StudyJam（スタジャム）が東邦ガスと連携し、ふるさと納税PRをテーマにした、自治体連携プロジェクトを実施

― 中京テレビ放送と三井物産子会社エクオルの協業サービス「スタジャム」が、新たな産官学連携の場を創出 ―

中京テレビ放送株式会社

2025年7月30日 14時00分

中京テレビ放送株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：黒崎太郎）は、三井物産子会社の株式会社エクオルと共同運営する高校生向け探究学習プラットフォーム「StudyJam（スタジャム）」を、東邦ガス株式会社・江南市・愛知県立古知野高等学校に提供。「ふるさと納税返礼品のPR」をテーマに、高校生が自身の住む地域と繋がる取り組みを行いました。

この取り組みは、社会や地域のリアルな課題を題材に、産官学連携の力で新たな価値を創出し、生徒自身が地元の魅力や産業に触れながら成長する――そんな“主体的に地域産業と関わること”の実現に向け

た第一歩になります。

背景・経緯

本プロジェクトは、「江南市のふるさと納税寄付額を拡大したい」という地域の明確なニーズに応えるものです。江南市のSDGsパートナーである東邦ガスが、「新しい世代ならではの発想で、地元事業者の商品をPRしたい」との江南市の想いを受け、StudyJamが課題解決の場として導入されました。

StudyJamの仕組みを活用したことで、行政・企業・学校の3者が“対等な立場”で地域課題を共有し、それぞれの視点や強みを活かした協働が実現しています。

プログラム実施内容と特徴

日時：2025年7月16日（水）11:40〜12:25

場所：愛知県立古知野高等学校

対象：地域ビジネス科2年生（観光・マーケティングコース）47名

テーマ：新社会人が欲しくなる江南市のふるさと納税返礼品のPR方法

対象の返礼品：森永乳業の紙パック飲料／五王製菓のみたらし団子／#imolaboのスイートポテト

授業冒頭では、江南市職員がふるさと納税制度や市の現状について解説。

生徒は、StudyJamが江南市職員にインタビューを行い制作した動画教材を視聴して課題への理解を深めた後、グループや個人で活発に議論を行いました。

本プログラムの主役はあくまで高校生。彼らは身近な情報・SNS・最新の動画プロモーション手法なども活用し、「ショート動画」という発信手段で地元返礼品の魅力をどう伝えるかを真剣に考えました。この過程を通じて、生徒自身が地元企業とその製品について深く知り、地元産業の魅力や事業者の取り組みを“自分ごと”として実感できたことに大きな意義があります。