「福岡市地下鉄」タッチ決済を活用した新割引サービス開始
~<事前購入不要>1日最大640円で全線ご利用いただけます~
三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)、日本信号株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本 英彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、2023年3月より、福岡市地下鉄全線において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したVisaのタッチ決済等による一体型改札機通過に関する実証実験を行ってまいりました。
今般、7月7日より、新たな取り組みとして、1日のご利用額が640円を超える場合、640円を超えたご利用額を割引するサービスを開始いたします。お客さまはタッチ決済により地下鉄に乗車する場合には、1日に何度乗車しても、640円を超えた金額を請求されることはありません。これにより、観光などの際には、これまでよりも便利に地下鉄をご利用いただけます。なお、1日乗車券の購入など、事前のお手続きは一切不要です。なお、本サービスは、鉄道としては全国初の取組みとなります。
また、実証実験開始以降、日本国内やインバウンドの方を問わず、多くの方にご利用いただいておりますが、本リリースでは、三井住友カードが分析した、これまでのご利用状況や、ご利用者の特徴についてもご紹介いたします。
実証実験期間は引き続き令和6年3月31日(日)までとし、今後も効果検証を進めてまいります。
(1)概要
(2)新サービス適用条件
同一のカード番号かつ同一の媒体で福岡市地下鉄にご乗車いただいた場合に限ります。
(例:同じカード番号でも、クレジットカードでのタッチ決済額と、スマートフォンでのタッチ決済額は、媒体が異なるため合算して計算されません。)
※タッチ決済乗降履歴確認方法
交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイト
(https://q-move.info/)にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続き完了後、ご確認いただけます。
(1)ご利用状況(三井住友カードで把握した6/30までの速報値)
2023年3月28日の全線対応以降、たくさんの方にご利用いただいております。
6月に入り、1日の乗降数が5,000件を超える日が増えるなど、ご利用者数は伸び続けています。
(2)ご利用者の特徴(2022年5月~2023年5月)
三井住友カードのデータ分析支援サービス「Custella」を活用し、個人・加盟店が特定できない統計情報に加工のうえ、福岡市地下鉄のご利用者の特徴を分析しました。
なお、分析結果の詳細に関する図表は、資料に掲載しております。
①インバウンド
三井住友カードをご利用のお客さま約500名にアンケートのご回答をいただきました(2023年2月)。
主なアンケート項目とご回答いただいた内容を以下の通り、掲載させていただきます。
また、実証実験開始以降、日本国内やインバウンドの方を問わず、多くの方にご利用いただいておりますが、本リリースでは、三井住友カードが分析した、これまでのご利用状況や、ご利用者の特徴についてもご紹介いたします。
実証実験期間は引き続き令和6年3月31日(日)までとし、今後も効果検証を進めてまいります。
- 新割引サービスについて
(1)概要
同一のタッチ決済対応のカード等で地下鉄に乗車した際の1日の乗車料金合計額が640円を超えた場合、該当する乗車日のご請求額を地下鉄1日乗車券と同額の640円に割り引きを実施します。
(2)新サービス適用条件
同一のカード番号かつ同一の媒体で福岡市地下鉄にご乗車いただいた場合に限ります。
(例:同じカード番号でも、クレジットカードでのタッチ決済額と、スマートフォンでのタッチ決済額は、媒体が異なるため合算して計算されません。)
※タッチ決済乗降履歴確認方法
交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイト
(https://q-move.info/)にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続き完了後、ご確認いただけます。
- 実証実験の概況
(1)ご利用状況(三井住友カードで把握した6/30までの速報値)
2023年3月28日の全線対応以降、たくさんの方にご利用いただいております。
6月に入り、1日の乗降数が5,000件を超える日が増えるなど、ご利用者数は伸び続けています。
(2)ご利用者の特徴(2022年5月~2023年5月)
三井住友カードのデータ分析支援サービス「Custella」を活用し、個人・加盟店が特定できない統計情報に加工のうえ、福岡市地下鉄のご利用者の特徴を分析しました。
なお、分析結果の詳細に関する図表は、資料に掲載しております。
①インバウンド
項 目 | 内 容 |
主な利用傾向 | ・入国規制が緩和された2022年10月以降、インバウンド利用者は右肩上がりで増加しており、特に2023年4月以降に利用者数は急増。 ・直近2023年5月では、韓国人がインバウンド利用者の57%を占め、次いで、タイ人が14%、アメリカ人7%と続く。 2023年4月以降は欧州方面からの利用も増加。 ・ご利用区間は、福岡空港⇔博多間が最多。福岡空港駅、博多駅、天神駅の3駅間での利用が顕著に多い。 |
乗車後の消費傾向 | ・インバウンド利用者の消費傾向を見ると、県内消費額の約9割を、福岡市博多区と同中央区における消費が占める。 ・消費業種は、「空港店舗」が最も多く、「ショッピングセンター」、「ホテル・旅館」、「飲食店・レストラン」と続く。→お土産の多くを空港やショッピングセンターでまとめ買いする傾向が見える。 |
項 目 | 内 容 |
居住地および年代・性別による利用傾向 | ・利用者の約57%が県外居住の方。 (2022年5月の実証実験開始以降の全期間における、人数ベースで計算) ただし2023年3月27日の全線対応後は、県内居住者の利用が急増。 4、5月は、県内居住者の利用が過半を占め、5月は71%に上った。 ・20代男性の利用意向が最も高く、次いで30代男性、40代男性と続く。 ・県内居住者では、男性:女性=6:4、県外居住者では同7:3と、県内居住者では女性の利用意向が比較的高い傾向にある。 【福岡県外居住の方の特徴】 ・首都圏(1都3県)、関西圏(大阪・兵庫)、愛知県からの利用が多い。 また、いずれも男性の割合が7割超。→ 出張時の利用も多いと見られる。 ・九州エリアでは、隣県の佐賀県、熊本県に加え、沖縄県からの利用者も多い。 ・GW(23/4/29~23/5/7)期間においては、九州エリア居住の方の利用が急増。 鉄道を利用した旅行ニーズが増えたと推測される。 ・利用者の消費傾向では、旅行や交通、映画、美術館等への支出が特に多い。 旅行・出張の頻度も高く、リアル体験を志向する利用者が多いと推測される。 【福岡県内居住の方の特徴】 ・平日の通勤時間帯での利用が多い。 定期券を購入するほどの頻度では無いが、週数日など定期的に通勤する、テレワーク併用勤務の方の利用意向があると推測される。 ・女性では、週に1~2度程度、天神・博多方面へのお買物等を目的とした利用意向が高いと推測される。 |
乗車後の消費傾向 | ・平日は、出勤時のコンビニ利用、帰宅時のスーパー利用が多い。 ・休日は、ショッピングセンターや百貨店の利用が、平日と比較して高い。福岡空港駅があることから、空港店舗の利用も目立つ。 |
- ご利用者様アンケート
三井住友カードをご利用のお客さま約500名にアンケートのご回答をいただきました(2023年2月)。
主なアンケート項目とご回答いただいた内容を以下の通り、掲載させていただきます。
- 共同事業者の役割
三井住友カード株式会社 | プロジェクト総括、キャッシュレス導入支援、 steraプラットフォーム提供 (stera transit) |
ビザ・ワールドワイド | Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・ 認知プロモーション |
日本信号株式会社 | 交通IC/タッチ決済一体型自動改札機開発 |
QUADRAC株式会社 | 交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型 プラットフォーム“Q-move”の提供 |
今後も、お客さまにより安全で利便性の高い決済手段を提供し、更なるキャッシュレス化の推進に努めてまいります。
- 資料:ご利用状況の詳細について
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