【「ファンド」に対するイメージは良い?悪い?】未上場企業経営者の半数以上が「良い」イメージ
〜経営者のファンドに対するイメージ定点比較調査を実施・公開〜
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(東京都中央区・代表取締役社長 中村悟)は、過去にM&Aを検討したことがある未上場企業の経営者105名を対象に、経営者のファンドに対するイメージ定点比較調査を実施しましたので、お知らせいたします。
なお、本調査では、2024年3月発表の同内容調査と一部比較して発表いたします。
前回(2024年3月発表)の調査はこちら:https://www.ma-cp.com/topics/547/
■調査概要
調査名称:経営者のファンドに対するイメージ定点比較調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年11月5日〜同年11月18日
有効回答:過去にM&Aを検討したことがある未上場企業の経営者105名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「M&Aキャピタルパートナーズ株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■まとめ
・ファンドのイメージ、「良い」という回答が半数以上に。2024年調査から3.9%増加
・PEファンドの認知度は42.9%。そのうち、9割以上がPEファンドによる事業承継を認知
・ファンドへの事業承継において、64.8%がM&A仲介会社の支援の必要性を実感
今回は、過去にM&Aを検討したことがある未上場企業の経営者105名を対象に、経営者のファンドに対するイメージ調査を実施しました。
まず、未上場企業経営者の53.3%が、「ファンド」に対して良いイメージを抱いており、2024年2月と比べ3.9ポイント増加しました。ファンドに抱いているポジティブなイメージとしては、「企業を再生させるイメージ」が64.3%と最も多く挙げられた一方で、ネガティブなイメージについては、約6割が、「利益至上主義のイメージ」と回答しています。
また、未上場企業に投資するPEファンドの認知度は42.9%(2024年2月より9.5ポイント減少)の結果で、PEファンドを知っている経営者のうち93.3%が、PEファンドによる事業承継を「知っている」または「聞いたことがある」と回答しました。さらに、その中の約7割が、PEファンドへの事業承継を「検討したい」と考えており、その理由として、「豊富な経営資源を活用できる」(46.4%)などを挙げています。
最後に、ファンドに対して事業承継を行う場合、64.8%が、「M&A仲介会社の支援が必要」と感じており、その理由について、「専門的なアドバイスが得られるから」(50.0%)、「企業価値の算定や交渉が有利に進むと思うから」(47.1%)などの回答結果となりました。
2024年、PEファンドが買い手となったM&Aは過去最多を更新しました。さらに、事業承継を目的としたM&Aは過去最多ペースで増加する中、PEファンドが買い手となる事業承継M&Aも増加しており、事業承継の譲渡先としてPEファンドの存在感が増しています。
PEファンドは、資本力や経営ノウハウ、経営者人材のネットワークなどを有しており、投資先企業の事業成長を強力に支援します。後継者不在企業の事業承継だけでなく、さらなる事業成長を加速させる選択肢の一つとして、PEファンドとのM&Aをより多くの中堅・中小企業の経営者の皆様に知っていただきたいと考えています。
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
執行役員 企業情報部 部長 鈴木 康士(すずき こうじ)
1989年、千葉県生まれ。法人保険コンサルティング会社で、主に中堅・中小企業のリスクマネジメント業務・オーナー経営者の相続対策業務に従事。2015年、M&Aキャピタルパートナーズに入社し、M&Aアドバイザリー業務に携わる。中堅・中小企業のPEファンドへの事業承継・事業成長のM&Aを多数支援。23年10月、現職に就任。
■未上場企業経営者の53.3%が、「ファンド」に対するイメージは「良い」と回答、2024年2月より3.9ポイント増加
「Q1.あなたの、「ファンド」に対するイメージを教えてください。」(n=105)と質問したところ、「良い」が11.4%、「どちらかというと良い」が41.9%という回答となりました。
■ファンドに抱いているポジティブなイメージ、「企業を再生させるイメージ」が64.3%で最多
Q1で「良い」「どちらかというと良い」と回答した方に、「Q2.あなたが、ファンドに抱いているポジティブなイメージを教えてください。(複数回答)」(n=56)と質問したところ、「企業を再生させるイメージ」が64.3%、「M&Aの買い手のイメージ」が42.9%、「専門知識・理論(経営ノウハウ)を持っているイメージ」が42.9%という回答となりました。
■ファンドに抱いているネガティブなイメージ、約6割が、「利益至上主義のイメージ」と回答
Q1で「悪い」「どちらかというと悪い」と回答した方に、「Q3.あなたが、ファンドに抱いているネガティブなイメージを教えてください。(複数回答)」(n=36)と質問したところ、「利益至上主義のイメージ」が58.3%、「投資先企業の経営改革を強引に行うイメージ」が44.4%、「敵対的買収(乗っ取り・ハゲタカ)を行うイメージ」が41.7%という回答となりました。
■PEファンドの認知度は42.9%の結果に、2024年2月から9.5ポイントダウン
「Q4.PEファンドを知っていますか。」(n=105)と質問したところ、「知っている」が10.5%、「聞いたことがある」が32.4%という回答となりました。
■PEファンドを知っている経営者のうち93.3%が、PEファンドによる事業承継を「知っている」または「聞いたことがある」と回答
Q4で「知っている」「聞いたことがある」と回答した方に、「Q5.あなたは、PEファンドによる事業承継について知っていますか。」(n=45)と質問したところ、「知っている」が20.0%、「聞いたことがある」が73.3%という回答となりました。
■約7割から、PEファンドへの事業承継を「検討したい」との声
Q5で「知っている」「聞いたことがある」と回答した方に、「Q6.PEファンドへの事業承継を検討したいと思いますか。」(n=42)と質問したところ、「非常にそう思う」が7.2%、「ややそう思う」が59.5%という回答となりました。
■PEファンドを検討したい理由、「豊富な経営資源(人材・ノウハウ等)を活用できるから」が46.4%で最多
Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.PEファンドを検討したい理由を教えてください。(複数回答)」(n=28)と質問したところ、「豊富な経営資源(人材・ノウハウ等)を活用できるから」が46.4%、「経営支援を受けられるから」が42.9%、「企業理念や企業文化を承継できるから」が42.9%、「事業承継がスムーズに進むから」が42.9%という回答となりました。
■PEファンドによる事業承継を検討したくない理由、「経営の自主性が失われる懸念があるから」が64.3%にのぼる
Q6で「あまりそう思う」「全くそう思わない」と回答した方に、「Q8.PEファンドによる事業承継を検討したくない理由を教えてください。(複数回答)」(n=14)と質問したところ、「経営の自主性が失われる懸念があるから」が64.3%、という回答となりました。
■ファンドに対して事業承継を行う場合、64.8%が、「M&A仲介会社の支援」の必要性を実感
「Q9.仮にファンドに対して事業承継を行う場合、あなたが望む承継を行うために、M&A仲介会社の支援はどの程度必要だと思いますか。」(n=105)と質問したところ、「非常に必要」が18.1%、「やや必要」が46.7%という回答となりました。
■M&A仲介会社の支援が必要な理由、「専門的なアドバイスが得られるから」「企業価値の算定や交渉が有利に進むと思うから」など
Q9で「非常に必要」「やや必要」と回答した方に、「Q10.M&A仲介会社の支援が必要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=68)と質問したところ、「専門的なアドバイスが得られるから」が50.0%、「企業価値の算定や交渉が有利に進むと思うから」が47.1%、「取引条件の調整を支援してもらえるから」が41.2%という回答となりました。
■約4割が、「PEファンド」に対して好印象
「Q11.あなたの、「PEファンド」に対するイメージを教えてください。」(n=105)と質問したところ、「かなり良い」が6.7%、「やや良い」が28.6%という回答となりました。
■会社概要
M&Aキャピタルパートナーズは、中堅・中小企業の資本承継にお悩みの経営者様に寄り添い、事業承継の選択肢のひとつとしてM&A仲介サービスを提案し、実績を積み重ねてまいりました。私たちが目指している”正しいM&A”とは、創業以来、お客さまのことを一番に考える“クライアントファーストのM&A”です。「健全な日本経済の未来を実現するために“正しいM&A”をけん引していく」これが私たちMACPの社会的存在意義、パーパスです。
・会社名 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
・設立 2005年10月
・代表者 代表取締役社長 中村 悟
・所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階
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