MetaMoJiが、パリで開催される国際文化遺産展示会に文字の3D作品を出展
「ジャパン・ブルー」がフランスの地へ。ル・サロンに2年連続で入選した青藍工房と共同出展
国を挙げて文化遺産の保護に力を入れるフランスでは、毎年 11 月、ルーブル美術館別館のカルーゼル・デュ・ルーブルにて本国際文化遺産展示会が開催され、フランスの人間国宝など高度な技術を持つ職人や企業が数多く出展するなど、重要な位置を占めています。
今回、MetaMoJiは青藍工房(徳島市、主幹:橋本 陽子)と共同出展し、一般社団法人 初心(東京都港区、代表理事:石井 健治)が協賛します。文化遺産に関心の高いフランスで開催される同展示会で、青藍工房とMetaMoJiは、2019年に文化庁から日本遺産に認定された阿波藍を紹介するとともに、漢字やかな文字を3D印刷し背景に青藍工房の藍のろうけつ染めをあしらった、東洋や日本の豊潤な文明を表現した作品を展示する予定です。
同展示会への出展により、MetaMoJiは、古来「ジャパン・ブルー」と称えられてきた阿波藍の知名度を高め、フランス・パリにおける藍染め文化の普及活動を推進するとともに、2年連続でル・サロンに入選した青藍工房による藍染め作品の販路開拓を支援します。
MetaMoJiでは、タブレット用業務・教育アプリケーションの開発に加え、文字を超える革新的な表現・コミュニケーションの研究を行っています。今回の展示は言語の壁を超え、MetaMoJiが追求する人類文明の進化への貢献とその哲学を日本国外で訴求するものとなります。
なお、今回出展する作品は、2024年、東京で展示する予定です。
<国際文化遺産展示会「Salon International du Patrimoine Culturel」概要>
職人技術のなかでも、 MOFフランス国家最優秀職人章受賞者(日本の「人間国宝」に相当)や、伝統工芸や文化財の修復など、 未来に引き継ぐべく高度な技術を持つ職人や企業が集まっています。出展者は伝統的な建築技術や修復の技術、貴族の城館などの内装技術、 石材工芸、家具職人、刺繍、金属工芸、ガラス工芸、陶芸、漆、印刷など、多岐にわたります。フランスでは、国を挙げて文化遺産の保護に力を入れており、同展示会はその一端として重要な位置を占めています。
・開催期間:2023年11月2日(木)~5日(日)
・出展者数:約300団体
・来場者:約2万人
・Webサイト:https://www.patrimoineculturel.com/
■青藍工房と藍のろうけつ染めについて
徳島は、江戸時代より藍の産地、それを商う豪商で華やいでいました。しかし、戦後には、化学染料におされてすっかり廃れていました。橋本陽子は、作家として藍の復興を願い自宅に青藍工房を開き、以来50年以上この地で、独自の技術を発展させ、独自の藍のろうけつ染め手法で多くの作品を産み出して参りました。現在、青藍工房は、徳島・蓼科・東京・宮古島にあり、橋本陽子の二人の娘や教え子たちにより蝋ろうの伏せ方、染色の技術が受け継がれています。また2019年、阿波藍は文化庁から日本遺産に認定され、藍染めの歴史的価値が広く認められ始めています。
https://seiran.art/
■一般社団法人初心について
コンピュータセキュリティ分野の「トレンドマイクロ社」の創業者ジェニー・チャンの志を継承し、台湾と日本の文化・学術の交流及び振興を図ることを目指しております。さらに、その成果の普及にも力を尽くすことによって台湾と日本をはじめ、広く国際的な相互理解と親善に貢献し、社会の利益の増進に寄与することを目的としています。
■株式会社MetaMoJiについて
株式会社MetaMoJiでは、先進的なIT技術をベースに、法人向け、個人向けアプリケーションを開発・提供しています。キーボードを前提としたこれまでのPCに比べ、タッチスクリーンと、より洗練されたインターフェースを持つタブレット端末のよさを活かし、PCの設置・利用が困難なさまざまな「現場」でのICTの利用を促進することによって、DXの実現に寄与しています。
https://www.metamoji.com/
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