note、非エンジニアを含む全職種にAIコードエディタ「Cursor」を導入
全社員がAIとともに開発に挑戦できる制度を開始

note株式会社は2025年12月より、全社員を対象に、AIコードエディタ「Cursor」を自由に利用できる新制度を導入しました。開発職に限らず、マーケターや人事、カスタマーサクセスなどあらゆる職種の社員がAIと共に開発に挑戦できる環境を整えることで、業務効率化だけでなく、新しいアイデアやサービスの創出につなげていくことを目指します。
制度導入の背景
noteでは2022年に全社員を対象に「テックチャレンジ補助」を導入し、業務との関連性を問わず、技術関連の学習や個人開発を年間12万円まで支援してきました。また、非エンジニア職も多数参加する社内ハッカソンを定期的に開催し、メルマガ作成ツールやデータ分析ツールなど、実際の業務課題を解決するアプリケーションを短時間で開発してきました。
▼これまでの社内ハッカソンのレポート
https://note.jp/n/n7149d4d679be
https://note.jp/n/n11b132e006a5
今回、AIコードエディタ「Cursor」を全社員が利用できる制度を新設することで、エンジニアだけでなくマーケター、労務、カスタマーサクセスなど、あらゆる職種の社員が開発体験を通じて業務効率化や新しい価値の創出へ取り組めるようになります。
noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げています。このミッションを実現するためには、社員一人ひとりがAIをはじめとした新しい技術を使いこなし、クリエイティブに課題を解決できる環境が重要だと考えました。
Cursorの社内での活用イメージ
Cursorは、PC上の任意のファイルやフォルダに対して、AIエージェントが自律的にさまざまなタスクを遂行するAIコードエディタです。複雑な作業を分析・処理することができるため、プログラミングに限らず、以下のような多様な業務に活用できます。
(1)マーケティング
データ分析ツールから取得したデータを読み込ませ、基本的な集計や仮説の抽出を自動化。アイデア出しなども効率的に実行できます。
(2)労務
複数の社内規定ファイルをもとに、社員から寄せられる質問への回答案を作成。複雑な規定の確認作業を大幅に効率化できます。
(3)カスタマーサクセス
顧客が過去に投稿した記事データを分析し、傾向をレポート化。今後の改善点などのフィードバック資料を自動生成できます。
(4)編集・コンテンツ制作
記事を作成する前の情報収集や参考資料の作成、コンテンツを作成した後の効果分析などに活用できます。
note株式会社 取締役CTO 今 雄一コメント
Cursorが備えるAIエージェントを活用すれば、PC上の作業環境でAIと効率的に協業できます。今回、全職種を対象にCursorを導入したのは、職種に関わらずすべての社員が、本質的な価値創造に時間を使える環境を作りたかったからです。
AIエージェントは、効率化のための道具である以上に、私たちの創造性を拡張する相棒です。自分のアイデアをすばやく形にし、試行錯誤を重ねながら最適解を見つけていく。Cursorは、その一連の作業を強力にサポートします。
AIエージェントを使いこなす経験を積み、AIの可能性を肌で感じることは、職種を問わずこれからのキャリアにおいて重要になります。noteでは、AIエージェントの活用方法に関する教育プログラムも提供し、全社員の挑戦を後押ししていきます。
note
noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。個人も法人も混ざり合って、好きなものを見つけたり、おもしろい人に出会えたりするチャンスが広がっています。2014年4月にサービスを開始し、約6407万件の作品が誕生。会員数は1052万人(2025年8月末時点)に達しています。
●URL:https://note.com/
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note株式会社
わたしたちは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォームnoteは、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しています。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、メンバーシップでファンや仲間からの支援をうけたり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を紹介したり、note proを活用して法人や団体が情報発信をしたりしています。
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2
設立日:2011年12月8日 代表取締役CEO:加藤貞顕 コーポレートサイト:https://note.jp
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