【慶應義塾】シリコンとアルミニウムでプラチナ超えるスピントロニクス材料を開発
-レアメタルに依存しない次世代メモリへの応用に期待-
福岡大学の洞口泰輔助教(研究当時、慶應義塾大学理工学部特任助教)と慶應義塾大学理工学部の能崎幸雄教授、物質・材料研究機構(NIMS)の介川裕章グループリーダー、中国科学院大学カブリ理論科学研究所の松尾衛准教授らによる研究グループは、日常的に使われるシリコンとアルミニウムという一般的な素材をナノメートルレベルで組み合わせた「ナノ傾斜材料」が、レアメタルのプラチナを超える効率で磁気トルクを生み出すことを発見しました。これは、電子の流れに生じる回転運動を活用する全く新しい原理による成果であり、レアメタルに依存せずに次世代メモリや電子機器の省電力化・高性能化を可能にする環境負荷の少ないサステナブル技術の開発に寄与します。本成果は、2025年5月9日(米国東部時間)に米国科学誌Science Advancesに掲載されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2025/5/12/250512-2.pdf
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