ついに発売! 恩田陸最新刊『灰の劇場』、KAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」
桐野夏生さんとの特別対談(一部)、小島慶子さん・武田砂鉄さんによる『灰の劇場』書評をWEB公開!!
発売前から熱い声が寄せられていた恩田陸最新刊『灰の劇場』が17日(水)に、「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」が18日(木)、ついに発売となりました。小説『灰の劇場』は、1994年に恩⽥陸さんが実際に⽬にした「三⾯記事」がきっかけとなり⽣まれた作品です。KAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」は、恩田陸さんの作品世界をさらに楽しむ充実のファンブックとしても、これからどの恩田作品を読もうか迷っている方のガイドブックとしても、そして小説『灰の劇場』の副読本としても、多くの読者の皆様に喜んでいただけるファン待望の豪華なムックです。
1994年に恩⽥陸さんが実際に⽬にした、「⼆⼈の⼥性が橋から⾶び降り⾃殺をした」というごく短い「三⾯記事」がきっかけとなり⽣まれた作品です。
主人公である小説家の「私」は、デビュー当時に目にした「三面記事」が、ずっと引っかかっています。「女性二人はなぜ、心中をしたのか」はもちろんのこと、「なぜ、自分はこの記事がこんなにまで気になるのか」……作家としての日々を過ごしながらも、「私」はその記事のことが「棘」のように引っかかっています。ある日、「私」は担当編集者から「当時の記事」を手渡されます。そのことを切っ掛けに「物語」は動き出し、そして「私」の日常は、しだいに心中した「二人の女性」の「人生」に侵食されていく──読者はまさに恩田ワールドの醍醐味である「現実」と「虚構」の境目に落とされ、ミステリアスな展開に引きずり込まれます。
KAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」
恩田陸さんの全面協力のもとにつくられた決定版の総特集です。大森望さんによる著者(全小説)ロングインタビュー、桐野夏生さんとの特別対談、さらに豪華執筆陣によるエッセイ、書評など多数収録しております。また、最新刊『灰の劇場』とあわせて読みたい書き下ろしスピンオフ小説「灰の劇場 0-(ゼロマイナス)」、「灰の劇場0+(ゼロプラス)」をはじめ、単⾏本未収録作品「ジョン・ファウルズを探して」、「ソウルのカササギは王宮で鳴く」など、ここでしか読めない恩田さんの貴重な作品も掲載。ムックのアートディレクションは、『蜜蜂と遠雷』をはじめ、恩田さんの作品をいくつも手がけているデザイナーの鈴木成一さん。『灰の劇場』とのコラボレーションが実現しました。
作家・恩田陸の秘密に迫り、その作品世界をさらに楽しむための充実のファンブックとして、そして約26年の歳月を経て生まれた小説『灰の劇場』の副読本として、多くの読者の皆様に喜んでいただけるファン待望の豪華なムックです。
応募いただいた全作品はどれも素晴らしいものばかりでしたが、選考の結果、以下の3作品を本書のPOPとしてご用意することといたしました。全国の書店店頭で掲出される予定です。
【書誌情報】
著者:恩田陸
定価:本体1700円(税別)
仕様:46変型判、上製
ISBN:978-4-309-02942-9
発売日:2021年2月17日
アートディレクション:鈴木成一デザイン室
定価:本体1400円(税別)
仕様:A5判、並製
雑誌コード:62186-45
ISBN:978-4-309-98026-3
発売日:2021年2月18日
アートディレクション:鈴木成一デザイン室
◆河出書房新社オウンドメディア・Web河出 https://web.kawade.co.jp/
◆「ほんのひきだし」
恩田陸『灰の劇場』は「三面記事」から着想を得た読者への挑戦状だ!
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/124114/
- 小説『灰の劇場』とKAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」とは?
1994年に恩⽥陸さんが実際に⽬にした、「⼆⼈の⼥性が橋から⾶び降り⾃殺をした」というごく短い「三⾯記事」がきっかけとなり⽣まれた作品です。
主人公である小説家の「私」は、デビュー当時に目にした「三面記事」が、ずっと引っかかっています。「女性二人はなぜ、心中をしたのか」はもちろんのこと、「なぜ、自分はこの記事がこんなにまで気になるのか」……作家としての日々を過ごしながらも、「私」はその記事のことが「棘」のように引っかかっています。ある日、「私」は担当編集者から「当時の記事」を手渡されます。そのことを切っ掛けに「物語」は動き出し、そして「私」の日常は、しだいに心中した「二人の女性」の「人生」に侵食されていく──読者はまさに恩田ワールドの醍醐味である「現実」と「虚構」の境目に落とされ、ミステリアスな展開に引きずり込まれます。
KAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」
恩田陸さんの全面協力のもとにつくられた決定版の総特集です。大森望さんによる著者(全小説)ロングインタビュー、桐野夏生さんとの特別対談、さらに豪華執筆陣によるエッセイ、書評など多数収録しております。また、最新刊『灰の劇場』とあわせて読みたい書き下ろしスピンオフ小説「灰の劇場 0-(ゼロマイナス)」、「灰の劇場0+(ゼロプラス)」をはじめ、単⾏本未収録作品「ジョン・ファウルズを探して」、「ソウルのカササギは王宮で鳴く」など、ここでしか読めない恩田さんの貴重な作品も掲載。ムックのアートディレクションは、『蜜蜂と遠雷』をはじめ、恩田さんの作品をいくつも手がけているデザイナーの鈴木成一さん。『灰の劇場』とのコラボレーションが実現しました。
作家・恩田陸の秘密に迫り、その作品世界をさらに楽しむための充実のファンブックとして、そして約26年の歳月を経て生まれた小説『灰の劇場』の副読本として、多くの読者の皆様に喜んでいただけるファン待望の豪華なムックです。
- 桐野夏生さん×恩田陸さん特別対談(一部)、小島慶子さん・武田砂鉄さんの書評をWeb河出で公開
発売に合わせ、河出書房新社オウンドメディア・Web河出にてKAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」収録の特別対談と『灰の劇場』書評を特別公開します。
桐野夏生さんとの特別対談は、普段明かされない作家・恩田陸さんの頭の中を垣間見ることができる貴重な内容となっています。また、小島慶子さんと武田砂鉄さんの『灰の劇場』の書評は、人の「死」を意識せざるを得ない「日常」だからこそ必読の内容です。
特別対談も書評も、これから『灰の劇場』を読む楽しみが増すだけでなく、小説読了後に読んでも「もしかしてあれは……」と新たな発見がある、『灰の劇場』を必ず読み返したくなる魅力があります。2月18日に桐野夏生さんとの特別対談(一部)、2月20日に『灰の劇場』書評を順次公開いたします。
◆第1弾◆ 特別対談「恩田陸×桐野夏生 三面記事から物語がはじまる」より一部……2月18日(木)公開
特別対談の全文はKAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」をご覧ください!
◆第2弾◆ 最新作『灰の劇場』書評……2月20日(土)公開
①小島慶子「想像の中では誰もが等しく肉体を持たない生者である」
②武田砂鉄「日常と絶望は近い」
- 書店員さんの熱い思いを込めて! 力作POPをぜひご覧ください。
応募いただいた全作品はどれも素晴らしいものばかりでしたが、選考の結果、以下の3作品を本書のPOPとしてご用意することといたしました。全国の書店店頭で掲出される予定です。
左上:TSUTAYA中万々店 山中由貴様 / 右上:紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子様 / 中央下:内田剛様(ブックジャーナリスト)
【書誌情報】
書名:灰の劇場
著者:恩田陸
定価:本体1700円(税別)
仕様:46変型判、上製
ISBN:978-4-309-02942-9
発売日:2021年2月17日
アートディレクション:鈴木成一デザイン室
書名:文藝別冊 恩田陸 白の劇場〈KAWADEムック〉
定価:本体1400円(税別)
仕様:A5判、並製
雑誌コード:62186-45
ISBN:978-4-309-98026-3
発売日:2021年2月18日
アートディレクション:鈴木成一デザイン室
◆河出書房新社オウンドメディア・Web河出 https://web.kawade.co.jp/
◆「ほんのひきだし」
恩田陸『灰の劇場』は「三面記事」から着想を得た読者への挑戦状だ!
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/124114/
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