「子どもの五感」に関する意識調査 日常的に五感を意識して使えていない「五感難民」が約3人に2人!?~コロナ禍での子どもの五感刺激の希薄化も懸念~
子育て経験者の95%が五感刺激を大切だと考える一方、その大半が五感刺激を意識した子育て方法を知らないことが明らかに
【調査結果概要】 1. 日常的に五感を意識して使っていない大人の“五感難民”が約3人に2人! 一方で、約90%の大人が五感を意識する大切さを感じており、ギャップが生じる結果に。 2. 約95%のママパパが、子どもの五感の刺激の必要性を感じ、経験させたいと思っている。 刺激の重要性を感じる五感の第1位は「触覚」、第2位は「視覚」に。 3. 約80%のママパパが五感を刺激する遊びや方法を知らず、 さらに約70%は、五感の刺激を意識した子育てを行っていないと回答。 2才以下のママパパの考える、五感を刺激する行動第1位は「おもちゃで遊ぶ」。 4. コロナ禍において、80%以上のママパパが、子どもの五感を刺激する経験が難しくなったと回答。 「外出機会の減少」などのコロナ禍の子育てならではの悩みが原因に。 さらに0~3才のママパパの90%以上が、家の中で五感を刺激できる遊びを取り入れたい! |
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「マテル・インターナショナル調べ」と明記してください。
【調査概要】
調査対象:0~9才の子どもを持つママパパ500名
※日常的に五感のすべてを意識して使っているかの調査のみ20~60代男女1500名に調査
調査手法:インターネット調査
実施期間:2021年9月
1. 日常的に五感を意識して使っていない大人の“五感難民”が約3人に2人!
一方で、約90%の大人が五感を意識するの大切さを感じており、ギャップが生じる結果に。
「日常的に五感を意識して使っているか」を調査したところ、20代~60代の男女のうち65.1%が「いいえ」と回答し、約3人に2人にのぼることが明らかになりました。この結果と日本の人口から算出すると、日常的に五感を意識して使えない大人の“五感難民”が全国で5,075万人いると推定されます。
その一方で、五感を意識することは大切だと89.6%が思っており、大切と思いながらも五感を使えないというギャップが生じていることが分かりました。
また、大人が五感を刺激するために行っていることの第1位は「自然に触れる(56.0%)」、第2位は「おいしいものを食べる(46.0%)」となりました。さらに、「特にしていない」と回答したのは25%となり、70%以上が何かしら五感を刺激するために行動をしていることが分かりました。
2. 約95%のママパパが子どもの五感刺激の必要性を感じ、経験させたいと思っている!
刺激の重要性を感じる五感の第1位は「触覚」、第2位は「視覚」に。
0~9才の子どもを持つママパパに、子どもの五感を刺激することは大切だと思うかについて調査したところ、95.8%が「はい」と回答し、子どものうちから五感の刺激が必要だと思っていることが分かりました。さらに、五感を育てるのに最も重要な年齢は「2~3才(幼児)(53.4%)」と半数以上が答えました。しかし、一般的には五感を育てるのに「0~1才(乳幼児)」が重要とも言われる中で、正しい認識があまり広まっていないことが伺えます。
さらに、94.6%のママパパが、子どもに五感を刺激する経験をしてほしいという結果になりました。また、五感のうち刺激することが重要だと思うものを調査すると、第1位は「触覚(77.8%)」、第2位は「視覚(75.4%)」、第3位は「聴覚(68.6%)」と続きました。どの感覚も半数以上が刺激の重要性と感じており、各感覚を刺激していくことを求めていると考えられます。
3. 約80%のママパパが五感を刺激する遊びや方法を知らず、さらに約70%は、五感の刺激を意識した子育てを行っていないと回答。
2才以下のママパパの考える、五感を刺激する行動第1位は「おもちゃで遊ぶ」。
多くのママパパが子どもの五感刺激の重要性を感じている一方、78.6%は五感を刺激する遊び方や方法を知らないと答えました。また、五感の刺激を意識した子育てを行っていないと回答したママパパは68.6%となりました。この結果から、五感を刺激する子育てを行いたいと思いながらも、どのように取り組めばいいか分からず取り組めていない家庭が多いことが伺えます。
さらに、0~9才の子どもを持つママパパが考える、子どもの五感を刺激すると思う行動としては、「おもちゃで遊ぶ(68.6%)」、「自然のある場所へでかける(66.6%)」が多くなり、それぞれ65%以上が回答しました。特に0~2才の子どもを持つママパパの回答としては、どの年齢でも第1位は「おもちゃで遊ぶ」という結果になり、おもちゃによって五感を刺激したいと思っていることが分かりました。
4. コロナ禍において、80%以上のママパパが子どもの五感を刺激する経験が難しくなったと回答。
「外出機会の減少」などのコロナ禍の子育てならではの悩みが原因に。
さらに、0~3才のママパパの90%以上が家の中で五感を刺激できる遊びを取り入れたい!
「コロナ禍の子育てにおいて、子どもの五感を刺激する経験をさせることは難しくなったか」について調査したところ、81.8%のママパパが「はい」と回答しました。また、難しくなった理由の第1位は「外出機会が減ったため」となり、コロナ禍特有の状況の中で、子育ての不安を感じていることが伺えます。
「家の中で五感を刺激しながら遊べる方法があれば、知りたいと思うか」という質問では、87.2%が「はい」と回答しました。特に、0~3才のママパパの92.0%が知りたいと答えており、子どもの年齢が低いママパパほど、家の中で五感を刺激しながら遊べる方法に関心度が高いことが明らかになりました。
また、89.6%が家の中で五感を刺激しながら遊べる方法があれば、取り入れたいと思っていることが分かりました。さらに、0~3才の子どもを持つママパパの95%が取り入れたいと回答しており、全体と比べても家の中で五感を刺激しながら遊べる方法を求めていることが明らかになりました。幼いうちから家の中でも五感を刺激し遊べる方法をより広めていくことが大切になっていると伺えます。
フィッシャープライスについて
フィッシャープライスは、1930年に誕生し、2020年に90周年を迎えたマテル社のベビー・プリスクールおもちゃブランドです。世界No.1*の売り上げ、シェアを誇り、世界150か国以上で販売されています。フィッシャープライスは、お子さまに安心して遊んでいただけるよう、安全性と耐久性を重要視し、世界の安全基準をすべて検証して、一番厳しいものに合わせています。毎年400以上の新たなアイデアについて、年間2,500人以上の子どもたちとそのママ・パパが商品開発に参加しています。
公式サイト:http://mattel.co.jp/toys/fisher_price/
*THE NPD GROUP/G12/2020/USD
マテル社について
マテル(Mattel)グループは、玩具およびファミリー向け製品のデザイン、製造、マーケティングにおける世界的リーディング企業です。マテル社のベストセラー・ブランドとして、史上最も有名なファッションドール・バービー(Barbie®)のほか、ホットウィール(Hot Wheels®)、きかんしゃトーマス(Thomas & Friends®)、フィッシャープライス(Fisher-Price®)、メガブロック(MEGA® BLOKS)に加え、様々なエンターテイメントから着想を得た玩具ラインがあります。マテル社は、2015年に『Ethisphere Magazine』の「World’s Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)」に選ばれ、2014年に『Corporate Responsibility Magazine』の「100 Best Corporate Citizens」で第5位に選ばれています。全世界の事業を統括する本社をカリフォルニア州エルセグンドに置くマテル・グループは、150以上の国で製品を販売しています。
公式サイト:http://www.mattel.co.jp/
お客様からのお問い合わせ先
マテル・インターナショナル株式会社
カスタマーサービスセンターTEL:03-5207-3620
<受付時間10時~16時月~金(土・日・祝日除く)>
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像