クラウド型AI×アダプティブラーニング「すららドリル」山形県飯豊町で活用開始
GIGAスクールによる端末導入に伴いAIドリルで学習
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)が提供するAIドリル「すらら」が、山形県の南部にある人口約7千人の町、飯豊町で導入されました。山形県における「すららドリル」の導入は初となります。
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、AI×アダプティブ 教材「すらら」を、国内では 約 2,200校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな e-ラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストにより、学びの個別最適化を実現する「すらら」の姉妹版という位置づけで、主に公立小中学校で活用されています。
山形県飯豊町では、2021年3月にGIGAスクール構想により児童・生徒一人につき一台の端末を整備しました。導入した端末を活用し、町内の全校にあたる中学校1校、小学校4校の小学1年生から中学3年生まで約500名が「すららドリル」に取り組みます。自動作問・採点される「テスト」やアダプティブなドリルにより、一人ひとりに個別最適化された学習を実現できることが導入の決め手となりました。現在は端末が導入されて間もなく、主に学校内の授業時間や朝学習の時間等で「すららドリル」を活用しています。今後は家庭でも個別最適化された学習ができるよう持ち帰りを想定した学習環境を整備し、学習効果を高めることが期待されています。
山形県飯豊町教育委員会 指導主事 横澤俊彦氏のコメント
今年度から始まったGIGAスクール構想を町で進めるにあたり、学習支援ソフトとして「すららドリル」を採用させていただきました。私は当初、「すららドリル」の存在を知らなかったのですが、町内の教頭先生の薦めもあり、検討やデモンストレーションをさせていただき、導入する運びとなりました。山形県では初ということで驚いています。
導入の理由としては児童・生徒達が自らのペースで進められることです。得意な教科は学年を飛び越えてどんどん進めますし、検定問題にもチャレンジすることができます。苦手な教科は間違いの原因をAIが分析し、系統を遡って問題を提示してくれます。また、詳しい解説動画もあり、家庭で分からないところをそのままにしないで、自ら学びを進めることができるという点でも、とても有効であると考えております。また、問題数も16万以上取りそろえているという圧倒的な情報量も魅力的なところです。
町内の先生方には、授業のどの部分で「すららドリル」を利用するかという授業の組み立ても考えていただいております。また、宿題の提示の仕方など操作方法で覚えることは多いのですが、個別最適化された学びの実現に向け研修を重ねています。
新しく始まった事業ですので、これからも子ども達の学びのためより充実させていく必要があると思います。飯豊町の児童・生徒、先生方、教育委員会で、実際に使っていくことで見える課題や要望などをあげ、さらにより良い学びの実現になることを目指し、すららネットさんと協力していきたいと考えております。
すららネットは今後も、コンテンツの拡充や新サービスの拡大を図り、多様化する教育業界をサポートするとともに、学習者に新しい学習体験を届け、「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していきます。
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