-2)

 Q4.介護休業制度が改正されたことを知っていますか?



 Q5-1.改正後、最も良くなった点は何ですか?



 Q5-2.もっと改善してほしかった点は何ですか?




■育児介護休業法改正に対しての意見・要望(抜粋)
【賛成意見】
  • 休業の分割や半日単位で使えるようになれば同僚への負担も減る。また自分自身でも仕事を調整しやすくなると思う。(HJK77さん)
  • 世の中には「認知症はかなり進んでいるけれど身体が元気だから要介護1」の人も多数おり、そのケースの家族にも使えるようになった点がよい。(VRさん)
  • 介護のために休ませてもらえる回数が全く足りないとは思うが、仕事(お金)も必要であり終日休ませてもらうのは気が引けるので、半日休暇が可能になったのは良いと思う。(エリエエルさん)
  • 残業が免除されると仕事帰りに施設まで介護者を迎えに行ける。(まゆたんさん)
【要望】
  • ハラスメントの措置が取られているとはいえ、一部の心無い人のせいで働きにくい環境は必ずどこでもあると思う。もっと理解を広げ防止措置がしっかりどこでも浸透することが重要である。(maRIeさん)
  • 介護は他人に任せきれる物ではない。しかし他人に任せて仕事を優先すべき風潮が強く退職するしか家族を守れない。家族より仕事優先主義が変わる事を望むしかない。(cobraさん)
  • 介護に従事する事に疲弊しない仕組みが必要だと思う。できれば月一回でも介護者の話し合いができる支援場所が行政で開催されるといい。(あかねさん)

「はたらこねっと」では、調査詳細とユーザーの声を公開しています
 上記の他にも寄せられたコメントなどをご紹介しています。

▼「はたらこねっとユーザーアンケート 介護と仕事の両立について-」
http://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201707/

・実施機関:ディップ株式会社
・調査対象:はたらこねっとユーザー
・実施時期:2017年1月16日(月)~2017年3月22日(水)
・調査手法:インターネット調査
・有効回答数:1043名

※はたらこねっとでは、適切な求人情報掲載に取り組んでいます。掲載内容に問題があった場合は、弊社カスタマーサポートへご連絡ください。

▼はたらこねっとカスタマーサポート
https://inq.dip-net.co.jp/Q/auto/ja/inquiry/dip/
  • 当調査結果を引用・転載される際は、
    出典(「はたらこねっと ユーザーアンケート –介護と仕事の両立について– http://www.hatarako.net/」)の表記をお願いいたします。

    ※インターネットメディアへご掲載いただく場合、はたらこねっと TOP ページ(http://www.hatarako.net/)または、 アンケート調査結果ページ(http://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201707/)のURL を記載頂けますと幸いです。


「はたらこねっと」の特徴
 「はたらこねっと」(http://www.hatarako.net/)は、日本最大級の社員・派遣・パートの求⼈情報サイトです。幅広い「雇⽤形態」・「勤務地」・「職種」・「こだわり」など、充実した検索条件からお仕事を探す事ができます。
ディップ株式会社 概要
 ディップ株式会社(https://www.dip-net.co.jp)は、アルバイト情報サイト「バイトル」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、看護師人材紹介サービス「ナースではたらこ」を通じ、求職者と求人企業双方にとって利便性の高いサービスを提供することで社会を改善する存在となる事を目指しています。2004年5月東証マザーズ上場、2013年12月東証一部上場。2017年2月期売上高331億円。
 
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