企画展「出雲と都を結ぶ道-古代山陰道-」
島根県立古代出雲歴史博物館では、令和4年3月18日(金)より、企画展「出雲と都を結ぶ道-古代山陰道-」を開催しますのでご案内いたします。
(1)開催趣旨
現在、山陰道は、沿線の各地域間の交流・連携の強化、産業・経済の発展、災害に強い道路ネットワークの構築を目的として整備が進められています。現代の道路は私たちの生活や産業を支える重要な社会基盤なのです。
古代においても、道路は社会や国家を維持するうえで重要な施設でした。特に、古代の高速道路といわれる「駅路」は一大国家プロジェクトとして整備され、都と地方を結んで多くの人や物、情報や文化などが往来し、律令国家を支えました。
近年、山陰両県では「駅路」を含む道路遺構の発見が相次いでおり、古代交通の解明が進みつつあります。本展覧会では、山陰の「駅路」やその他の交通関係の文化財を取り上げ、古代の交通網が果たした役割を紹介します。
(2)会期
令和4年3月18日(金)~令和4年5月15日(日)
※会期中の休館日4月19日(火)
(3)開館時間
9:00~18:00(最終入館17:30)
(4)会場
島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室
(5)観覧料
一般/700円(560円)、大学生/400円(320円)、小中高生/200円(160円)
※( )内は20名以上の団体観覧料
(6)関連講座
①「出雲国の古代官道」
日時/3月19日(土)10:00~11:30
講師/中村 太一 氏(北海道教育大学釧路校教授)
②「出雲国計会帳から探る奈良時代の交通」
日時/4月2日(土)10:00~11:30
講師/市 大樹 氏(大阪大学大学院教授)
③「出雲国における官衙と官道の展開」
日時/4月9日(土)10:00~11:30
講師/大橋 泰夫 氏(島根大学教授)
④「発掘された古代道路と山陰道」
日時/4月23日(土)10:00~11:30
講師/近江 俊秀 氏(文化庁主任調査官)
※会場は全て古代出雲歴史博物館 講義室、定員60名(先着順)、参加無料
※オンラインで同時配信します。
※オンラインでの受講、会場での受講ともに事前申込が必要です。
※お申込み方法は、当館ホームページ(https://www.izm.ed.jp)をご覧ください。
<新型コロナウイルス感染症の影響により中止・延期または受講方法を変更する場合があります。>
(7)関連体験イベント「古代山陰道を歩こう!」
古代山陰道の遺構が発見された杉沢遺跡(斐川町)をご案内します。歴博からバスで杉沢遺跡まで向かい、1時間程度現地を歩きます。
日時/4月17日(日)13:00~15:30
集合・解散場所/古代出雲歴史博物館 講義室
定員/30名
参加費/企画展観覧料(バスツアーは無料)
対象年齢/小学生以上(6年生以下は保護者同伴)
※事前申込が必要です。お申込み方法は、当館ホームページ(https://www.izm.ed.jp)をご覧ください。
※雨天時は中止とします。
<新型コロナウイルス感染症の影響により中止する場合があります。>
(8)企画展ギャラリートーク
学芸員による展示解説
第1回:4月9日(土)14:00~15:00
第2回:4月17日(日)10:00~11:00
※参加には企画展観覧券もしくは年間パスポートが必要です。
※事前申込不要、当日時間までに特別展示室入口付近にお集まりください。
<新型コロナウイルス感染症の影響により中止・延期または実施方法を変更する場合があります。>
(9)その他
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、企画展の開会式は行いません。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- アート・カルチャー政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード