インシデント発生から平均45秒で調査結果を通知!セキュアアカウントの新機能「自動調査」を提供開始
AWS環境のセキュリティ運用を支援
あわせて「クラスメソッドメンバーズ」の1機能である「セキュアアカウント」はAWSにおけるセキュリティを支援する統合的なブランドにリニューアルします。
「セキュアアカウント」ではAWSアカウントを利用開始時からセキュアな状態で利用できる「初期導入」やセキュアな設定の維持に利用できる「設定維持」を提供してきました。このたび、新たに「自動調査」機能を追加し、提供開始します。
クラスメソッドは、3,000社、2万AWSアカウント超の実績に基づくベストプラクティスにより、コスト最適を図りつつ、安心・安全を提供します。お客様のAWS利用にともなうセキュリティ運用に寄り添い、お客様のビジネス成長を支援してまいります。
インシデント自動調査 詳細: https://classmethod.jp/aws/services/auto-investigation/
「セキュアアカウント インシデント自動調査」機能について
AWSのユーザーは、AWSが提供するAmazon GuardDutyを活用することで、AWS環境上で発生する様々な脅威を検出することができます。加えて、ユーザーのAWS環境上で不正なコインマイニングや
Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)からの情報漏洩が発生した際には、迅速にこれを検知して通知を受け取ることができます。ただし、AWSユーザーがこの検知を受け取った後に、判断・対応を行うには、実際のAWS環境やログを調査する必要があります。
「セキュアアカウント インシデント自動調査」機能をご利用いただくと、この検知をクラスメソッドが持つ自動調査の基盤に連携し、お客様に代わり検知内容を精査してAWS環境やログを調査し、クラスメソッドが持つナレッジと組み合わせてわかりやすい日本語で調査結果を通知します。
同機能をベータ版として提供していた2023年6月中の実績では、検知から調査を行いお客様への通知を実施するまで、平均45秒で完了しています。
さらに自動調査の結果はクラスメソッドメンバーズのサポートと連携しており、お客様は調査結果の内容を引き継いだ状態で有人のサポートを受けることが可能です。
お客様はAWS環境にアクセスすることなく最終判断を行うことでき、インシデント発生時の調査や、AWSのアップデートやセキュリティに関する日常的なキャッチアップにかかる、時間的・人的コストを削減できます。
また、本機能には月次で発行する定期レポート機能が付属しています。定期レポート機能ではAWS Security Hubのスコアやその前月比、Amazon GuardDutyの検知状況などがレポートされます。いざというときの対応だけでなく、定常的なAWSセキュリティの維持状況を確認するエグゼクティブサマリとして活用できます。
「セキュアアカウント インシデント自動調査」機能は「クラスメソッド メンバーズ」の「プレミアムサービス」を利用しているAWSアカウントであれば無料で利用可能です。
このサービスについての詳細はこちら:https://classmethod.jp/aws/services/auto-investigation/
エンドースメント
お客様からこのたびのリリースに関するコメントを以下の通りいただいています。
「インシデント自動調査機能はAmazon GuardDutyで検知したインシデントを人の目で見てわかりやすい形式で通知してくれるため、インシデント検知時の初動をとりやすく、当社のセキュリティ維持に貢献しています。また、通知の中でクラスメソッド社の推奨対応も添えてくださっており、対処内容を素早く判断できるようになりました。その結果、調査にかける時間を削減でき本業に集中できるようになりました。」
フジテック株式会社 デジタルイノベーション本部 システム管理部 辻 隆平 様
「インシデント対応の調査フェーズでは地道な作業が珍しくはありませんが、 広く自動調査の上で通知されるため、時間リソース節約と維持に大変心強いです。」
株式会社オンデオマ 開発部 長谷 宏輝 様
「クラスメソッドが提供するインシデント自動調査機能によりセキュリティ管理の効率は大きく改善しました。 以前は、AWSのセキュリティ機能から提供される大量の情報量を処理・把握する必要があったため、データ分析と管理にかなり時間を費やすことが多かったのですが、この新サービスのおかげで、それらの作業から解放され、より重要な業務に集中できるようになりました。」
株式会社スカパー・カスタマーリレーションズ 情報システム部 ご担当者様
「セキュアアカウント」のリニューアルについて
「セキュアアカウント」は2022年2月に、お客様がAWSアカウントを新規にお申し込みされる際に、AWSの責任共有モデルに基づいてユーザー側が責任を持って実施すべき設定を、ベストプラクティスに沿ってあらかじめ適用することで、AWS利用開始におけるユーザーの負荷を軽減し、高いセキュリティレベルでの運用を支援するサービスとして開始しました。このサービスを利用いただくことにより、2021年にクラスメソッドが受けたインシデント相談の約80%について発生や深刻化を未然に防ぐことができるものとなっています。
その後、新規のAWSアカウントだけでなく、既存のAWSアカウントに対しても同様の設定を行い、これを維持する機能をリリースしています。
今回の「インシデント自動調査」機能のリリースに伴い、これらの機能を統合し「セキュアアカウント」というAWSにおけるセキュリティを支援する統合的なブランドにリニューアルしました。リニューアルした「セキュアアカウント」では、お客様自身がAWSアカウントの状態に合わせて各機能を柔軟に取捨選択して利用できます。
クラスメソッドではお客様のAWS利用に伴うセキュリティ運用に寄り添うため、「セキュアアカウント」を通じて機能の提供・改善を継続していきます。
<クラスメソッドメンバーズ セキュアアカウント提供サービス>
【クラスメソッドについて】
クラスメソッド株式会社はアマゾン ウェブ サービスをはじめ、データ分析、モバイル、IoT、AI/機械学習等の分野で企業向け技術支援を行っています。AWS支援では2015年から継続して最上位パートナーに認定され、2018年と2020年、2021年には「AWSサービスパートナー オブ ザ イヤー」を受賞。2022年にはグローバル最優秀パートナーとして「SI Partners of the Year」を受賞しました。現在までの技術支援実績は3,000社以上、AWS環境については20,000アカウント以上となります。社員による技術情報発信にも注力し、オウンドメディア「DevelopersIO」では4万本以上の記事を公開中です。「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」という企業理念のもと、最適な技術を提案してまいります。
本社所在地: 東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階
代表者 : 代表取締役社長 横田 聡
事業内容 : クラウド導入支援、ビッグデータ基盤構築、モバイルアプリ開発、LINE技術支援、AI/機械学習技術支援
オフィシャルサイト : https://classmethod.jp/
技術ブログ「DevelopersIO」: https://dev.classmethod.jp/
Facebookページ :https://www.facebook.com/classmethod/
公式YouTubeチャンネル : https://www.youtube.com/c/classmethod-yt/
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