FRONTEO、Eメール監査システムの対象範囲を拡大
チャットなどオンラインコミュニケーションの監査にもカスタマイズ対応
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役:守本 正宏、以下FRONTEO)は、チャットなどのオンラインテキストコミュニケーションに対応した監査ソリューション「KIBIT Communication Meter(商標出願中)」の提供を開始しました。
オンラインコミュニケーションツールは、すぐに情報を相手に伝えられるツールとして便利ではあるものの、従来Eメールでやり取りされていたような不適切なコミュニケーションも行われているのが実情です。不適切なコミュニケーションを早期に検知するには、もはやEメールのモニタリング(監視)だけでは不十分で、重要な情報を見落としかねません。FRONTEOの監査システムの対象もさまざまなオンラインコミュニケーションへの対応が求められており、これまでにも様々なチャットツールへの対応を行ってまいりました。お客様からのニーズの高まりを受け、チャットツールへのカスタマイズを正式にサービスラインに加え、新たに「KIBIT Communication Meter」としてソリューションの提供を開始いたします。
不適切なコミュニケーションの例
・営業行為における不正
・ハラスメント行為
・過度なクレーム、炎上など
・法・規制に反する表現
「KIBIT Communication Meter」はFRONTEOが開発した自然言語処理AIエンジン「KIBIT®」を搭載しています。「KIBIT®」は独自のアルゴリズムを使い、異なる表現でも類似性や文脈を捉え、文章の特徴量を抽出できるため、大量のキーワード設定による抽出過多や、表記ゆれによる抽出もれなどを解消し、高い精度でメッセージの抽出が可能です。また、送受信日時や送受信者名、件名だけでなく、本文や添付ファイル(テキスト抽出可能なものに限る)を「KIBIT®」が網羅的に解析し、大量のメッセージの中から調査が必要なものを絞り込むことが可能になるため、監査官の業務を大幅に削減し、効率的な監査体制が構築できます。
KIBIT Communication Meter
https://kibit.fronteo.com/products/communication-meter/
■KIBIT®について URL: https://www.fronteo.com/products/kibit/
「KIBIT®」は、テキスト解析においてキーワードに頼らず、専門家や業務熟練者が備える“暗黙知”を再現した独自の機械学習アルゴリズムを用いた人工知能です。高い自然言語処理技術を持ち、少量の教師データで短時間での高精度な解析が可能です。
■FRONTEOについて URL: http://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT®」と「conceptencoder®」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野へと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。資本金2,568,651千円(2020年3月31日現在)。
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