ブラザー、工作機械のオンラインセミナーを初開催

ブラザー工業は、7月29日（水）と8月7日（金）にオンラインによる工作機械のセミナーをはじめて開催する。顧客や工作機械業界の関係者などを対象に、ブラザーの工作機械「SPEEDIO（スピーディオ）」の製品ラインナップ、製品特長を生かした加工提案や加工方法などが紹介される予定となっている。

 

 

セミナー告知画面と講師の五島氏

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により展示会の延期や中止が続き、タッチポイントが減っていることから、ブラザーでは今回初めて工作機械のオンラインセミナーを開催する。セミナーは、事前に収録した動画配信パートと、質疑応答などのライブ配信パートの2部構成からなる。動画配信パートでは、ブラザーの担当者から、SPEEDIOのラインアップや、主軸30番のコンパクトな製品特長と適した被加工物の紹介のほか、工作機械本体に工具をセッティングするときのコツが説明される。その後のライブ配信パートでは、参加者からの質問を受け付ける予定となっている。
 
今回のセミナーは予約制となっていて、ブラザーの営業担当者へ連絡するか、専用のウェブサイト（http://brother-ms.force.com/user/OSEntry）から申し込みをすることで参加できる。配信はウェブ会議システムの「Zoom」を使って行われ、7月29日（水）、8月7日(金)の午前と午後の2回ずつ、合計4回開催される予定となっている。

 ブラザーでは、このほかにも、ディーラーと共同でのオンライン展示会の開催や、プライベートショーの開催なども検討されており、コロナ禍においてもより多くの人にSPEEDIOを認知してもらえるよう、積極的な活動を今後も推進していく方針だ。