花王、生物多様性保全に取り組む和歌山工場の敷地が、環境省が定める「自然共生サイト」に認定
*2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標
花王の事業活動は、製品のライフサイクル全般にわたって、地球上のさまざまな生態系・生物多様性がもたらす豊かな恵みによって支えられています。そのため花王では、自然や生物多様性に対する悪影響を減らすとともに、ポジティブな影響を与える行動を増やし、生物多様性を損失から回復へと反転させることをめざしてきました。持続可能な原材料調達や、限られた原料を有効活用するための技術開発も積極的に推進しています。
このたび「自然共生サイト」の認定を受けた和歌山工場では、約80年に及び工場敷地内の防潮林保全活動に取り組んでまいりました。緑地に生息・利用している生物の実態調査、観察などから、そのエリア特性に適した緑地管理手法を取り入れ生物多様性保全を実施しています。社員ボランティアが緑地保全活動に参画するなど、工場一体となり継続的に取り組んできたことが認定につながったものと考えています。今後引き続き、他の地域・工場においても、地域特性を考えた生物多様性の保全に努めていきます。
花王グループは「豊かな共生世界の実現」パーパスに、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定、「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画を推進しています。今後も花王では、製品やソリューションの提供といった事業活動を通じて、生物多様性の保全と回復、そして自然の再生に貢献してまいります。
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