西日本旅客鉄道株式会社の “新しい決済サービス”「Wesmo!」申込手続きに、TRUSTDOCKのeKYCサービスを導入

― 煩雑な本人確認・法人確認業務をAPI組み込みとBPOで実現 ―

TRUSTDOCK

2025年5月28日 13時00分

株式会社TRUSTDOCK（東京都中央区、代表取締役：千葉孝浩）は、西日本旅客鉄道株式会社（大阪府大阪市、代表取締役社長：長谷川一明）が展開する“新しい決済サービス”「Wesmo!」に、eKYCサービス「TRUSTDOCK」の提供を開始いたしました。

eKYCサービス「TRUSTDOCK」導入の背景とねらい

「Wesmo!」はJR西日本が提供する“新しい決済サービス”です。BLUEタグタッチやQRコード読み取り・提示で簡単にお支払いができ、全国のWesmo!加盟店やコンビニエンスストアなど、Smart Code™マークがある全国160万か所以上（2025年5月時点）で使用可能です。

またJR西日本グループ共通のポイントサービス「WESTERポイント」を貯めて使うことができ、移動や買い物でお得にご活用いただけます。

「Wesmo!」では、決済サービスの性質上、犯罪収益移転防止法に基づいた利用者の本人確認のほか、加盟店の法人確認が必須となります。従来のアナログ手法で確認業務を行うには膨大な工数が掛かるため、本人確認・法人確認の両方に対応できるeKYCサービスの導入が急務となりました。

今回、TRUSTDOCKが犯罪収益移転防止法施行規則第六条1項1号に準拠した手法「ホ」方式対応API、各種確認業務BPOを提供することによって、人的コスト・工数を大幅に削減し、確認業務の速度アップや利便性の向上に寄与いたします。

※QRコードは（株）デンソーウェーブの登録商標です。

「TRUSTDOCK」導入の決め手

西日本旅客鉄道株式会社より

① 本人確認・法人確認の両方を実現できる豊富なサービスラインアップ

② 他社にはない、根本的な課題をクリアするための提案

まず、1社のサービスで利用者に対する本人確認・加盟店に対する法人確認の両方に対応でき、BPOによって煩雑な確認業務を一括で委託できるところが魅力的でした。

Wesmo!は、消費者、加盟店、取引先をつなげる国内でも前例のないユニークな決済サービスを目指しております。そのため、多様なユーザーとのスムーズな本人確認を実現するための統合システムが必要でした。

この課題に対し、TRUSTDOCKからは「加盟店の登録・管理システムとTRUSTDOCKのAPIを連携させることで、包括的かつ効率的な法人確認を実施」という提案を受けました。eKYCに関わる部分だけではなく、本人確認を通じたサービスの質の向上を目指した提案が魅力的であり、今回の導入に至りました。

Wesmo!について

Wesmo!は、J-WESTカード、ICOCAに続く、JR西日本が提供する“新しい決済サービス”です。社会インフラ企業であるJR西日本が決済サービスの豊富なノウハウを活かして、誰もが便利、おトク、楽しいを実感できるサービスを提供します。

Wesmo! のブランドコンセプトは「Moving is Value.」。Wesmo! を通じて、日常生活の買い物や食事をする、電車に乗って移動する、といった動きを活性化させ、“楽しい”、“また行きたい”と感じ、人が動き、経済も動くといった価値があるものに変えていきます。そして日本中にたくさんのご贔屓（また行きたくなる場所、応援したくなるお店、というようなお客様とお店、お店と取引先などのつながり）を創出してまいります。

「Wesmo!」サービスサイト：https://wester.jr-odekake.net/wesmo/