～芸術を愛する方々に向けて贈る 北イタリアの旅～イタリアの最も美しい村が巨大アートに

芸術家クリストが手掛ける壮大なアート『フローティング・ピアーズ』を鑑賞する旅を発売

 株式会社クオリタ（本社：東京都新宿区　代表取締役社長：郷直人、株式会社エイチ･アイ･エスの100％子会社以下、　
クオリタ）は、芸術家のクリスト氏が制作した北イタリア・イゼオ湖を舞台にした巨大プロジェクト「フローティング・ピアーズ（浮かぶ桟橋）」を鑑賞するツアーの販売を開始いたしました。この特別プランはクリストのスタッフとして作品に深くかかわるアートライター・コーディネーター柳正彦氏協力のもと実現しました。

 クリストの作品は、主に布を使って景観を変貌させる巨大プロジェクトです。時に数十億円規模になる費用は一切の寄付や援助を受けることなく、全額クリスト個人の出資により制作されます。毎回、数年から数十年の準備を経て実現させるアートは、世界中に衝撃を与えています。過去には、ベルリン議事堂を梱包した『包まれたライヒスターク』（1995年）の2週間の展示で約500万人.
  また日本でも、茨城県とアメリカ西海岸で同時に繰り広げられた『アンブレラ』（1991年）では日本で約50万人、アメリカで約200万人の観客を動員しております。今回のプロジェクトはニューヨーク・セントラルパークで展開された『ゲート』（2005年）約400万人以来の大規模作品であり、多くのファンがその完成を待ちわびています。


今回は、北イタリア・イゼオ湖を舞台に、湖畔の街スルツァーノから湖に浮かぶ大小2つの島（モンテイゾラ島・サンパウロ島）を取り囲むように、全長3キロメートルに及ぶ「フローティング・ピアーズ（浮かぶ桟橋）」をかける作品であり、この桟橋は湖面の動きに従って波打つように揺れ動きます。期間後はすぐに解体されるため、ご覧いただける展示期間は6月18日から16日間と限られております。

 

《フローティング・ピアーズ（浮かぶ桟橋）、イタリア・イゼオ湖のプロジェクト》
クリストによる2枚組のドローイング作品、2014年、38×244 cmと106.6×244 cm
© Christo, 2014、写真：Andre Grossmann／アンドレ・グロッスマン




■ミラノを起点に、このプロジェクトを鑑賞するコースを発表

 この作品の舞台として選ばれたイゼオ湖は、ミラノから東へ約100㎞、約1時間半の場所に位置し、イゼオ湖に浮かぶモンテイゾラ島は「イタリアの最も美しい村」の一つに選ばれています。作品の展示期間である6月下旬は、年間を通じて最も日の入りが遅く、夜21時頃まで明るい季節のため1日を長く有意義に過ごすことができます。

 一方で、イゼオ湖へのアクセスは大都市から鉄道を使うのが一般的ですが、直通便がなく、行きにくい場所となるため、クオリタでは作品鑑賞を含めた「ミラノ6日間」「ミラノ＆フィレンツェ8日間」計2コースをご用意。作品の拠点となる湖畔の街スルツァーノへ日本語係員が同行してご案内し、ゆっくりと作品をご堪能いただけるよう、鑑賞時間を十分に設けております。
URL：http://www.qualita-travel.com/special/2016christo/
「フローティング・ピアーズ＜浮かぶ桟橋＞鑑賞　ミラノ6日間」
■出発日：6月17日（金）ほか計6設定日　　　
■料金：319,000円～444,000円　
■食事：朝2昼1
「フローティング・ピアーズ＜浮かぶ桟橋＞鑑賞　ミラノ＆フィレンツェ8日間」    
■出発日：6月18日（土）ほか計4設定日　　　
■料金：419,000円～539,000円）
■食事：朝4昼1

【各ツアー共通事項】

 

■宿泊：スターホテル・エコー、スターホテル・ローザグランド、ウェスティン・パレス（ミラノ）
グランドホテル・バリオーニ、オロロッジョ、モンテベッロ・スプレンディド（フィレンツェ）

 ■添乗員：同行しません（現地係員）
■最少催行人数：2名　他、webをご確認ください。　

当ツアーは、より多くの日本の方々にプロジェクトを実際に見て貰いたいというクリストの意向を反映し、クリストの承諾のもとに企画されました。クリスト本人がこのツアー企画から一切の利益を得ることはありません。《フローティング・ピアーズ（浮かぶ桟橋）》の全費用はオリジナル美術作品の売上によって、クリスト自身が負担します。