Spectee、ベトナム・ザライ省と洪水予測・早期警戒システムの社会実装に向けたMoUを締結
〜AIによるリアルタイム危機管理と高度な水循環シミュレーションを融合し、実効性の高い洪水EWSを構築へ〜
レジリエンス・テック・スタートアップの株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:村上建治郎、以下「Spectee」)は、グローバルに洪水予測・水資源/気候リスク評価サービスを展開する株式会社Aqunia(本社:東京都中央区、代表取締役:出本哲、以下「Aqunia」)と共同で、ベトナム・ザライ省農業環境局(以下「Gia Lai DAE」)(*1)との間で、洪水予測・早期警戒システム(EWS)(*2)の社会実装に関する覚書(MoU)を締結したことをお知らせします。
Spectee及びAquniaは、経済産業省の令和6年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に採択された「SNSやAI技術等を活用した危機管理情報プラットフォーム及び洪水予測導入に向けた実証事業」に共同で取り組んでおり、今回のMoU締結はその一環となります。

■ 激甚化する水害と、現地に適した早期警戒の必要性
近年、気候変動を背景に、東南アジアでは洪水をはじめとする自然災害が激甚化しています。ベトナム中部に位置するザライ省でも、2025年11月の記録的な豪雨で河川が氾濫し、一部の地点ではこれまでに例のない水位を記録。住宅やインフラが損壊し、住民の暮らしや経済活動にも深刻な被害が広がりました。
こうした被害を最小限に抑えるためには、刻一刻と変化する状況をリアルタイムに「可視化」するだけでなく、いつ・どこで・どの程度の浸水が起こり得るのかを事前に「予測」し、住民や行政が一歩先んじて備えられる体制を整えることが欠かせません。発災後の早期警戒と、発災前からの洪水予測を組み合わせ、現地の地形や河川特性に即した実効性の高い洪水EWSを構築することが、いま強く求められています。
■ 本MoUについて
本実証事業は、経済産業省の令和6年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)」に採択された、SpecteeとAquniaによる取り組みです。本MoUに基づき、両社はGia Lai DAEとともに、ベトナム水資源アカデミー(VAWR)の技術協力のもと、省内流域における洪水予測・EWSの実証を本格的に開始します。
■ SpecteeとAquniaの技術連携と今後の展開
Specteeは、SNSや気象データ、道路・河川カメラ、衛星データなどをリアルタイムに解析・可視化する技術に加え、AIモデルによる水位予測技術を有しています。一方Aquniaは、JAXAおよび東京大学が長年にわたり開発してきたグローバル水循環シミュレーションシステム「Today's Earth」の研究成果を技術基盤とし、現地の地形・河川特性に応じたローカライズ技術と組み合わせて洪水予測の高度化を行っています。両社の技術を組み合わせることで、リアルタイムの可視化から精度の高い洪水予測までを一貫して支えるEWSを構築し、今後はGia Lai DAEが保有する現地知見も活用しながら、現地で実際に機能する実効性の高いEWSの提供を目指します。本実証で得られた知見は、ベトナム全域や東南アジアをはじめとする世界各国への展開にも活かしてまいります。
※*1 Gia Lai DAE:Gia Lai Department of Agriculture and Environment
※*2 EWS:Early Warning System(早期警戒システム)
■株式会社Spectee(スペクティ)について
Specteeは、レジリエンス領域において世界トップクラスのプラットフォームを提供するスタートアップです。「危機を可視化する」をミッションに、世界中の多様なデータをAIで24時間リアルタイムに解析し、リスクの可視化と被害予測を通じてレジリエントな社会の実現を目指しています。防災やBCP対応、サプライチェーン・リスク管理を目的に導入が進み、民間企業・自治体・官公庁において採用数No.1を誇ります。(日本能率協会総合研究所調べ/2025年調査時点)
<会社概要>
本社:〒102-0076 東京都千代田区五番町 12-3 五番町YSビル
代表者:代表取締役 CEO 村上 建治郎
公式サイト:https://spectee.co.jp
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