地球と人を豊かにする純木造マンションシリーズ「AQフォレスト」 2物件が国交省の優良木造建築物等整備推進事業に採択

2030年カーボンハーフ実現に寄与する“都市型”賃貸住宅

株式会社AQ Group

AQ Group(本社:埼玉県さいたま市西区、代表取締役社長:加藤博昭)が2027年2月に竣工を予定している純木造マンションシリーズ「AQフォレスト蒲田(東京都大田区蒲田本町)」と「AQフォレスト大山(東京都板橋区大山西町)」がこのほど、国土交通省の「令和7年度優良木造建築物等整備推進事業」(普及枠)に採択されました。両物件とも、東京都における土地問題や街並みの課題を「木造で」解決する工夫がなされています。国から採択された純木造マンションを弊社は普及させ、まずは東京都が目指す2030年カーボンハーフ社会の実現に寄与。そして、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて、着実に歩みを進めていきます。

変形地に雁行型で対応した「AQフォレスト蒲田」と

視認性を高めたファミリータイプの「AQフォレスト大山」

純木造4階建て「AQフォレスト蒲田」外観イメージ
純木造5階建て「AQフォレスト大山」外観イメージ

今回、国土交通省主幹の「令和7年度優良木造建築物等整備推進事業」(普及枠)に採択されたのは、弊社の純木造マンションシリーズ「AQフォレスト蒲田」と「AQフォレスト大山」の2物件です。

「AQフォレスト蒲田」は純木造4階建て賃貸マンション。全14戸でJR「蒲田」駅、「京急蒲田」駅や商店街にもほど近い物件となっています。「AQフォレスト蒲田」は、住宅に不向きな変形地に建築予定。開口部を互い違いにする“千鳥配置”を採用することで、建物の強度と施工の柔軟性を向上させます。変形地は面積を有効活用できない場合、特殊な構法での解決が求められます。しかし、非経済的な対応や、環境面への負荷と建築コスト増が課題でした。主要構造部に鉄やコンクリートを使わない純木造の「AQフォレスト蒲田」は、一般的な鉄筋コンクリート造マンションと比べて10~30%の建築費コストダウンを実現。環境に貢献しながらも低コストで建築が可能です。「AQフォレスト大山」はシリーズ初となる純木造5階建ての賃貸マンション。全10戸で、ファミリー層に向けた2LDKなど。 文教地区、ロードサイドの角地に建築予定の「AQフォレスト大山」は、デザイン性と耐力性を兼ね備える「組子格子耐力壁」を部屋の間仕切りに採用。視認性を高めることで美しい街並みを演出しつつ、広い居住空間も確保しています。弊社オリジナル90分耐火の外壁を採用しており、環境、住み心地、防災など多様なニーズを満たす次世代の木造マンションとして期待が寄せられます。

オリジナル技術「AQ木のみ構法」で広がる中大規模木造建築の可能性

第Ⅰ期として今年6月に採択された「AQフォレスト武蔵関」イメージ
木材をふんだんに活用した純木造

「令和7年度優良木造建築物等整備推進事業」の普及枠に応募した「AQフォレスト蒲田」、「AQフォレスト大山」はいずれも、「主要構造部の全てを木造とした建築物であること」、「不特定の者の利用又は特定多数の者の利用に供するもの」、「多数の利用者等に対する木造建築物の普及啓発に係る取組であること」といった要件を全て満たし、採択に至りました。AQ Groupとしては、同事業の第Ⅰ期で今年6月に採択された「AQフォレスト武蔵関」に続く3物件目となります。また、同事業第Ⅱ期は全13件が採択されており、そのうちの2件が弊社の物件となっています。

「AQフォレスト蒲田」と「AQフォレスト大山」はともに、弊社オリジナル技術「AQ木のみ構法」で建築されます。これは、日本で最もポピュラーな「木造軸組工法」をベースとし、木質構造の第一人者として知られる東京大学名誉教授、稲山正弘氏と弊社が共同開発した最先端技術です。一般住宅用の流通材を活用しつつ、鉄筋コンクリート造などと同等以上の性能を確保することが可能。耐震等級、耐火等級、劣化対策等級はいずれも最高等級を取得することができます。「誰もが」「安価に」「高性能なものが」建築可能で、「中大規模木造建築の普及」を目指した技術となっています。

「AQ木のみ構法」は汎用性に優れた技術です。東京都は土地の大きさや形が限られており、有効活用するには鉄筋コンクリート造などで建築せざるを得ない状況。今回、採択に至った「AQフォレスト蒲田」や「AQフォレスト大山」は、変形地に対して柔軟に対応し、優れた耐震性能を確保しています。また、木造ならではの優しい外観が美しい街並みを演出します。かつて、木造マンションは「倒れやすい」、「燃えやすい」、「狭い」といった負のイメージがつきまといました。しかし、近年では東京都が目指す「2030年カーボンハーフ」や世界中で目指す「2050年カーボンニュートラル」への気運が高まり、環境に貢献する中大規模木造建築は再び注目を浴びています。

一方で「中大規模に対応できる構造設計者がいない」、「安価で建てられる施工業者がいない」、「実例がない」といったことが普及できない要因となっていました。「AQ木のみ構法」で建築する「AQフォレスト」シリーズは、中大規模木造建築の可能性に挑戦し続けることで、これらの課題を解決するプロジェクト。国が後押しする建築物で、まずは東京都から“純木造の森”を広げていきます。

 

■令和7年度優良木造建築物等整備推進事業

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて「炭素貯蔵効果が期待できる中大規模木造建築物の普及に資するプロジェクト」などを募集し、要件を踏まえた審査を実施。事業の目的に適う提案に対して、プロジェクトに要する費用の一部を補助するもの。

 

■「AQフォレスト蒲田」 詳細

建築地:東京都大田区蒲田本町2-11-91/敷地面積:184.75㎡/建築面積:116.81㎡/延床面積:467.24㎡/工法:純木造軸組工法/階数:4階/用途:共同住宅

 

■「AQフォレスト大山」 詳細

建築地:東京都板橋区大山西町40番、12、15、20、23、24、25、26/敷地面積:159.11㎡/建築面積:121.88㎡/延床面積:608.46㎡/工法:純木造軸組工法/階数:5階/用途:共同住宅

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会社概要

株式会社AQ Group

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URL
http://www.aqura.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
埼玉県さいたま市西区三橋5丁目976番地1
電話番号
-
代表者名
宮沢俊哉
上場
未上場
資本金
9314万円
設立
1978年10月