やまなしメディア芸術アワード受賞者とふるさと納税返礼品を企画・開発しました!
アーティストの持続可能な制作活動・育成を目指して
山梨県(知事:長崎幸太郎)は、アーティストの持続可能な制作活動・育成支援のため、文化芸術振興事業スキーム※の一環として、『やまなしメディア芸術アワード2023-24』の受賞者2名と、ふるさと納税返礼品を企画・開発しました。1月17日(金)より順次出品を開始します。受賞者によるふるさと納税返礼品の出品は今回が初の試みです。
※県の事業に携わったアーティストが手掛けるコンテンツをふるさと納税の返礼品とし、その寄附を文化芸術振興及び幅広い分野のアーティストへの支援・育成へと活用するものです。
■返礼品について
※情報は令和7年1月17日時点のもので、変更する可能性もあります。
アーティスト:永田 風薫(ながた ふうか)氏 Y-SILVER(優秀賞)受賞
出品事業者:合同会社JONA(代表社員:根本 駿介)
返礼品1
品 名:やまなしポートレート
内 容:永田氏が県内で写真撮影を行い、作品(ポートレート)を制作します。
寄 附 額:30万円
受付開始:令和7年1月下旬
返礼品2
品 名:山梨のルーツを辿るアート作品の制作
内 容:永田氏が寄附者等に取材を行い、寄附者等が持つ山梨の記憶や経験を、地域に根ざした言葉、写真、音などを素材に、作品として形に残します。
寄 附 額:50万円
受付開始:令和7年1月下旬
アーティスト:筒|tsu-tsu(つつ)氏 Y-CRYSTAL(山梨県賞)受賞
出品事業者:一般社団法人6okken(代表理事:今野 誠二郎)
返礼品3
品 名:20万人いる同一生年月日の人を演じる「誕生日プロジェクト」※ Aプラン
※世界中に約20万人いるとされる筒氏と同じ生年月日の人物を筒氏が探し、その人々を演じるというユニークなプロジェクト。誕生日以外に共通点のない人々との偶然の出会いから生まれるストーリーがメディア等で注目されています。
内 容:同じ生年月日の人物へのインタビューをもとに作成した「演技のための地図」
(A3サイズ、額縁入)とオリジナルTシャツのセット
寄 附 額:6万円
受付開始:令和7年1月17日(金)
返礼品4
品 名:20万人いる同一生年月日の人を演じる「誕生日プロジェクト」 Bプラン
内 容:写真作品とオリジナルTシャツのセット
寄 附 額:30万円
受付開始:令和7年1月17日(金)
※画像はイメージです。
■本返礼品の取り扱いについて
さとふる、楽天ふるさと納税、ふるさとチョイスのふるさと納税ポータルサイトにて受け付けます。出品数には限りがあります。
永田風薫 プロフィール
メディアアーティスト。1998年静岡県浜松市生まれ。2021年東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。2024年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。都市空間に流れる音や音楽を扱った作品制作やエレキギターの演奏を通して、音が持つ社会的な力や政治性について考えている。また、土地や人物を写真や録音などを通して記録することや、記録を再生することによる対象の質的、詩的な変化に着目し、作品を制作している。主な発表歴に、2024年「防災無線通信 - ホーンスピーカーとサイレンのためのオペラ」(北とぴあ、東京)、2021年「うるわしのハワイ(個展)」(Room_412、東京)、2020年「バトルフィールド2」(Room_412、東京・渋谷)。令和2年度東京藝術大学アカンサス音楽賞受賞。2024年やまなしメディア芸術アワード2023-24Y-SILVER(優秀賞)受賞。2024年東京藝大アートフェス優秀賞受賞。
筒|tsu-tsu プロフィール
ドキュメンタリーアクター。山梨県在住。古典舞踊の手習いから得た「筒(つつ)」という身体感覚を手がかりに、実在の人物を取材し、演じる一連の行為を「ドキュメンタリーアクティング」と名付け、実践する。他方で、2022年から山梨県河口湖町にてアーティスト・ラン・レジデンス「6okken」を設立・運営する。主な個展に「01-25-1997」(クマ財団ギャラリー、東京、2024)、「地上」(十和田市現代美術館space、青森、2023)、「全体の奉仕者」(F/Actory、東京、2022)、主なグループ展に「FUJI TEXTILE WEEK 2023」(旧糸屋、2023)、「憑在実験 vol.1」(脱衣所 - (A) place to be naked-、2022)、「Habitat / Halle E, 」(TQW Halle E、オーストリア、2019)など。主な受賞に、第28回CGC最優秀賞、やまなしメディア芸術アワードY-CRYSTAL(山梨県賞)など。Forbes Japan「世界を変える30歳未満」2023選出。
【やまなしメディア芸術アワードについて】
やまなしメディア芸術アワードは、高い表現力や想像力あるいは高度なデジタル技術の技能を有する人材育成を目的としており、独創性の高い作品を顕彰するとともに、未来を構想する表現者たちのプラットフォームと位置づけています。
「Y-GOLD(最優秀賞)」、「Y-SILVER(優秀賞)」、「Y-CRYSTAL(山梨県賞)」を表彰の3賞として設けて、これまでにない革新的な芸術表現が寄せられることを期待しています。「Y-CRYSTAL」は山梨県に新たな価値や意味を創出する作品として応募作から選出し、入選作品展で3賞の受賞作品を決定します。
第4回を迎える「やまなしメディア芸術アワード2024-25入選展」は令和7年3月に開催予定です。
やまなしメディア芸術アワードウェブサイト:https://y-artaward.jp/index.php
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