デジタル・セキュリティの新しい世界標準規格に貢献
~ 安全な電子商取引に向けた次世代標準アルゴリズムを作成する国際コンテストで、
STの暗号作成者3名を含む4名で構成された強力なチームが優勝 ~
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、セキュア・マイクロコントローラ
事業部およびアドバンスド・システム・テクノロジー・グループに所属する暗号
作成のエキスパート3名が、デジタル・セキュリティの新しい世界標準規格
であるセキュア・ハッシュ・アルゴリズム(SHA-3)を開発する国際コンテスト
で優勝したことを祝福しました。
アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が2007年に開始したこの国際コンテストは、
世界各国で数多くのセキュアなアプリケーションに使用されているセキュア・
ハッシュ・アルゴリズム(SHA-2)の後継を選ぶことを目的としています。最初、
64チームがコンテストに参加しました。2010年、NISTは、最終選考に進む
5チームを決定し、そして2012年10月上旬に、優勝チームのアルゴリズムが
新しいSHA-3規格として発行されたことを発表しました。暗号分野のエキスパー
トは国際コンテスト全体を通して、候補のアルゴリズムを分析・評価を行いまし
た。
デジタル署名やメッセージ認証コードなどのデータ改竄を防止するセキュア・
ハッシュ・アルゴリズムは幅広く使用されており、ネット・ショッピングや有料
TVアクセスからバンキング、コンピュータ・セキュリティ、セキュア・データ・
ストレージ、政府機関の通信に至るまで、日々の活動に不可欠なものとなって
います。
優勝したアルゴリズムは、開発メンバーによりKeccakというコード名が付けられ
ていました。この強力なチームは、STのエキスパートでAES(秘密鍵暗号方式の
業界標準)の共同発明者であるJoan Daemen、Guido Bertoni、Gilles Van
Asscheに加え、ベルギー人の暗号作成者でSTの元従業員であるMichael Peeters
の4名で構成されていました。Keccakは、強化されたセキュリティに加え、メモリ・
フットプリントが小さく、様々なコンピューティング・デバイス上で的確に駆動
します。ハードウェアに実装されたKeccakは、SHA-2や決勝に進出した
その他のアルゴリズムより高いパフォーマンスを示しました。また、比較的
コンパクトなソフトウェア・フットプリントが、スマート・デバイスや
「Internet of Things」に最適で、システムおよびプロトコル設計における
新たな機会が広がります。Keccakは、現在のセキュア・ハッシュ・アルゴリズム
に対する攻撃が継続される可能性を考慮し、この種の攻撃には高い耐性を持っています。
Keccakは、STがデジタル・データ保護の革新的なソリューション開発に精力的に
取り組んでいることを実証しています。この取り組みは、初期の研究・開発投資
から始まり、堅牢なセキュリティ・テクノロジを創り出しました。
このテクノロジは、セット・トップ・ボックス、サーバ、ゲートウェイ、セキュ
ア・マイクロコントローラ・ソリューション等、STの数多くのシステム・
オン・チップにすでに実装されています。
STマイクロエレクトロニクスのセキュア・マイクロコントローラ事業部ジェネラ
ル・マネージャであるMarie-France Florentinは、次の様にコメントしています。
「これはKeccakチームによる素晴らしい成果であり、このアルゴリズムは
デジタル・セキュリティの新しい世界標準になろうとしています。
Gilles、Guido、Joanは、STでデジタル・セキュリティを専門に研究を続けて
おり、お客様に彼らの国際的に認知された専門知識を提供することで、
クラス最高のセキュア・ソリューションの実現に貢献します。」
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様な
アプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアから
スマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や
遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍して
います。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」
の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい
情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL:03-5783-8240 FAX:03-5783-8216
STの暗号作成者3名を含む4名で構成された強力なチームが優勝 ~
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、セキュア・マイクロコントローラ
事業部およびアドバンスド・システム・テクノロジー・グループに所属する暗号
作成のエキスパート3名が、デジタル・セキュリティの新しい世界標準規格
であるセキュア・ハッシュ・アルゴリズム(SHA-3)を開発する国際コンテスト
で優勝したことを祝福しました。
アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が2007年に開始したこの国際コンテストは、
世界各国で数多くのセキュアなアプリケーションに使用されているセキュア・
ハッシュ・アルゴリズム(SHA-2)の後継を選ぶことを目的としています。最初、
64チームがコンテストに参加しました。2010年、NISTは、最終選考に進む
5チームを決定し、そして2012年10月上旬に、優勝チームのアルゴリズムが
新しいSHA-3規格として発行されたことを発表しました。暗号分野のエキスパー
トは国際コンテスト全体を通して、候補のアルゴリズムを分析・評価を行いまし
た。
デジタル署名やメッセージ認証コードなどのデータ改竄を防止するセキュア・
ハッシュ・アルゴリズムは幅広く使用されており、ネット・ショッピングや有料
TVアクセスからバンキング、コンピュータ・セキュリティ、セキュア・データ・
ストレージ、政府機関の通信に至るまで、日々の活動に不可欠なものとなって
います。
優勝したアルゴリズムは、開発メンバーによりKeccakというコード名が付けられ
ていました。この強力なチームは、STのエキスパートでAES(秘密鍵暗号方式の
業界標準)の共同発明者であるJoan Daemen、Guido Bertoni、Gilles Van
Asscheに加え、ベルギー人の暗号作成者でSTの元従業員であるMichael Peeters
の4名で構成されていました。Keccakは、強化されたセキュリティに加え、メモリ・
フットプリントが小さく、様々なコンピューティング・デバイス上で的確に駆動
します。ハードウェアに実装されたKeccakは、SHA-2や決勝に進出した
その他のアルゴリズムより高いパフォーマンスを示しました。また、比較的
コンパクトなソフトウェア・フットプリントが、スマート・デバイスや
「Internet of Things」に最適で、システムおよびプロトコル設計における
新たな機会が広がります。Keccakは、現在のセキュア・ハッシュ・アルゴリズム
に対する攻撃が継続される可能性を考慮し、この種の攻撃には高い耐性を持っています。
Keccakは、STがデジタル・データ保護の革新的なソリューション開発に精力的に
取り組んでいることを実証しています。この取り組みは、初期の研究・開発投資
から始まり、堅牢なセキュリティ・テクノロジを創り出しました。
このテクノロジは、セット・トップ・ボックス、サーバ、ゲートウェイ、セキュ
ア・マイクロコントローラ・ソリューション等、STの数多くのシステム・
オン・チップにすでに実装されています。
STマイクロエレクトロニクスのセキュア・マイクロコントローラ事業部ジェネラ
ル・マネージャであるMarie-France Florentinは、次の様にコメントしています。
「これはKeccakチームによる素晴らしい成果であり、このアルゴリズムは
デジタル・セキュリティの新しい世界標準になろうとしています。
Gilles、Guido、Joanは、STでデジタル・セキュリティを専門に研究を続けて
おり、お客様に彼らの国際的に認知された専門知識を提供することで、
クラス最高のセキュア・ソリューションの実現に貢献します。」
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様な
アプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアから
スマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や
遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍して
います。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」
の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい
情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
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