壁紙ブランド「WhO(フー)」、地域文化商社「うなぎの寝床」とコラボレーション。福岡・八女の伝統工芸品“久留米絣”のラインナップへ16点を追加

野原グループ株式会社

インテリア内装材·壁紙ブランド「WhO(フー)」を運営する野原グループ株式会社 インテリアスタイルユニット(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:野原弘輔)は、地域文化商社「うなぎの寝床」(株式会社うなぎの寝床 本社:福岡県八女市 代表取締役 山崎智輝)と共同で、同社拠点の福岡県八女市の伝統工芸品“久留米絣”の価値の再解釈と提案を目的に、衣と空間を横断するコラボレーションプロジェクトを開始。WhOでは追加リリースとなる、作り手の想いや美意識を体現した壁紙16点を発表します。

■商品ページはこちら

https://whohw.jp/series/collaboration/unagino-nedoko/

テキスタイルを中心に活動するデザインユニット「pole-pole」をデザイナーに迎え、織元との対話や現地の視察を通して開発。一見するとシンプルな構図ですが、織機を用いた複雑な製造工程と、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の位置を合わせるための高い技術が生み出した繊細な表情が特徴。奥ゆかしさと”あべこべ”を感じるデザインとなりました。

壁紙では、現代的な空間にもマッチするよう詳細にデフォルメをおこない、インテリアとして最適な色味や“あべこべ”を象徴する境界線のゆらぎを引き立てる色差を意識したカラー展開となっています。

プロジェクトの背景と久留米絣との取り組みについて

「伝統工芸の価値を、これからの暮らしや空間の中にどう息づかせていくか。」そんな問いのもと、久留米絣を軸に、衣と空間を横断するコラボレーションプロジェクトを立ち上げ、久留米絣の生地を用いた「もんぺ」と、その繊細な表情を壁紙として再構築したプロダクトを開発。

久留米絣の文化や技術を、空間づくりやライフスタイルの中に浸透させることで、市場や関係人口を広げ、地域産業の継続的な循環を目指します。

NEW LINEUP - うなぎの寝床

SERIES : COLLABORATIONS

No. CBUN027 ~ 042

PRICE : ¥4,500/m

あべこべボーダー_small / CBUN027~034
あべこべボーダー_large / CBUN035~042

久留米絣と「あべこべボーダー」の生地について

 日本三大絣の一つでもある福岡・八女の伝統工芸品“久留米絣”は、図案の境界線に独特な“ゆらぎ”があり、生地を特徴づける絣模様として愛されてきました。ただその背景には、糸の染色から織り上げるまで複数の職人と数多くの工程が存在し、緻密で高度な作業が求められますが、なんとか図柄を合わせようとする中で、この絶妙な”ゆらぎ”が現れています。

 このある種矛盾した状態に着目し、つくり手へ尊敬の意を込めて“ あべこべ”と題し、生地がデザインされました。

pole-pole(ポール トゥ ポール)/ デザインユニット

“新しいデザインではなく大切なデザイン”

このコンセプトを基にテキスタイルデザイナー達によって結成されたデザイン会社です。多種多様の企業さん、工場さんと一緒にデザイン制作や素材開発、商品企画を行っています。

http://from-pole-pole.com/

ー 今回のデザインについて

現地で織元の職人さんと話す中で、久留米絣はズレている(かすれること)ことが魅力なのではなく、どうにかして図柄を綺麗に合わせようとする職人さんたちの気持ちが美しさをつくっているのだと感じました。


【10/22(水) ~ 11/3(月)】あべこべ久留米絣 MONPEと壁紙展 in TOKYOBIKE TOKYOを開催

 「街は楽しい」をテーマに、東京・清澄白河にて【なんでもない日常にささやかな変化を加えるツール】として自転車のほか、シンプルで質の良い日用品を販売する“ TOKYOBIKE TOKYO” 。同じくライフスタイルを豊かにするプロダクトとして、眺めて楽しむ「壁紙」と触れて楽しむ「もんぺ」を期間限定で展示いたします。

 訪れる度に心地よく、新たな発見に出会える空間を目指す同店にて、福岡の伝統工芸品”久留米絣”の新たな魅力にぜひ触れてください。

会期: 2025年10月22日(水) – 11月3日(月) ※27日(月)、28日(火)は定休日
時間: 平日:11時-18時 / 土日:10時-18時
会場TOKYOBIKE TOKYO (清澄白河)
住所: 東京都江東区三好3丁目7-2


「WhO(フー)」について

  「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のために2015年に立ち上げた壁紙ブランドです。2016年にはグッドデザイン賞を受賞。空間デザイナー目線で制作されたパターンや、多様なフィールドで活躍するクリエイターによるデザイン、プロダクトやサービスなど国内外問わずさまざまなブランド・企業とのコラボレーションから生まれたデザインなど、現在では3,000点を超える個性的で表情豊かなラインナップが揃います。

今後一層拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。

国内での完全受注生産によりデザインのカスタマイズにも柔軟に対応。作り手のこだわりに寄り添いながら、在庫を持たず素材のロスを抑え、環境配慮にも繋げています。さらにデジタルカタログの採用により、紙カタログの使用と仮定した場合と比べてCO2排出量の削減にも貢献*¹。室内空間におけるVOCなどの化学物質の排出に関して一定の基準をクリアした「GREENGUARD Gold認証*²」を取得したインクを使用するなど、サステナブルなビジネスモデルを展開しています。

*¹ 米国のUL Solutions社によって評価された、健康への影響や環境性能を示す認証

 https://japan.ul.com/resources/greenguardcertificationprogram/

*² 参照:https://whohw.jp/about/

うなぎの寝床について

 うなぎの寝床は、福岡県⼋⼥市を拠点とし、地域に伝わる歴史や⽂化を独⾃に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを⾒出す「地域⽂化商社」です。2012年7⽉に創業、2016年にはグッドデザイン賞を受賞。次世代へ継承していく「地域⽂化(ものづ くり、まちづくり、⾷⽂化など)」の価値を⾒⽴て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(⽣産者)、つなぎて(地域⽂化商社)、つかいて(⽣活者)、そしてその先に ある地域資源や⾃然も含めた⽣態系をつないでいきます。

野原グループについて                            

 野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。

社会を支える建設産業の一員である私どもが、業界から排出される廃材量やCO2の削減、生産性向上による働き方改革を実現し、サステナブルに成長していく未来の実現を目指します。

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会社概要

野原グループ株式会社

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URL
http://nohara-inc.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都新宿区新宿一丁目1番11号
電話番号
03-3357-2231
代表者名
野原 弘輔
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1947年09月