~アデランス産学連携~ 第36回日本美容皮膚科学会総会・学術大会においてアデランスがランチョンセミナーを2年連続で共催
2018年8月4日(土)~5日(日)
毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役 津村 佳宏)は、2018年8月4日(土)~8月5日(日)、東京国際フォーラム(東京都千代田区)において開催された第36回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、アデランスがスポンサーシップをとるランチョンセミナーを共催しました。
会期中の8月4日(土)にアデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 特任教授の乾 重樹先生が講演し、別府ガーデンヒルクリニック くらた医院 院長でアデランスのメディカルアドバイザーである倉田 荘太郎先生が座長を務めました。
美容皮膚科は皮膚科領域の中でもとくに注目を集めている領域の1つで、日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする。」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間4号発刊し、2,500人に及ぶ学会会員同士はもちろんのこと関係諸機関の方々とも密接な連携を取ることで、患者様のQOLの向上につながるという視点で活動を続けています。
第36回を迎える今回の学術大会は、「美容皮膚科のグローバルスタンダード」をテーマに東京都内で開催され、アデランスが本学会に共催するのは昨年に続き2回目となります。
アデランスはトータルヘアソリューションにおけるリーディング企業の使命として、経営理念の一つである「最高の商品」の開発および毛髪関連業界の発展を目指し、機能性人工毛髪や医療向ウィッグの研究開発、育毛・ヘアスカルプケア関連研究、抗がん剤脱毛抑制研究など、産学連携にて毛髪関連の研究を積極的に取り組んでおります。
その産学共同研究の成果を国内外の学会を通じて発信し、また、世界の研究者に研究成果を発表いただくことは、毛髪界の更なる進展となり、ひいては多くの方の髪の悩みの解消に寄与し、当社のCSR(企業の社会的責任)であると考えております。
■アデランスランチョンセミナー 講演概要
座長
別府ガーデンヒルクリニック くらた医院 院長
倉田 荘太郎先生
演者
大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 特任教授
乾 重樹先生
演題
毛成長デバイスとしての赤色LED:基礎から臨床へ
Red LED as a device for hair regrowth: From basic to clinical aspects
講演内容
我々は赤色Light emitting diode (LED)の育毛効果の可能性を探るため、基礎的実験を行った。まず背部を剃毛したマウスへの赤色LED照射実験の結果、有意にコントロール群に比して毛成長面積は増加していた。また、赤色LED照射培養ヒト毛乳頭細胞の培養上清を用いたELISA法の結果、HGF, Leptin, VEGF-A の濃度が赤色LED照射で有意に上昇していた。HGFは毛成長を刺激し、退行期移行を遅らせることが、VEGF-Aは毛包周囲の血管網を発達させ、その結果毛包組織を大きくさせることがすでに知られており、我々はLeptinについても成長期移行の促進について報告した。以上より、赤色LEDは毛乳頭からのHGF, Leptin, VEGF-Aなどのパラクラインメディエーターを誘導、毛成長を促進している。
LEDは低コスト、ポータブル性、さらに皮膚への低刺激性から、安全な毛成長促進機器となる。また主に海外で行われている臨床試験の成績でも良質なエビデンスが得られており、2017年に発表された男性型および女性型脱毛症の診療ガイドラインでは低出力レーザーとともに推奨度B(行うよう勧められる)と評価された。
学会概要
学会名称 :第36回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
会 期 :2018年8月4日(土)~8月5日(日)
会 場 :東京国際フォーラム(東京都千代田区)
会 頭 :クイーンズスクエアメディカルセンター 尾見 徳弥先生
※アデランス共催のランチョンセミナーは、8月4日(土)に開催しました。
美容皮膚科は皮膚科領域の中でもとくに注目を集めている領域の1つで、日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする。」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間4号発刊し、2,500人に及ぶ学会会員同士はもちろんのこと関係諸機関の方々とも密接な連携を取ることで、患者様のQOLの向上につながるという視点で活動を続けています。
第36回を迎える今回の学術大会は、「美容皮膚科のグローバルスタンダード」をテーマに東京都内で開催され、アデランスが本学会に共催するのは昨年に続き2回目となります。
アデランスはトータルヘアソリューションにおけるリーディング企業の使命として、経営理念の一つである「最高の商品」の開発および毛髪関連業界の発展を目指し、機能性人工毛髪や医療向ウィッグの研究開発、育毛・ヘアスカルプケア関連研究、抗がん剤脱毛抑制研究など、産学連携にて毛髪関連の研究を積極的に取り組んでおります。
その産学共同研究の成果を国内外の学会を通じて発信し、また、世界の研究者に研究成果を発表いただくことは、毛髪界の更なる進展となり、ひいては多くの方の髪の悩みの解消に寄与し、当社のCSR(企業の社会的責任)であると考えております。
■アデランスランチョンセミナー 講演概要
座長
別府ガーデンヒルクリニック くらた医院 院長
倉田 荘太郎先生
演者
大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 特任教授
乾 重樹先生
演題
毛成長デバイスとしての赤色LED:基礎から臨床へ
Red LED as a device for hair regrowth: From basic to clinical aspects
講演内容
我々は赤色Light emitting diode (LED)の育毛効果の可能性を探るため、基礎的実験を行った。まず背部を剃毛したマウスへの赤色LED照射実験の結果、有意にコントロール群に比して毛成長面積は増加していた。また、赤色LED照射培養ヒト毛乳頭細胞の培養上清を用いたELISA法の結果、HGF, Leptin, VEGF-A の濃度が赤色LED照射で有意に上昇していた。HGFは毛成長を刺激し、退行期移行を遅らせることが、VEGF-Aは毛包周囲の血管網を発達させ、その結果毛包組織を大きくさせることがすでに知られており、我々はLeptinについても成長期移行の促進について報告した。以上より、赤色LEDは毛乳頭からのHGF, Leptin, VEGF-Aなどのパラクラインメディエーターを誘導、毛成長を促進している。
LEDは低コスト、ポータブル性、さらに皮膚への低刺激性から、安全な毛成長促進機器となる。また主に海外で行われている臨床試験の成績でも良質なエビデンスが得られており、2017年に発表された男性型および女性型脱毛症の診療ガイドラインでは低出力レーザーとともに推奨度B(行うよう勧められる)と評価された。
学会概要
学会名称 :第36回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
会 期 :2018年8月4日(土)~8月5日(日)
会 場 :東京国際フォーラム(東京都千代田区)
会 頭 :クイーンズスクエアメディカルセンター 尾見 徳弥先生
※アデランス共催のランチョンセミナーは、8月4日(土)に開催しました。
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