うるるBPO、生成AI活用を成功に導く“AI-Ready”データ整備支援を開始Lightblueと連携し「AIブリッジ for Lightblue」を7月23日より提供

~生成AI活用に不可欠な高品質データ基盤の構築を実現~

株式会社うるる

労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、複数のSaaSを展開する株式会社うるる(東京都中央区 代表取締役社長:星 知也)の100%子会社である株式会社うるるBPO(東京都中央区 代表取締役社長:桶山雄平、以下「うるるBPO」)は、東京大学発のAIスタートアップ・株式会社Lightblue(東京都千代田区 代表取締役:園田 亜斗夢、以下「Lightblue」)と連携し、企業の生成AI導入・運用におけるデータ整備を支援する新サービス「AIブリッジ for Lightblue」を7月23日(水)より提供開始することをお知らせいたします。

本サービスでは、Lightblueが提供する法人向けAIアシスタント「Lightblue」の活用にあたり、企業が抱える「初期のデータ整備」および「運用フェーズでの継続的なデータ更新・最適化」といった課題に対し、うるるBPOが持つ実務支援ノウハウを活かし、学習データの整備・改善を包括的にサポートします。

「AIブリッジ for Lightblue」:https://www.uluru-bpo.jp/aibridge

■うるるBPOとLightblueについて

うるるBPOは、総合型アウトソーシングサービスを展開しており、30,000件を超える業務実績を有しています。業界特有のニーズや課題に対応できるディレクションノウハウに加え、豊富でユニークな人的リソースを強みに、幅広い領域で高品質なBPOサービスを提供しています。

また、親会社の「うるる」が展開するSaaS事業の知見や、クラウドソーシングプラットフォームの運営経験と、これらの「BPOアセット」を活かした、BPaaS(Business Process as a Service)化にも強みを持ちます。こうした基盤をもとに、BPO事業に留まらず、他社SaaSの運用支援を通じてサービス価値の最大化を図るなど、DXにかかわる様々な領域に貢献しています。(うるるBPOコーポレートサイト:https://www.uluru-bpo.jp/

Lightblue は、東京大学発のAIスタートアップであり、最先端の技術力と実装力を活かして、画像解析・自然言語処理AIを軸にしたソリューションを開発、提供しています。うるるグループは、「埋蔵労働力資産」※1の創出・活用を軸に事業展開しており、ITやAIといったテクノロジーを積極的に活用することで、日本が直面する労働力不足という社会問題の解決に取り組んでおります。LightblueはAIに関する高い知見や人材を有しており、今後Lightblueの成長・発展は、うるるグループの目指すべき未来に資すると判断し、2022年4月、うるるはLightblue に対して第三者割当増資引受による出資を行いました。パートナーシップを築きながら、共に成長していくことを目指しています。

(出資に関するプレスリリース:https://www.uluru.biz/news/10435

■法人向けAIアシスタント「Lightblue」について

Lightblueが提供する、生成AIを活用した法人向けAIアシスタント「Lightblue」は社内活用に特化し、自然に生成AIを活用できる生産性向上ソリューションです。BoxやGoogle Driveなどのさまざまなデータソースと連携し、独自データを活用するRAG※2機能を標準機能として備えており、必要な情報の検索や文書の生成を迅速に行うことが可能です。

また、各業務に特化させたチャットボットを簡単に作成することができ、従来に比べて幅広い業務に生成AIを活用可能です。

(「Lightblue」サービスサイト:https://www.lightblue-tech.com/lightblue-assistant/

■企業の生成AI活用に立ちはだかるデータ整備課題の解決を支援する体制をLightblueと構築

近年、企業のDX推進が加速する中で、生成AIの業務活用が広がりを見せています。一方で、その導入・運用においては「AIに学習させるためのデータ整備」が大きな障壁となっています。特に導入後の運用フェーズでは、継続的なデータ更新や最適化が大きな負担として顕在化しています。社内に蓄積された多様な独自データを活用するには、情報の構造化や整理、分類といった高度な処理が求められるため、十分なリソースを確保できず、生成AI活用の成果を十分に引き出せていない企業も少なくありません。

うるるBPOはこれまで、SaaS導入企業を中心に、導入初期のデータ整備におけるコンサルティングから実務まで一貫した支援を行っており、多くの実績とノウハウを有しています。特に、生成AIの急成長に伴い、AIに学習させるためのデータ整備およびAI-Ready※3データの生成においても、専門的な知識と高度な技術を活かした支援を提供しており、高い評価を得ています。このたび、法人向けAIアシスタント「Lightblue」を展開するLightblueとの連携により、初期導入だけでなく運用フェーズにおける課題解決までを視野に入れた支援体制を構築。両社の強みを掛け合わせることで、企業の生成AI活用をより効果的にし、生産性向上に貢献します。

 ■”コンサルティング×データ整備×RAG構築”の一気通貫サービスで生成AI導入効果を最大化

「AIブリッジ for Lightblue」は、法人向けAIアシスタント「Lightblue」の導入・活用に不可欠な学習用データの整備を一気通貫で支援するソリューションです。とくに、導入・運用フェーズでのデータ整備や最適化への対応に注力し、企業の生成AI活用における課題を根本から解決します。

本サービスでは、生成AIの性能を最大限に引き出すために必要なデータの準備・登録・運用を、以下のフェーズに分けて提供します。 

1. 生成AI活用コンサルティング<Lightblue・うるるBPO>

業務ヒアリングや既存データの棚卸しを通じて、AIを最も効果的に活用できる業務を特定。RAGの精度を最大化するための最適なデータ範囲と活用方法を定義します。企業ごとの業務特性や文書構造を踏まえた最適な整備戦略を策定します。

2. AI-Readyデータ生成<うるるBPO>

定義された戦略に基づき、紙媒体の資料の電子化、高精度なOCR※4処理(人的チェック含む)、データクレンジング、フォーマット統一を実施。高品質な「AIが読みやすい」AI-Readyデータを迅速に生成します。

 

3. RAGシステム構築&AI提供<Lightblue>

生成されたAI-Readyデータを基に、RAGを構築。それらを最大効率で活用可能なAIアシスタント「Lightblue」を提供します。企業のニーズに合わせた最適な形で提供することで、セキュリティを担保しながら、高精度なAIが即座に利用できる環境の整備を実現します。

4. データの継続的管理運用<Lightblue・うるるBPO>

導入後も、継続的なデータの更新・管理や、追加データの処理により、生成AIの運用をデータ管理の観点からサポートします。

うるるBPOは今後、広く社会全体の生成AI活用を支えるパートナーとしての役割を一層強化していきます。企業が生成AIを業務に本格的に取り入れるためには、「AIが正しく理解し、活用できるデータ」、すなわち“AI-Ready”な状態のデータを継続的に整備・運用することが不可欠です。しかしながら、そのプロセスは高い専門性と多大な工数を要し、多くの企業にとって導入の大きな障壁となっています。

今後は、あらゆるAI活用シーンにおける“AI-Ready”なデータ基盤の構築・運用支援を拡充し、企業の生産性向上を支えるとともに、日本社会全体のAI活用の底上げを通じて、労働力不足という社会課題の解決に貢献してまいります。

※1: 「埋蔵労働力資産」とは

「埋蔵労働力資産」とは、労働意向がありながらも、さまざまな理由で就労できない「埋もれている労働力」と、IT・AIの進展によって今後代替される「埋もれゆく労働力」の2つから生み出される資産で、うるるが2025年2月に提唱した新たな概念です。
うるるの推計によると、現在約15兆円分の「埋もれている労働力」が存在し、2030年までには約120兆円分の新たな価値が「埋もれゆく労働力」として創出される見込みです。両者を合わせた「埋蔵労働力資産」の経済価値は、約135兆円にのぼり、日本のGDPのおよそ2割に相当します。うるるは、この「埋蔵労働力資産」の概念を通じて、これまで可視化されてこなかった潜在的な労働力の存在と活用可能性を社会に訴え、その創出と活用を推進することで、人口減少が進む日本における持続的な経済成長の実現を目指しています。

(プレスリリース:https://www.uluru.biz/news/14928

 

※2:RAG(Retrieval-Augmented Generation)

外部データを検索し、得た情報をもとに生成AIが回答を生成する技術。生成AIと情報検索を組み合わせて、より正確な回答を提供。

 

※3:AI-Readyデータ

生成AIが正確に学習・参照できるよう整備されたデータのこと。情報の構造化、タグ付け、不要な要素の除去、フォーマットの統一などが施されており、AIによる誤読を防ぎ、正確な理解と出力を促すよう最適化されている。

 

※4:OCR(Optical Character Recognition /光学文字認識)

紙や画像内に含まれる文字情報をデジタルの文字データに変換する技術。OCR処理を行うことで、画像やスキャンデータ上の文字が検索・編集・コピー可能になり、業務の自動化やペーパーレス化、データ活用の促進につながる。

■株式会社Lightbluehttps://www.lightblue-tech.com/

設立:2018年1月

所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目3-6 CIRCLES御茶ノ水5F

代表者:代表取締役 園田 亜斗夢

顧問:鳥海不二夫(東京大学大学院工学系研究科教授)

事業内容:画像解析・自然言語処理AIを軸にソリューションを開発。

法人向けAIアシスタントサービス「Lightblue」

人物にフォーカスした画像解析システム「Human Sensing」

LightblueのLLMモデル(Hugging Faceリンク):https://huggingface.co/lightblue/aokarasu-72B

■株式会社うるるBPOhttps://www.uluru-bpo.jp/

設立:2014年10月(株式会社うるるより子会社化)

所在地:

・東京本社 東京都中央区晴海3丁目 12-1 KDX晴海ビル6F/9F/11F

・徳島第1センター 徳島県小松島市大林町宮ノ本100-1

・徳島第2センター 徳島県小松島市大林町森ノ本23-10

・徳島第3センター 徳島県小松島市大林町宮ノ本98-1

・徳島つるぎ町事業所 徳島県美馬郡つるぎ町貞光森ノ本8番

・大分センター 大分県大分市荷揚町3-1 いちご・みらい信金ビル8F

代表者名:桶山 雄平

事業内容:

・総合型アウトソーシング「うるるBPO」https://www.uluru-bpo.jp/

・BPaaS支援 https://www.uluru-bpo.jp/saas-business

・高精度のAI-OCRサービス「eas(イース)」https://www.uluru-bpo.jp/eas/

・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト)」https://uluru-bpo.jp/easnext/

■株式会社うるるhttps://www.uluru.biz/

うるるは、労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、働きたくても働けない「埋もれている労働力」と、IT・AIによって今後代替される可能性が高い「埋もれゆく労働力」の2つから生み出される、「埋蔵労働力資産」の創出・活用を軸に事業を展開しております。

「IT・AIと人のチカラ」をかけ合わせた複数のSaaSの提供を通じて、「労働力不足を解決し 人と企業を豊かに」というビジョンを実現してまいります。

設立:2001年8月31日

所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F

代表者名:星 知也

事業内容:

◆CGS(Crowd Generated Service)事業 ※CGSとは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビジネスモデル

・電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」https://www.fondesk.jp/

・電話自動応答サービス「fondesk IVR(フォンデスク アイブイアール)」https://ivr.fondesk.jp/

・入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」https://www2.njss.info/

 「nSearch(エヌ・サーチ)」https://nsearch.jp/

・幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」https://en-photo.net/

・出張撮影サービス「OurPhoto(アワーフォト)」https://our-photo.co/

◆クラウドソーシング事業

・プラットフォーム「シュフティ」の運営 https://app.shufti.jp/

◆BPO事業 ※

・総合型アウトソーシング「うるるBPO」https://www.uluru-bpo.jp/

・高精度のAI-OCRサービス「eas(イース)」https://www.uluru-bpo.jp/eas/

・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト)」https://uluru-bpo.jp/easnext/

※株式会社うるるBPOにて運営

■本件に関するお問い合わせ先

株式会社うるるBPO 担当:平山

E-Mail:contact_bpo@uluru.jp

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会社概要

株式会社うるる

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URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
電話番号
-
代表者名
星知也
上場
マザーズ
資本金
-
設立
2001年08月