中古車買取相場、9月はわずかに上昇し高値圏で推移上半期の中古車 輸出は過去5年間で最高水準を更新、「査定額の二極化」が進行中古車買取相場推移レポート(2026年10月版)
株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社、株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO:谷口政人)が運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取(https://www.kurumaerabi.com/kaitori/)」より、9月の買取相場動向および過去2〜5年の買取相場をもとに分析した、10月以降の車買取相場予測をまとめたレポートをご案内いたします。
【本レポートのポイント】
・2026年9月の中古車買取相場は約104万円と、前月(約103万円)からわずかに上昇し、高値圏で推移
・2026年上半期の中古車輸出台数は約85万6000台で、上半期として過去5年間で最高水準を更新。高値安定の相場を海外需要が支える一方、車種やタイプによる「査定額の二極化」が進行
・予測では10月をピークに11月以降は下落に転じる見通し。年末年始は取引が一時的に止まり、年をまたぐと「年落ち」で車両価値が目減りするため、年内では11月までが売却の好機

今回ご案内する2026年10月版の中古車買取相場レポートおよび過去のレポートについては、下記URLからご確認いただけます。
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2026年10月版中古車買取相場レポート:https://www.kurumaerabi.com/kaitori/marketprice/
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過去レポートアーカイブ:https://www.kurumaerabi.com/magazine/tag/125/
愛車の売却は査定額の二極化に注意

※過去5年間の中古車オークション相場および「車選びドットコム」の買取相場データをもとに分析
財務省の貿易統計(※1)によると、2026年上半期の中古車輸出台数は約85万6000台でした。前年同期を3万台以上上回り、上半期として過去5年間で最高水準を更新しています。また、USSオートオークションの成約車両単価は、2026年4〜9月の毎月で120万円を超えており、高い水準を維持しています(※2)。
これを受けて、現在の中古車買取相場は高値で安定しています。ただし、車種やタイプによって査定額に差が生まれているのも事実で、いわゆる「査定額の二極化」が進んでいます。
中古車の買取価格は、基本的に「欲しい人がどれだけいるか」と「市場にどれだけ流通しているか」で決まります。
例えば、SUVやミニバン、燃費性能に優れたハイブリッド車などは、実用性や経済性を重視するユーザーの需要が集まりやすい傾向があります。中古車販売店にとっても、買い取った車を再販しやすいため、積極的な査定額を提示できる場合があります。
一方、需要が限られる車種や、同じような中古車が大量に流通している車種は、販売店同士の仕入れ競争が起こりにくいです。そのため、高額査定につながらないこともあります。
また、品質や耐久性の評価が高い日本の中古車は、円安を背景に輸出需要が強く、国内での販売価格だけでなく輸出先での需要も査定額に影響します。
トヨタ・ハイエースや日産・キャラバンといった商用バン、小型トラック、さらにランドクルーザーやジムニーといった本格クロカンSUVは、走行距離が10万〜20万キロを超える個体でも査定額が落ちにくい傾向があり、強い相場が続いています。パーツ需要や海外での実用需要が底値を支えているためです。
ただし、アルファードなどの高級ミニバンや一部の高級SUVは、輸出先の規制や関税、輸送コストなどの影響を受けやすい車種です。新車の納期が正常化したことで過熱感が和らぎ、相場は落ち着きを見せています。
つまり、国内需要と海外需要の両方を取り込める車種ほど買取価格が底堅くなりやすく、これが査定額の二極化につながっています。
注意したいのは、先行き不透明な世界情勢です。上期の輸出を後押しした円安はやや後退しています。加えて、ホルムズ海峡に代わる中東諸国へのルートと目されていたバブ・エル・マンデブ海峡の政情不安や、エルニーニョ現象によるパナマ運河の通行数制限もあります。これらが下期の中古車輸出に影響を及ぼせば、国内の買取価格も少なからず影響を受けることになるでしょう。
※1 出典:財務省『貿易統計』(e-Stat)をもとに当社集計
※2 出典:株式会社ユー・エス・エス「USSオートオークション実績(月次データ)」2026年4〜9月を元に当社集計
中古車買取市場の動向

※過去2年の中古車オークション相場および「車選びドットコム」買取·下取り統計データをもとに算出
※予測値は参考値であり、実際の買取価格を保証するものではありません
車選びドットコムが独自に収集したデータによると、9月の中古車買取相場は約104万円とわずかに上昇し、高値圏で推移しています。
グラフの予測値は、過去4年間の平均的な傾向から算出しているため、10月をピークに、11月以降は下落に転じる見通しです。中古車輸出が好調だった昨年も、水準は異なるものの、9月から12月にかけて徐々に下落しています。海外の年式ルールや季節要因の影響も昨年と同様に見込まれることから、今年も昨年と同じような推移になる可能性があります。
特に年末が近づくこれからの時期は、輸出先の「製造から3年以内、5年以内」などの年式ルールの期限が迫るため、買い付けが集中し、価格が変動しやすくなるでしょう。
さらに国内市場では、年をまたぐと走行距離が増えていなくても「暦の上で1年古い車(年落ち)」として扱われます。その結果、車両価値が一気に数万円〜十数万円目減りすることがあります。
全体としては、春先まで高値圏で推移すると見込んでいます。ただし、年末年始は中古車市場の取引自体が一時的に止まるうえ、前述の年落ちも発生します。そのため、高く売りやすいのは、年内では11月までになりそうです。
ボディタイプ別中古車買取ランキング
車選びドットコムの最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
※ 2026年10月19日時点集計
※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
|
順位 |
ボディタイプ |
割合(%) |
前月からの変動率 |
|
1位 |
軽自動車 |
29.7% |
-0.1% |
|
2位 |
ミニバン/ワンボックス |
18.0% |
-3.3% |
|
3位 |
コンパクト/ハッチバック |
16.9% |
-1.3% |
|
4位 |
SUV/クロカン |
8.5% |
+1.6% |
|
5位 |
セダン/ハードトップ |
7.6% |
+0.5% |
国産車ボディタイプ別買取ランキングは、1位の軽自動車から3位のコンパクト/ハッチバックまでが前月と同じ順位でした。4位と5位は、セダン/ハードトップとSUV/クロカンが入れ替わっています。
セダンの根強さを支えているのは、トヨタの2大巨頭であるプリウスとクラウンです。
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
|
順位 |
ボディタイプ |
割合(%) |
前月からの変動率 |
|
1位 |
コンパクト/ハッチバック |
23.5% |
2.2% |
|
2位 |
SUV/クロカン |
22.8% |
+1.1% |
|
3位 |
セダン/ハードトップ |
22.3% |
-0.0% |
|
4位 |
クーペ |
9.3% |
+2.1% |
|
5位 |
ステーションワゴン |
7.1% |
-0.4% |
輸入車ボディタイプ別買取ランキングは、前月1位のコンパクト/ハッチバックが首位を維持しました。前月2位のセダン/ハードトップと3位のSUV/クロカン、前月4位のステーションワゴンと5位のクーペが、それぞれ順位を入れ替えています。
中古車の無料査定サイト「車選びドットコム買取」について
「車選びドットコム買取」のWebサイトでは、中古車の買取に関する情報を発信しており、車の買取相場や実際に査定を行ったユーザーの口コミなど、車を売却する際に参考となる情報をお届けしています。
ユーザーが選ぶ買取業者おすすめランキング、車売却時の困りごとを解決するノウハウ記事も掲載中です。
サービスURL:https://www.kurumaerabi.com/kaitori/
会社概要
【株式会社ファブリカホールディングス】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:東京都港区赤坂1−11-30 赤坂1丁目センタービル 9F
設立:1994年11月
上場:東証スタンダード市場(コード番号:4193)
コーポレートサイト:https://www.fabrica-hd.co.jp/
【株式会社ファブリカコミュニケーションズ】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
事業内容:業務支援システム開発・販売事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング支援事業、自動車修理・レンタカー事業
出資比率:株式会社ファブリカホールディングス100%
コーポレートサイト:https://www.fabrica-com.co.jp/
<本件のリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報担当
E-mail: press@fabrica-com.co.jp
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